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TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

あれこれ・・・

2008年05月06日 10時23分21秒 | TeX関連
 コンピューターをいじっているとあれこれ迷う。ハードとソフトの場合があるが、どちらも新しいことに気が向く。ハードもソフトもアップすればいい環境が得られる。そう思って実行する。メモリを増やしたときはうまくいった。
 ところが、ときどき動作不良を経験したりするとバージョンアップが億劫になる。以前、SCSIをUSBに変換するコネクタを購入した。7000円かかったが、動作不良であった。
 最近では500GBのUSBハードディスクをWin98パソコンに繋いだらパソコンが凍ってしまった。Win98では使用不可能だった。

さて、今取り組んでいるのはソフトの方。扱っているのはTeXだ。これは大変厄介な代物で、思うように動かないことがたびたびあった。いろいろなサイトにDVIファイルが公開されていたが、開いてもうまく表示されなかったことがある。うっかり手を出しTeXが動作不良になり、インストールし直したこともあった。

 目指しているのは、今組み込んでいる古いバージョン(1999年のもの)を新しくすること。最終的にはceo.styが使用可能になり、教科書とほぼおなじ書体で文書を作ることができることだ。TeX標準のフォントはよりもCentury Oldstyle のフォントにしたい。現にWordの文書ではこれで数式を書くと教科書風になる。括弧がない文書では気に入っている。Wordの数式ソフトは括弧が気に入らない。

 今の私の環境ではceo.styが働かない。TeXのフォルダ構成に違いがあるのか、原因が分からない。というわけで、TeXの環境を変えたいのだが、うっかり組み込むと動作不良を起こすのがTeXだ。そこでMacにWinXPを入れて実験中なのだ。

 そんな中で、現在使っているdvioutのバージョンアップを計画中。私のは古かったようだ。(Ver.3.08.2)
これをなんとかバージョンアップしたいのだが、臆病になっているのが実情。このソフトも設定が難しく、うっかりすると今の環境が使えなくなってしまうかも・・・。あれこれ迷っているところだ。
 夏休みの課題ということで、今はこのままで行こうか・・・。






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slashbox.sty

2008年01月09日 17時06分28秒 | TeX関連
slashbox.sty で斜線を引く命令を使って、解答欄をつくってみたら、家ではうまく印刷できたのに、学校のレーザープリンターではエラーになってしまう。やむなく、この命令をあきらめて削除。もう少し知識があったらエラーを回避できるのに・・・。TeXはひとたびはまれば泥沼のようだ。とりあえずTeXは使える範囲で使う。ceo.styも同じ。
 Mac miniにWinXPを組み込んだが、この環境でTeXをどうやってインストールするか思案中。今までのような環境をとるか、地蔵菩薩さんの勧める環境をとるか・・・。しばらく様子見。
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斜線を引く命令

2007年12月24日 17時54分41秒 | TeX関連
 三連休は、家の掃除など。障子貼り、押入の掃除などをやった。仕事がかたづいたところで、学校の仕事をした。

 明日、25日に間に合うように冬休みの宿題作り。必要に迫られ、斜線を引く命令とスタイルファイルを手に入れた。
slashbox.sty がスタイルファイル。命令は¥slashboxと ¥backslashbox だ。これでまたTeXの技が増えた。

slashbox.styは技術評論社の「LaTeX スタイル・マクロ」ポケットリファレンスに紹介されていた。奥村晴彦監修、今井康之、刀祢宏三郎、美吉明浩著である。平成9年初版発行で定価1580円。CD-ROMがついている。
 そのCDの中にslashbox.styが入っている。CDには結構いろいろなスタイルファイルがあるので便利。
slashbox.styはこちらでダウンロード出来ることが分かった。TeXは便利。念のためダウンロードしたものの動作を確認したところOK。 
 私のもの(CD配布のもの)は使い方も文書で入っていたが、動作は同じでバージョンも同じようだ。よかったらお試しを。
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プリンターが使えた!

2007年11月06日 18時29分18秒 | TeX関連
 2週間位前に学校のプリンターが直ったが、設定が違ったので、パソコンに詳しい先生に教わって設定した。久しぶりにプリンターが動いて、一太郎やワードの文書が印刷できるようになった。
 ところが・・・。
 TeXの文書が印刷できないので、しかたなく家でプリントアウトしながら試験問題を作っていた。昨日のこと、方程式練習のプリントをTeXで編集し、念のために印刷してみたら、印刷できた!なーんだ。で、思い出した。TeXの文書の中に「波線のアンダーライン」が含まれていたのだ。これがレーザープリンターでは出てこないのだ。どういうわけか。
ulem.sty というスタイルファイルで\uwave という命令があって、これが家のインクドットプリンターだと出力できた。ところがプリンターによっては出力できないことが以前に分かっていた。試しに\uwave という命令を\uulineという二重下線を引く命令に変えたら、きれいに印刷できた。万歳
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丸付き(丸囲み)数字の統一

2007年09月17日 13時27分13秒 | TeX関連
9までの丸付き数字\Mmaru{} と 10以上の丸付き数字を統一した。

\def\Mmaru#1{{\ooalign{\hfil#1\/\hfil\crcr
\raise.167ex\hbox{\mathhexbox 20D}}}}
これが奥村氏のマクロをヒントにした(パクった)マクロ。

% \Xmaru{} 定義  \Mmaru{}では10以上の数が使えないので,
% \Xmaru{} を新設。
%
\newcommand{\Xmaru}[1]{%
\Mmaru{\raisebox{0.5pt}[0pt]{\scalebox{0.7}[0.9]{#1}}}
}
これは、このブログで紹介した。2桁以上の数を丸で囲んだ丸付き数字のマクロ。
今回、\Mmaru{}と\Xmaru{}を\ifnum命令で統一した、それが\Dmaru{}

% \Dmaru{} の定義。引数が9以下なら\Mmaru 10以上なら\Xmaru{}
\newcommand{\Dmaru}[1]{%
\ifnum #1<10 \Mmaru{#1} \else \Xmaru{#1}\hspace{-0.34zw} \fi} 最後の\hspace{-0.34zw}は\Mmaru{}と\Xmaru{}の文字幅を調整したもの。

これで1~99までの丸付き数字もOK。\ifnum命令は便利だ。
私はカウンター変数も一緒に使っているので、問題作成のとき、同じ命令を入れるたびに丸の数字が一つずつ上がっていく。

このマクロを作成するにあたり以下の本,ファイルを参考にさせて頂きました。
山中 清(佐賀県唐津商業高等学校,1995年現在)作成マクロ
『LaTeX入門 -美文章作成のポイント-』,奥村晴彦,技術評論社
『LaTeXスーパー活用術』,大野義夫 監修,嶋田隆司 著,OHM社
BEGINNER.LZH,奥村晴彦,(ビギナーのためのLaTeX(初出『数学セミナー』1994-11)
『LaTeX2eマクロ&クラス プログラミング基礎解説』
ページ・エンタープライゼス(株)著,技術評論社

山中氏のは便利で \toi で大問の数字を出力。\subtoi で小問の数字を出力。
\subsubtoi で小小問の数字を出力し、同じ命令を入力するたびにカウンターが働き、改行と字下げをする。
\toi を入力すると\subtoi のカウンターはリセットされ1に戻る。
 私は\toi は[1] [2] 教科書に合わせ、\subtoi は①②③ \subsubtoi は(1)(2)(3)
と変更して使っている。試験問題作成に便利。加除訂正が楽。


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