TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

将棋道場

2010年11月01日 09時46分34秒 | 将棋
 何年ぶりだろう。将棋道場へ行った。「初めてですか?どのくらい?」と席主から聞かれた。私の中では「3級」である。そう答えた。道場には定年を過ぎたような人が7、8人いた。早速相手をしてもらった。相手は私より5歳くらい年上の方だった。
 私は先手で相手をしてもらった。得意の戦法で指した方が良いと以前弟から言われていたので、三間飛車で。序盤は普通に進行していた。久しぶりに指してみると、コンピューターを相手にしているのとは違って、独特の雰囲気が感じられた。相手の勝負の呼吸である。一手一手を実に良く考えて指していた。

 どこから攻めて来るのか・・・。桂馬が飛んで来たので、やはり6五歩からの仕掛けであった。しかし、飛車先の8六歩が突かれていなかった、これがわずかに定跡をはずれていたので「しめた」と思った。おかげで、中盤は優位に展開できた。


8六歩が突かれていれば、ここで6四歩と追い返される所。


相手はどう指したか・・・。多分7三桂だったか。

 しかしどこで間違えたのだろう、中盤から終盤にさしかかるときに苦戦を強いられた。このあと、と金に迫られて飛車が追われ、飛車と角の浩瀚になったと思う。
それでも攻防の角を打ち、かなりの接戦ができたのだが、結果は負けであった。よく考えて指さないと負かされる。考えが甘かった。
 しばらく待つともう一番。こちらも年配の人と。またまた先手。7六歩、3四歩、6六歩のとき、3五歩と来た。7八飛に3二飛車、相振飛車だ。自分の飛車が追われたりして、いつの間にか角が1筋に来て、5七の地点から怒濤の寄せで大差がついて負けた。

 前に下見に来たことがある。ここの道場は駒落ちはやらない。だから相手の棋力が分からない。相手をしてくれた人たちはここの常連らしい、対戦表が掲示してあり名前が載っている。段を持っているのかもしれない。
 久しぶりに道場で指して、じっくり考える将棋が出来た。一度は勝ちたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする