マッシーパパの遠吠え

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どこまでKY?鳥越しゅんたろう、茨城県議選民主惨敗に「小沢の政治とカネ」は小さな問題と暴言!?

2010-12-13 22:44:47 | Weblog
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ご存知KY男のしゅんたろうがまたまた、「スパモニ」で、茨城県議選の民主惨敗に触れて、KY発言。

言うに事欠いて、惨敗の原因は「尖閣諸島や北方領土の問題、マニフェスが守られていないなど、いろんな問題で国民の期待にちゃんと応えていない。小沢の”政治とカネ”はそのうちの小さな問題」とのたまったのである。

勿論、暴走するKYしゅんたろうのお目付け役、吉永みち子女史が、すかさず、「”政治とカネ”は小さな問題とは思っていない。ただ、これが決着したところで、まだ問責決議が残っており、逆風の流れを変えられない」と諭す。

マッシーパパがかねがね言っているように、一人の男に入れあげると、まともにものが見えなくなるのである。

彼の言う、「尖閣諸島や北方領土の問題、マニフェストが守られていないなど」はどちらかといえば国政選挙。むしろ、直近の茨城地方選の敗因は、吉永女史の言うように、「小沢問題や仙石、馬渕の問責決議」に自浄作用を発揮できない政権に(有権者が)あいそをつかしたとみるべきなのだ。

いやはや、そんな簡単な事すらわからないようでは、ニュースナビゲータ失格、女史に代わってもらえば・・。

処で、民主の凋落振りはこの選挙だけではないようだ。「毎日」の記事『民主:敗北続きで悲鳴 来春統一選「戦えない」(http://mainichi.jp/photo/archive/news/2010/11/29/20101130k0000m010106000c.html)』によると、

11月14日福岡市長選:民主党などが推薦した現職が自民、公明両党が支援した新人に敗退。

11月21日松戸市議選:民主党は公認11人のうち当選したのは新人2人だけ。現職4人を含む9人が落選し、現職の1人は供託金没収ラインの法定得票数にも届かなかった。

11月28日和歌山知事選:民主党などが推薦する新人が自民党の推薦する現職に惨敗。

 同日、沖縄知事選:公明党や自民党県連が推す現職の仲井真弘多氏が再選されたが、民主党は独自候補を擁立できず。

 同日、金沢市長選:党県連などが推薦した6選を目指す現職が、新人の前市議に競り負け落選。

12月12日茨城県議選:公認・推薦を合わせて現有の6議席にとどまった、などなど。

この体たらくに対し、傑作なのは、「目くそ鼻くそ」の何たらで、方や、仙石先生は己のことを棚に上げ、「(選挙には)いろんな要素があるから、ワンオブゼムで(小沢の国会招致問題の)影響があるかもわかりませんね」といい、

当の小沢親分は、茨城県議選(12日投開票)について「負ければ、それが火種になって全国に広がり、4月の統一地方選は戦えなくなる」とのたまう。

しかも、「自分は今は動けないが、非常時になれば最後は動く。頑張ってもらいたい」と仲間の議員に語ったとか。

いやはや、どっちもどっちだが、解せないのは小沢氏の「非常時」発言。もう、この茨城選で火がついているし、民主政権も30%を切る支持率で、とっくの昔に非常事態。

まさか、「最後は動く」というのは、己の責任をほったらかして、「反小沢政権倒閣」に挑むというのか?

どこまでもこの男、政治より政局、国民不在の政争にうつつを抜かすとでも言うのだろうか?・・。

閑話休題、処で、当然、二大政党が根付いていれば、野党の自民党にチャンス到来、政権奪取の夢よ再びとなるところだが、世の中、そんなに甘くはないようである。

たとえば、この茨城県議選、よくよく見てみると、確かに民主党は政権与党でありながら総得票率たったの17%(前年13%)、候補者24名を擁立しながら1/4の当選率。それも、自民と一騎打ちとなった4選挙区では大差で惨敗。

だが、保守王国を誇っていた自民党も06年の得票率で51%を得ていたのが今回39%、当選者も45名から39人と議席を減らしているのである。

一方、公明党は得票率こそ、6.7%→5.2%と減らしているものの総得票率が50.6%→49%と下げた分、得意の選挙上手で議席維持(4名)。

結局、増えたのはみんなの党(議席1名→2名)と無所属議員(6名→13名)のみ。

ここにも国政選挙同様、民主に愛想をつかせた有権者の受け皿に自民党は応えられないし、ダークホース的存在の、「みんなの党」も今ひとつブレークしかねている。

だからこそ、地方の新しいウエーブとして、大阪に橋下新党”大阪維新の会”、名古屋に”河村新党”などローカル政党の相次ぐ旗揚げが脚光を浴びる理由でないだろうか?

ともあれ、既成政党は、自民党の「のどもと過ぎればの」気迫のなさ、党内政局に明け暮れる民主党の政権能力の欠如等、はしなくも、統一地方選の前哨戦であるこの茨城でモロに出たのは間違いないだろう。

従って、民主、自民とも真摯にこの結果を反省しないと、もっと、本番の統一地方選で、(有権者に)手痛いしっぺ返しを食らうのではないだろうか・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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