まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

あそびの学校とレンゲの会 ’15.1月

2014-12-09 17:27:58 | 文庫のページ
あそびの学校 2015年1月17日(土)10:30~12:30
<大人向けの講座> 年8回の講座です。参加費200円
 PPバンドでセパタクローを作ります。
 今年度は 毎回、昔のあそびを取りあげます。1月は「あやとり」です。
 毎回15分、詩やわらべうた、手遊び、絵本の紹介をしています。
 次回は2月21日(土) おりがみで、おひなさま・ピカチュー風船を作ります。昔のあそびは「お手玉」です。

レンゲの会 2015年1月26日(月)10:00~13:00
月1回、子どもの本についておしゃべりしています。どなたでも参加できます。
1月26日は
 『海の島』『睡蓮の池』『海の深み』『大海の光』
   ステフィとネッリの物語4部作
 アニカ・トール 菱木晃子訳 新宿書房
 を取りあげます。上記のどれか1冊をお読みください。
 次回は2月23日(月) 大人向けおはなし会です。
◎レンゲの会に参加していない方もどうぞご参加ください。
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新春特別おはなし会のお知らせ

2014-12-09 17:13:32 | 文庫のページ
新春特別おはなし会  2015年1月31日(土)3:30
 11月29日の秋の特別おはなし会では、子どもが6人、大学生が2人、大人が3人語りました。語ってくれる人も聞く人も多く、長い時間になりましたが、たくさんのお話を楽しめました。ありがとうございました。1月には新春特別おはなし会を開きますので、また新しいおはなしを覚えて語ってみませんか。この冬休み、おはなしに挑戦してもらえたらうれしいです。初めての方もおはなしを覚えてみませんか。
 語ってくれる人は、1月10日(土)までに、おはなしの題名をお知らせください。
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新しく買った本 ’14.12月

2014-12-08 11:16:47 | 文庫のページ
『メリークリスマス ―世界の子どものクリスマス―』
           R.B.ウィルソン文 市川里美画 さくまゆみこ訳 冨山房
 クリスマスが近くなりましたが、外国ではどんなふうにクリスマスをお祝いするのでしょう。市川里美さんのすてきな絵で語られるクリスマスの本です。
 クリスマスのお祝いがどうして始まったのか、まずイエス・キリストの誕生の物語が紹介されています。つぎにドイツやオランダ、イギリス、アメリカなど世界中でどんなふうにクリスマスをお祝いするか、とても興味深く紹介されています。クリスマスの歌やショウガクッキーの作り方、ワラの星やハートの形のかごの作り方なども載っていて、いろいろにクリスマスを楽しめる本です。
『クリスマスのりんご ―クリスマスをめぐる九つのお話』
     ルース・ソーヤー、アリトン・アトリーほか 上條由美子編・訳 福音館書店
 これも、クリスマスの時期に楽しみたいすてきなクリスマスの物語です。表題の「クリスマスのりんご」はルース・ソーヤーの再話で、クリスマスに大聖堂のイエスさまにささげるため、何年もかけてすばらしい時計を作ったにもかかわらず、隣の女の子を助けるため、その時計を手放してしまうおじいさんのお話です。手元には1個のりんごしかなく、おじいさんはそれをイエスさまに持っていきます。湖の中の小さい島に住むおじいさんと少年の話も感動的です。湖が凍り、雪に閉じ込められ、本土から食料も届かず、寒さのため大事にしていた本まで燃やしてしまいますが、クリスマスの日、動物たちがすてきな贈りものを届けてくれます。
 どのお話にもクリスマスに起きる不思議なことがすてきに語られて心に残ります。
『シノダ! 都ギツネの宝』 富安陽子 偕成社
 シリーズ8作目。今回は夜叉丸おじさんとユイたちが京都中を駆け回って、300年前に行方不明になった都ギツネの宝物を探す物語です。
 300年前、決して持ち出してはいけない都ギツネの宝物がなぜ持ち出されたのか、その宝物とは何か、都ギツネの依頼を受けた夜叉丸おじさんは、「風の耳」「時の目」「魂寄せの口」を持つユイとタクミとモエの力を借りて、宝物を探します。いつもはトラブルメーカーのおじさんですが、今回は京都の古い歴史や神社、祭り、地名に詳しく、ユイたちのおじさんを見る目もちょっと変わります。目に見えない怨霊や魑魅魍魎(ちみもうりょう)も登場し、不思議がいっぱいの物語です。
『夏の朝』 本田昌子 木村彩子画 福音館書店
 見事に咲き誇る蓮の花が、半透明のカバーを通して美しく浮かび上がる表紙が印象的な本です。中学2年生の莉子が、祖父の1周忌の法要の後、毎朝、その蓮の花と向き合う中で不思議な体験をしていく物語です。蓮の花のつぼみには「想い」が詰まっていて、蓮の花が開くときにはぽんと音がするという話を聞いた莉子は、朝早く起きて、その音を聞こうとします。そのたびに莉子は不思議な時間に紛れ込んで、亡くなった祖父と出会います。会うたびに祖父は若くなり、最後は子ども時代の祖父に出会います。蓮の花が語ってくれた夏の朝の不思議な物語。
『秘密の王国 評伝石井桃子』 尾崎真理子 新潮社
 2008年4月、101歳で亡くなった石井桃子さんの評伝です。1959年生まれの著者は子ども時代、たくさんの優れた海外の絵本や児童文学に出会い、石井桃子さんによって養われた豊かな言語体験を持つことができたという実感をお持ちの方です。95歳の石井さんに延べ5日間、インタビューし、膨大な手紙をもとに書き上げた力作です。長い時間をかけてよくぞここまで調べぬいたと思うほど丹念に調べて、石井さんの生きた時代もろとも見事に描いた評伝です。
 第1章から第7章まで年代を追って書かれています。石井桃子さんの101年の人生が日本の子どもの本にとってどんなに大きな存在であったか改めて知ることができます。また若き日、菊池寛や太宰治、井伏鱒二など、昭和の文壇の人びととの出会いや、戦争体験、戦後の農業・酪農にかかわった体験など、昭和という時代を生きた石井さんの姿もあらためて印象深く知ることができます。547ページという膨大な内容ですが、ぜひ手にとっていただきたい本です。
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12月・1月の文庫の日 ’14

2014-12-08 11:03:25 | 文庫のページ
12月10日(水)
 3:30 おはなし 「海の水はなぜからい」 武田
 4:00 おりがみ(クリスマスツリー)
12月13日(土)
 第2土曜日は文庫お休みです
12月17日(水)
 3:30 おはなし 「ルンペルシュティルツヘン」 みちえ
 4:00 布で作るクリスマスツリー
12月20日(土)
 クリスマス会
12月24日(水)~1月10日(土)
 文庫の冬休み
2015年
1月14日(水)
 3:30 おはなし 「おんちょろちょろ」 松尾
 4:00 カルタ・すごろく・坊主めくり
1月17日(土)
 3:30 おはなし 「だめといわれてひっこむな」 松尾
 4:00 カルタ・すごろく・坊主めくり

*来年は1月14日から始めます。カルタやすごろく、坊主めくりをして遊びます。みかんとお茶も用意しています。新年のお祝いをしましょう。お家の方もどうぞおいでください。
 今年もいろいろお世話になりました。どうぞよいお年をお迎えください。
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今月の詩 ’14年12月

2014-12-08 10:48:03 | 文庫のページ
  ふりそそぐ 
                さざんかみえこ
 やさしい てがみのように
 いいにおいが こぼれました
 そよそよ しんしん
 いいにおいが
 あたりに ひろがります
 うれしくて そっとわらったら
 こんどは
 はなびらが こぼれました

 はらはら ひらひら
 きれいな いろが
 いつまでも いつまでも
 じめんに こぼれていきます

 きっとこうして
 おおむかしから
 わたしたちは
 いいにおいと はなびらを
 ちきゅうに
 ふりそそいでいるのね
   (『のはらうたⅤ』 工藤直子 童話社)
 
 12月に入って、ますます寒くなってきました。そんな寒さの中でも真っ赤な花を咲かせている木があります。知っていますか。さざんかです。椿に似ていますが、散る時には花びらで散るので、椿と区別がつきます。文庫の部屋から見えるので、見に来てください。年々、木が大きくなって、たくさんの花をつけるようになりました。地面が花びらで赤く染まるくらい、咲いては散り、咲いては散り、雪の中でも咲き続け、冬中、楽しませてくれます。
 そんなさざんかを見ながら、今月は『のはらうたⅤ』から、さざんかみえこさんの詩を楽しみたいと思います。
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クリスマス会 12月20日(土)14:00~16:00

2014-12-08 10:11:01 | 文庫のページ
<第1部>
 1 キャンドルサービス お部屋を暗くして、ろうそくに火をともします。
 2 おはなし 「こびとのくつや」      グリムの昔話  みちえ
        「十二のつきのおくりもの」  スロバキアの昔話 松尾
<第2部>
 1 今月の詩  今年一年間の「今月の詩」をみんなで朗読
 2 紙芝居   「ぐりとぐらのおきゃくさま」(なかがわりえこ と やまわきゆりこ)
 3 わらべうた うの字  はとととんびと  ひとつひよこは
 4 カード   「クリスマスの12にち」(マザー・グース)
 5 影 絵   「おおきなかぶ」 ロシア民話より
 6 わらべうた 123の2の4の5  しゃくとり虫  でんでらりゅうば 他
 7 おぼえて語ろう! 詩やわらべうた、なんでもいいです。おぼえて語ろう!
 8 スライド  「てぶくろ」(ウクライナ民話)
         「イエスさまのおたんじょう」

*恒例のキャンドルサービス。お部屋を暗くして、ひとりひとりのろうそくに火をともしていきます。ろうそくに火がともると、お部屋が暖かなやさしい光につつまれて美しいです。緊張した面持ちでろうそくを持っている子どもたちの姿も印象的です。キャンドルサービスはすぐに終わってしまうので、遅れないように来てください。

*その他にも楽しいプログラムを用意していますので、お友だちをさそって来てください。お家の方もどうぞおいでください。お母さんたちにご協力いただいて、今年もすてきなプレゼントを用意しますお楽しみに!

*クリスマス会の後、5時まで本の貸し出しをします。(15冊まで)
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