TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

数学C 全部の章終わり

2010年11月02日 10時29分37秒 | 数学
 数学Cの全部の章が終わった。これで数学ABCが終わり、あとは数学IIIの第5章積分、第6章積分の応用がのこっている。
数学Cでは、最後に統計処理をやったが、いままで「確率変数」というのが良く分かってなかったようだ。大学でも統計学を勉強したのに・・・。大学のときは、検定とか推定とかやっているうちに、いつのまにか、t-分布とかF-分布とか、χ2乗分布(カイ2乗)なんかが出てきてさっぱりだった。

 母集団が正規分布に従うときの、標本平均や標本分散の推定や検定を習っていたときこれらの分布が登場した。今回は高校数学なので、標本平均や標本分散も正規分布に従うことにしているようだ。大学では大きさnの標本分散は、自由度n-1のχ2乗分布に従うらしい。統計学初歩の本にあった。
 高校の数学の教科書で基本を復習しているうちに、標本平均や標本分散が確率変数であることが分かって来た。
統計も学んで行くと面白いと思う。正規分布の確率密度関数に自然対数の底eが出て来たりする理由なども解明するとよいかもしれない。

 あと、積分の復習が待っている。三角関数の公式などを駆使して積分計算をする。ちょっとややこしいが
コメント
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