風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

タイの旅/ロッブリー、ダムヌンサドアク水上マーケット、泥棒市場

2016年01月08日 | タイの旅2015
プラ・プラーン・サーム・ヨート
12月11日 ロッブリーに行きました。

今日は、ちょっとした冒険でした。行く前は心配でしたが、無事到着し帰ることが出来ました。
バンコクから北150km程の所にロッブリーの町はあります。
9世紀、モーン族のドヴァーラヴァテタヤー王国の町で、その後、コータイやアユタヤ王朝時代、城塞都市として栄えたそうです。
仏教やクメール、タイ風の宮殿様式などが混在する歴史都市です。
かなり狭い旧市街地に観光スポットが集まっていて、数時間あれば徒歩で回ることが出来ます。
バンコク市内の戦勝記念塔駅周辺から、アユタヤ同様、ロットウーと言うミニバスで行くことが出来ます。

このバスは、早く安く便利と言う利便性があるのですが、反面定員にならないと出発しないのです。
つまりダイヤ・発車時間が決まっていないのです。
6:20にホテルを出、6:40戦勝記念塔駅に付きました。チケット売り場は、先日下見したところから10mも離れていました。
しかし、今回私はタイ語でロッブリーと大きくメモして来たので、それを見せるとあそこだと簡単に教えてくれました。
運賃は、なんと120Bです。チケット売り場の横にベンチがありそこに座れと言います。
先日親切にしてもらった路線バスの案内所にお礼に伺いました。
私はベンチ前を行き交う人々をのんびり眺めていました。そこは、コーヒーやジュースなどの小さいお店で、
出勤前に買い求める人で大変な賑わいでした。近くに3Bの公衆トイレがあります。
1時間ほど後、突然「ロッブリー」と声がかかりました。
チケットに番号が書いてあり、座席指定でした。
コンピューターを使うことなく携帯電話だけで席の確認をしているようです。
このバスのもう一つの特徴は、好きなところから乗れ、好きなところで降りることが出来ることのようです。
高速道路を走っていて、突然一般道路に出て、客を降ろし、また高速に入ったりします。
それはタイの高速道路の仕組みも関係しているようです。
ほとんどの高速道路は無料で、一般道路を並走=自由に相互で行き来き、またUターン出来るジャンク的道路がたくさんあります。
うとうとしながらちょうど2時間、9:40にロッブリーのバスステーションに着きました。
私は、方角・方向がわからないのでバイクタクシーに乗ろうと思ってドライバーに最初の目的地を告げると、
ドライバーは張り切って掛けたエンジンを切って「あそこだよ」と笑いながら指さしました。
500mほど先で、見える距離です。良心的でした。
ロッブリー駅
 
サーン・プラ・カーン
  
 
この寺は、猿寺とも言われ、まさに猿に占領されている感じです。
プラーン・サーム・ヨート 13世紀にクメール人によって建てられた寺院で、ヒンドゥーの三大神を象徴する
3基のプラーンが並んでいます。現在は仏教寺院となっています。50B
 
別の遺跡です。
 
チャオ・プラヤー・ウィチャエーンの家 フランス王ルイ14世の大使のために建てたもので、住居跡・カトリック礼拝堂・
使節団宿泊所などからなっているそうです。
ここは50Bですが、中に入らず、外から写真だけ撮らせてもらいました。
 
 
ワット・ThongTongPrangKhaek タイでは、大きな寺の中と外は屋台の出店や市場になっています。
 
 
寺の前は、市場で、すごい活気と物が腐ったすえた独特の臭いです。
私が、お寺の看板を撮っているとお店の人はおもしろそうに私にほほえんでくれました。
私は、このお寺の先の川に出て見ました。魚を捕る網でしょうか。
 
プラ・ナーラーイ・ラーチャニウェート宮殿(国立博物館)
元々は、17世紀中期のタイ・クメール・ヨーロッパの折衷様式で建設された宮殿の跡でそこに国立博物館が建てられました。150B
 
 
白亜の純タイ式建物がチャンタ・ピサーン宮殿で博物館になっていて、貴重な歴史的遺物・仏像が陳列されています。
そのほか、シルク館などもあり、タイの昔の人々の生活用具なども展示されています。
 
立派な博物館でした。


別の遺跡です。
 
ワット・プラ・シー・ラタナー・マハータート 50B 国立博物館から来ると入り口は反対側で遠かったです。
12世紀のクメール時代に立てられたもので、ロッブリーで一番高いプラーン(仏塔)だそうです。
  
 
   
結婚式の写真を撮っていました。
 
ここの建築様式も様々に混在しているそうですが、私にはわかりません。
ちょうど12時頃になり、バスの発着所もすぐそばでした。ロッブリー駅舎を撮って、食事をしました。
野菜・チキン炒めとポーク炒めを食べました。110B
12:30にチケットを買うと、待合室はエアコンが入っていました。12:50、突然声がして、皆がバスの方に行きます。
私は「バンコック?」と聞くと、そうだと言うではありませんか。
あわてて後を追いました。私の席は4でドライバーの助手席の窓側でした。
このバスのドライバーは、進路変更するとき必ずウインカーを出すのでとても安心でしたた。
タイでは、ほとんどのバイクも車もウインカーを使いませんから。
私は早起きしたので、襲い来る睡魔に静かに従いました。
ちょうど2時間後、バンコク戦勝記念塔のバスターミナルに着きました。
腕時計の調子が良くないので、温度計の付いた目覚まし時計をバックに忍ばせてた所、32℃でした。
BTSの戦勝記念塔駅がすごい混雑でした。事故でもあったのかと思ったら以下の事情でした。
バンコク市内に入るといろいろな交通規制が行われているようで、バイクに乗った警官が多い反面、
車が少なく渋滞が起きていません。そして黄色のTシャツを着た自転車がたくさん走っています。
自転車の人に聞くと「国王の誕生を祝う、Bike for Dad」=自転車に乗って国王を祝おうとでも言うようです。
町中至る所で、この自転車パレード等が行われたようでした。
   
ホテルの窓から外を見たらいつもは大渋滞の道路がご覧のようでした。電車はBTSです。
今、ネットで調べたら日本などでも同じようなイベントがあるとありました。
3時過ぎには無事ホテルに戻って来ました。今日の旅は、私には冒険でしたし、とても楽しかったです。
出かける前は、アユタヤより遠いし帰りのバスなどうまく乗れるだろうかと心配していたのですが、全く問題ありませんでした。
ロッブリー旧市街は、1km四方の狭い城塞都市でした。新市街は行っていませんが、大きな街ではないと思うのですが
市場の活気と人通りはすごいものでした。
都会のバンコクと比べて田舎なのでしょうか、人々はより穏やかで優しく感じました。
最初に出会ったバイクタクシードライバーは客にはならなかったのに笑顔でしたし、食堂の人々も優しく、
届けてくれたのは小さい子どもでした。
私には、タイの物価が良く理解できません。
アユタヤへの電車料金は18Bでした。今日乗ったロットウは120B、ロッブリー国立博物館の入場料が150B、
昼食代が110B、ココナツアイスが35B、バイクタクシーが30B~150B、BTSの初期料金が15B、
そして屋台で売られているほとんどの食材が20Bです。
例えば、焼き鳥、焼きソーセージ、リンゴ1こなどと言った具合。
果物は豊富ですが、不思議にバナナを売っているところは少なく、しかも青々として量は多く少し高めです。
トマトもなかなか目に入らず以外に高く、小さいのが1個10Bでした。
チキンは安いですが、骨が付いたり脂身が多いです。魚は、屋台では売られていましたが余り買いませんでした。
回りが塩だらけでしたし、干物などはどうも衛生状態が良くないようでしたので…。【12月11日終わり】
--------------------------------------------


12月12日 午前中「ダムヌンサドアク水上マーケット観光ツアー」 (950B)に参加しました。
昔は、バンコク市内にも水上マーケットがあったそうですが、今は無いそうです。
水上マーケットは各地にあるようで、バンコクではここが近く有名だそうです。
7:10にNOVTELホテルでピックアップなので、6:30にホテルを出ました。
BTSで一駅なので20分で着いてしまいました。私がそのホテルに着いた時ちょうどツアー会社ウェンディツアーの車が来ました。
その車に乗り込むと、他のホテルに連れて行かれ、水上マーケットツアーの他の参加者と合流することになりました。
すると5日ルアン洞窟ツアーのガイド・ターさんの顔が見えました。挨拶を交わすと今日はアユタヤとのこと。
ホテルはクリスマスの飾り付けをしていましたが、私にはどうしても季節外れに見えます。Tシャツにサンダルですから。

私たちの参加者が全員そろったのは結局8:30でした。13名ですが大型バスでゆったりでした。

ココナツファーム 9:30にココナツミルクから砂糖を作る所でトイレ休憩がありました。
ココナツの皮を燃料にココナツミルクを煮詰めて濃縮・乾燥させて砂糖を作るのは大変な手間と労働のようです。
無料で砂糖を試食できますが、甘すぎず上品な甘さでした。小さい杯の中はココナツオイル、回りに飛んでいるのは蜂ですが、
無視していれば刺さないそうです。
実演するのは、日本語の達者なガイドのワッシャラさんでした。
   
蜂                ココナツオイル             男性小便器です。
         
トイレ休憩が30分もあったのは、色々な事情があるからのようです。早朝から仕事のガイドとドライバーの朝食タイム、
ツアー客の顔の写真を貼り付けた皿が出来るまでの時間作り、そしてボートの予約時間の調整など、だったのではと想像しました。
私は、ワッシャラさんの日本語が巧みなのと、ベテランなのでタイに来て疑問に思ったことを聞いてみました。
  ・一つは、トイレの手動ウオシュレットのタイでの名称、特に無いとのことでした。
  ・二つは、コンビニなどの前に屋台が出ているが、その場所代についてです。その店とのレンタル契約だそうです。
   
  ・水上マーケットでは、水道は完備されているか、などです。
10分ほどで、水上マーケットに着きました。二組に分かれてエンジン付きの船で集落の中を巡りました。
 
 
太い管は水道管です。現在は、水道が完備しているそうです。
  
 
                                           水道は完備されていますが屋上には、タンクがありました。
  
観光用です。もちろんモデル料が取られますヨ。                    売りに来たボートです。
   
ベニス、ベトナムの水上マーケットとはまた違った雰囲気です。モーター付きボートの後、10時まで自由時間でした。その後、
二組に分かれて手漕ぎボートに10分ほど乗りました。
短い時間で乗ったと言うだけの体験でした。小舟の売り子が来るのですが、ほとんど買う暇もない感じでした。
私たちのボートの間に小舟が二艘ほど入っていたのですが、端の舟の客がココナツミルクを欲しいと言います、
間に入った舟の観光客がココナツミルクとお金をリレーして手渡ししました。和やかです。
昼食が付かない午前中のツアーですので、10:30にはもう帰路につきました。
バイパスの道端で、魚の干物を売っているようでした。          塩田です。
 
高速道路料金所                       
 
バンコク市内はすごい渋滞です、往路は1時間、復路は2時間でした。帰りの道で、あわや交通事故、でした。
私たちの左を走っていたトラックが突然、追い越し車線にいた私たちのバスの前に割り込み、あわや衝突でした。
私はシートベルトを締めていたので何事もなかったですが、何人かは前の座席に体をぶつけたようです。
何度も書きますが、車は本当に嫌いです。少しでも早く行きたいのかスキあらば、車線変更・追い越しです。
しかも、ほとんどの車がウインカーを出しません。
ちょうど2時間後、12:30に解散地のホテルの反対側に着きました。
BTSでホテルに戻り、食事の後、しばらく休んで出かけました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
バンコク市内には、いくつかの専門・特化した市場があります。野菜・果物・花などのパーク・クローン市場、
植木・生鮮食料などのテーウェート市場、衣料品のプラトゥーナーム市場、その他大きなお寺の周辺にも必ず市場があり、
そのほかにも小さな市場が町中至る所にあるという感じです。ユニークなのは泥棒市場の別名を持つクローントムです。
午後、この市場に行きました。昔の秋葉原の電気街に似た雰囲気の一角もあります。

細かいパーツごとに専門化・特化した間口1~2m程の小さい店がまさに迷路のようです。
私は全くおそれを感じませんでした。人々はちょっと接触すると「失礼」(と言っていると思います)、
もちろん鞄は小脇に抱え、スリの警戒はしましたが、スリの心配は全く感じませんでした。
写真を撮ると「おもしろいかい?」って感じで、にこにこしていました。
何でもあるって感じです。電気関連部品や電気製品は当然、水道管の部品やナットやボルト、様々な日常品、
おそらくまがい物の時計、サングラス、大人のグッズそしてアダルトビデオCD・DVD屋が一番多かったです。
クローントム [泥棒市場]


夕方から夜になるとまさに「泥棒市」と言うより「ガラクタ市」の方がふさわしい、そこいらに落ちていたとしか思えない携帯電話や
電気製品の部品や使い古した靴など何でもあり、の露店が溢れ出すそうです。私は、それ以前に帰りましたが…。

客も結構いて、賑わい熱心に品定めをしたり、持参の電機部品をつけて携帯や電気製品が作動するか確かめていました。

狭い路地が縦横に走っています。グーグルの地図には路地は載っていません。迷路ではありませんが、方向が全くわからなくなります。
その時は、慌てず大通りに出ることです。
私は、イスタンブールのグランドバザールで迷子になったことがあります。二回目に訪れた時は、学習して門のナンバーをしっかりメモし、
ランドマークも決めたので迷子になることはありませんでしたが…。
グランドバザールは、観光客向けの高級品店の感じが多かったですが、その周辺はトルコ市民向け市場や大問屋街でした。
泥棒市場はタイ市民のための市場でその周辺のチャイナタウン一帯は、問屋街でもありました。
行きも帰りもバイクタクシーを使いました。バイクタクシーは、単独で客待ちしている若いドライバーが良いと言う印象です。
彼らは比較的大型で良いバイクで、極端な法令違反をしない、運転がうまい人が多かったよう思います。
それにバイクが大きいと狭いところは割り込めないからです。他の市場も後日訪れる予定です。 【12月12日終わり】


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。