ガロアの理論に挑戦中

　受験の数学も一段落したので、ガロアの理論に挑戦中。技術評論社「天才ガロアの発想力」小島寛之著
こんな具合。

　「基礎の体を係数とする方程式の解を付け加えた体を考える。基礎の体をF、方程式の解を付け加えたFの拡大体をK。
KのF上の自己同型写像の全体から作られる群をGとする・・・。」こうした舞台を用意し、定理の紹介に入る。

　ガロアの理論は今まで何度も何度も色々な本で読んで来たが、途中で挫折。この本は体と拡大体、自己同型写像、部分群と中間体の対応などの説明が分かりやすい。難しい定理は概要を分かりやすく説明し、定理のおおざっぱな証明をやさしく紹介しながらて、ガロアの理論を解説している。厳密な数学書ではなく、解説本といったところ。
　今はだんだん難しい所に差しかかっているので、何度も前のページの説明を繰り返し読みながら理解しようとしている。
　一般の数学書と違い、定理と定理の関連なども解説してくれるので、読む気持ちがかき立てられる。ガロア理論の概要を知るには持ってこいの本である。

愛知旅行３

２月２７日、ホテル朝食


ホテルをチェックアウト。荷物を預かってくれることになった。なかなか親切な良いホテルだった。

名古屋から近鉄特急に乗る。


伊勢市駅。伊勢神宮前の駅の割には、ぱっとしなかった。


駅前に「ようこそ」の塔があった


古い旅館



観光案内所で情報を得る。1000円で一日乗り放題のバス乗車券を購入。




まずは外宮へ。


杉の花粉でいっぱい！！　杉花粉症の身にはこたえる。は～くしょん！！！！


外宮をお参りした


安産のお守りをいただく


バスで移動、内宮へ


五十鈴川の橋を渡る。


内宮参拝は結構歩く。


ついに内宮へ到着。石段には人がいっぱい。少しずつ石段を上った。だいたい１分で１段くらいのペースか・・・。
結構待った。上を見ると、杉には花粉がいっぱい。こわーい。


やっと参拝出来ることに・・・。


お参りが終わり、五十鈴川ほとりで休憩。


水がきれい


内宮を出て、バス停へ向かう途中「赤福」のお店。本店だと思ったら違った。本店を見損なった。


バス停。このあと二見が浦へ。


昼食後（写真撮らなかったが、立派な海老フライだったー）、見学へ。

二見が浦にある神社


夫婦岩。ここは女房が小学校の修学旅行で来たという。私は女房が妊娠中でお腹が大きいとき、祖母を連れてここへ。二人ともそれぞれ懐かしい場所となっている。



お土産を買って、再びバスに乗り、宇治山田駅へ。「変っていない」と、女房が懐かしがった。
昭和の初期の建築物で有形文化財だそうだ。


近鉄特急で再び名古屋へ。ホテルに寄って荷物を受け取り、新幹線で帰った。

おわり

決死隊

　原発事故で作業にあたっている人たちは大変だろう。放射能は目に見えず、体にも感じないだろう。だが、放射能を「火」だと思えば、事故現場はごうごうと燃え盛っている火災のようなものだろう。大火災では消防士も火の中に入ることも困難だ。舵ならば「防火服」である程度火の影響を和らげて消火作業や救出作業に当たれるが、放射能に対する防護服はそれほどの効果はないといってもいいだろう。いわば決死隊の人たちが事故の作業に携わっているのだろう。
　

一週間たって

　震災から一週間がたって、今日は土曜日。計画停電もなく平和な一日となりそうだ。テレビもNHKが普通の放送を始めたり、民法では海外旅行の楽しいレポートがあったり、普通の火に戻ったようだ。原発はまだ予断は許さないが、放水も一応成功。ポンプへの電力線の配線も進むという。
　現地では９日ぶりに被災地から男性が一人救出されたという。恩師や大学時代の友人へのメールも一段落した。

　昨日は卒業式で、来賓受付のそばに生徒会役員の生徒が募金箱を持って立っていた。昨年１学年の教えたA君だった。わずかだが1000円札を出し棋譜をした。帰りは自宅近くの駅前で、障がい者団体の人が、東北地方の障がい者への募金を訴えていたので、500円玉と100円玉をいくらか募金箱に入れて来た。もっと募金すればいいのにと思った。ケチだなーと思った。

卒業式

　ボランティアに行っている中学校の卒業式に出席した。
　電車が直通ではなく乗り継ぎだった。停電の影響だろうか。１時間ちょっとで行ける所を２時間の予定で早めに家を出たら、思いのほか順調に着いたので、マクドナルドでコーヒー、最寄り駅でモーニングとはしごをして時間をつぶしたが、30分早く到着した。

　昨年は卒業生の教職員として卒業式に出たが、今年は「来賓として」卒業式に出た。地域の方から「太鼓はどうしました？」と聞かれた。おはやしをやっていることを覚えて下さっていたのだ。「だいぶうまくなりました」と答えることができてよかった。
　式は昨年にも増していい卒業式となった。来賓だからと思っていたら、感激してしまった・・・。

　式後は校庭で見送り、ビデオを撮っていると、卒業生がときどき駆け寄って来て握手をした。大震災の後の計画停電が続く東京で、これから新生活を迎える卒業生は大変だろうなと思った。
　その後、校長先生や副校長先生のご好意で、昼食をごちそうになった。教職員一同が昨年にも増して協力が進んでいるのを感じうらやましく思った。

無事だった

　大学時代の知人は無事だった！なんと彼は３月上旬からフランスの大学で客員教授として招かれていて、難をのがれたそうだ。もし無事でなかったら、大変申し訳ないメールになると思い、メールを送るのをためらっていたが・・・。恩師にも早速連絡をした。

原発神話

　福島原発のそばにいる人たちはとても眠るどころではないだろう。神戸に震災があっとき、福島の原発は大丈夫なのかと地元の人々が東電に行ったとき、担当者は余計な心配するなといわんばかり、聞く耳を持たなかったそうだ。しかし「原発神話」もくずれたのだ。チェルノブイリの事故のときも、技師長は「絶対安全」と自負をしていたそうだ。だが事故は起こった。技術におぼれ、おごった結果は悲惨だ。

東北にいる知人は

　東北に知人がいる。数年来音信不通だ。大学の時代の友人だ。一人は数学科、一人は吹奏楽部だったのだが、年賀状のやりとりもなく、そのままになっている。どうしているかな。数学科の方は仙台にいるはず、吹奏楽部の法は秋田の企業に勤めていたが、その後どうなったのか。一人のメールアドレスもパソコンが壊れたので残っているかどうか・・・。アドレスも変ったかも。もうしばらく落ち着いたら安否を尋ねてみるか。

鉄道もストップ

　昨日は孫を連れてスーパーへ。日曜日のせいか混んでいた。パンやカップ麺などが売り切れて何もなかった。
　今日は朝から計画停電があるというので、急いで銀行へ、なんと国道は車が渋滞中。鉄道がストップしているせいだ。銀行で用事を済ませたら、９時を少し過ぎたところで、銀行も閉店。行員の人が「停電のためです」といってお客に謝っていた。コンビニをのぞいてみたが棚の食料品は売り切れ。サラダやおかずがわずかに残っていた。
　予定の時間になっても停電が起こらず、しばらくしたら停電は中止になったので一安心。スーパーで買い物をしようとしたら、入場制限。やはりパンなどが売り切れていた。しかし、みんなは何を買い急いでいるのだろうか、やたらと混んでいた。米、即席麺、もち、バナナなどが売れていたようだ。

地震の報道

　朝からずーと地震の報道がつづく。新聞の番組欄は真っ白。原発の状況が心配。
　今朝、悪夢をみたか・・・。どんな夢かというと

　大学受験をする夢で、願書提出が２月１２日が締め切りになっているのに、夢で見た「今日は」２月１３日だった，という夢。
「変な夢見たよー」というと、女房は「わー！と言ってたわよ」だって。叫んでいたらしい。２月１３日が願書の締め切りなんて遅いんじゃないかと思うけど、まあ、夢だから。
　大学受験をする夢はよく見る。たいてい失敗の夢だ。２年も浪人したから、大学受験では成功したことがないので、こんな夢をよく見る。それと、震災のことが重なっていたらしい。