9月11日(金)
今日は朝早くMさんがアイルランドにお帰りになる。
彼は医者になるために留学中。
本当はもう夏休みは終わり、授業が始まっているそうだが、
私達の為にわざわざ許可をもらって駆けつけて下さったという。
初めにお会いした時「他の子供達はサマースクールの為に
来られなかった、ごめんなさい。」とNさんにお詫びを言われたが、
かえって、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
「アラブの人達は昔、石油がなかった頃は貧しかったけれど、
もしお客様がいらっしゃったら、
5つのパンの内一つを自分達の家族で分け、
後の4つをお客様に差し上げました。
これは長い間の我々の文化なのです。
だから遠慮しないで下さい。
私達にとっての喜びなのですから・・・・・。」
何度もOさんが言われたが、
それは他の御家族のお顔にも表れていた。
もちろん、日本でも貧しいなりに心を尽くして
おもてなしをするのは同じかもしれないが、
今回の旅は桁が違っていた。
4:00にOさんからメールが入り、「明日からの長旅に備え、
今日は遠出をせず、8時に父の友人を呼んで
食事をすることになった。」と書かれていた。
私達は又湖畔に出て散歩を楽しむことにした。
今日もすばらしい晴天。
どこの観光地にもあるようなミニトレイン。
私は全く知らなかったが、ある銅像の前にたくさんの人が群がり、
お花を供えていた。
この人はイギリス生まれのFreddie Mercuryというミュージシャンらしい。
(クリックしてみてね)
モントルーにもカジノがあった。
表のドアからちょっと覗いたが、私達には場違いで、
見るだけでドキドキ・・・
不思議だったのは湖畔に咲き乱れる美しい花々。
日本の気候ならもうとっくに11月と同じぐらいの寒さで、
ほとんど見られないはずなのに。
よく見ると、花も葉も日本より厚く、硬そうに見えた。
品種改良なのか、気候に順応したのか・・・・
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