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17日、民主党政権下で、はじめての「防衛計画の大綱」が閣議決定された。
正直、左翼政権の民主党がどんなものを作るのか興味が引かれるのだが、不思議なのは、左翼の「朝日」が、「中国を刺激して地域の緊張を高める恐れがあるばかりか、専守防衛という平和理念そのものへの疑念を世界に抱かせかねない」と批判的。
一方、保守の「産経」が、『社説・新防衛大綱 日本版NSCを評価する』と題し、中国危機に即した沖縄県・南西諸島の防衛強化や、日本版NSC(国家安全保障会議)を念頭に新しく設置する組織を評価。なかんずく、自民党政権でもなしえなかった防衛省派遣の首相秘書官の登用をほめる。
いやはや、外交と安全保障に素人の民主とあれほど揶揄し、マニフェストにも具体策を折りこめられなかったのに、いつのまに?と驚くところだが、これもよくよく記事を読んでみると、
①自衛隊部隊を全国均等配備する「基盤的防衛力」→臨機応変に危機対応できる「動的防衛力」構想にスイッチするのはわかるが、真に国民の平和と安全を守れる防衛力とどう結び付くのかが見えない。
②鳩山政権が大綱改定を1年遅らせて有識者会議に検討させた結果、でて来た集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更などには一顧だにしなかった。
③又、当初、検討されていた武器輸出三原則の見直しの明記も国会対策上から社民党への配慮が優先され、結局、見送り。
④同時に決められた来年度から5年間の「中期防衛力整備計画」も本当に必要な装備や予算が確保されているのか問題だと、疑問の数々が列記されている(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101218/plc1012180306002-n1.htm)。
おいおい、それでは評価とはなばかり、中身はゼロに等しいのでは・・。
いくら、「大綱」であり「構想」だといっても、「防衛」は具体的中身が勝負。まさか、民主党さん、予算を削っておいて、官邸主導に切り替えたから無問題とでも言うつもり。
それとも、ここ10年間削減を続けてきた「思いやり予算」をアメリカのいいままに5年間維持すると約束したことで、アメリカさんが喜んで中国や北の脅威から日本を守ってくれるとでも思っているのですか?
実際、この程度の構想で、「国民の平和と安全を守れるのか疑問だ」と、軍事評論家の佐藤守氏が、自らのブログに「新防衛大綱=軍縮大綱(http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/)」と評しているのですよ。
彼のいわく、ただでさえ、日本の自衛隊は装備も予算も削られっぱなしで、現場のやりくりもいまや限界。もうこれ以上、「精神力」ではカバーしきれない状態だと言うのだ。
しかも、不思議なのは南西諸島の監視といいながら、実際に尖閣に駐屯するわけでないし常時パトロールするわけでもない。
それに、中国だってバカでないから、尖閣を奪いにいきなり海軍を出動させるわけがないのだ。
とすれば、むしろ、自衛隊と連動した海上保安隊の艦船と保安官の緊急増員が必用でないのか。そんな簡単なこともわからずして右から左に自衛隊の駒を動かすなど、まさに、「畳の上の水練」じゃん。
それに、「思いやり予算」の維持もどれだけ効果があるのか。わかったものでない。
いやそれどころか、とんでもないことがわかったという。
「日刊ゲンダイ」の『前原 クリントンに突きつけられていた難題(http://gendai.net/articles/view/syakai/128046)』の記事がそれ。
いえね、いつもの前原批判ではなく、日米同盟の深化の真相?だというのである。
早い話、半島で朝鮮戦争が勃発すれば、韓国軍の輸送機を使った在韓米国人救出と、韓国軍の戦闘機を一時避難させる場所として、日本にある米軍基地を使わせることができるよう、法整備を管政権がアメリカから求められていたというのである。
勿論、「菅政権には韓国にいる日本人を救出するシナリオもありません。自衛隊の派遣を協議すると言ってみたもののあっさり韓国側に否定されてお手上げです。そんな状態で米国人の救出には協力するのなら、だれのための政府なのか分からなくなります(軍事ジャーナリスト・世良光弘氏)」という矛盾したもの。
こんな得手勝手な米国が本気で最後の一人まで日本人を守ってくれると思います?
だからこそ、「思いやり予算」を削ってでも日本の防衛は日本人が主体となって守る防衛大綱を構築しなければならないのです。
つまり平和憲法ボケは許されないということです。
そして、それが世界の常識なのです!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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17日、民主党政権下で、はじめての「防衛計画の大綱」が閣議決定された。
正直、左翼政権の民主党がどんなものを作るのか興味が引かれるのだが、不思議なのは、左翼の「朝日」が、「中国を刺激して地域の緊張を高める恐れがあるばかりか、専守防衛という平和理念そのものへの疑念を世界に抱かせかねない」と批判的。
一方、保守の「産経」が、『社説・新防衛大綱 日本版NSCを評価する』と題し、中国危機に即した沖縄県・南西諸島の防衛強化や、日本版NSC(国家安全保障会議)を念頭に新しく設置する組織を評価。なかんずく、自民党政権でもなしえなかった防衛省派遣の首相秘書官の登用をほめる。
いやはや、外交と安全保障に素人の民主とあれほど揶揄し、マニフェストにも具体策を折りこめられなかったのに、いつのまに?と驚くところだが、これもよくよく記事を読んでみると、
①自衛隊部隊を全国均等配備する「基盤的防衛力」→臨機応変に危機対応できる「動的防衛力」構想にスイッチするのはわかるが、真に国民の平和と安全を守れる防衛力とどう結び付くのかが見えない。
②鳩山政権が大綱改定を1年遅らせて有識者会議に検討させた結果、でて来た集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更などには一顧だにしなかった。
③又、当初、検討されていた武器輸出三原則の見直しの明記も国会対策上から社民党への配慮が優先され、結局、見送り。
④同時に決められた来年度から5年間の「中期防衛力整備計画」も本当に必要な装備や予算が確保されているのか問題だと、疑問の数々が列記されている(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101218/plc1012180306002-n1.htm)。
おいおい、それでは評価とはなばかり、中身はゼロに等しいのでは・・。
いくら、「大綱」であり「構想」だといっても、「防衛」は具体的中身が勝負。まさか、民主党さん、予算を削っておいて、官邸主導に切り替えたから無問題とでも言うつもり。
それとも、ここ10年間削減を続けてきた「思いやり予算」をアメリカのいいままに5年間維持すると約束したことで、アメリカさんが喜んで中国や北の脅威から日本を守ってくれるとでも思っているのですか?
実際、この程度の構想で、「国民の平和と安全を守れるのか疑問だ」と、軍事評論家の佐藤守氏が、自らのブログに「新防衛大綱=軍縮大綱(http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/)」と評しているのですよ。
彼のいわく、ただでさえ、日本の自衛隊は装備も予算も削られっぱなしで、現場のやりくりもいまや限界。もうこれ以上、「精神力」ではカバーしきれない状態だと言うのだ。
しかも、不思議なのは南西諸島の監視といいながら、実際に尖閣に駐屯するわけでないし常時パトロールするわけでもない。
それに、中国だってバカでないから、尖閣を奪いにいきなり海軍を出動させるわけがないのだ。
とすれば、むしろ、自衛隊と連動した海上保安隊の艦船と保安官の緊急増員が必用でないのか。そんな簡単なこともわからずして右から左に自衛隊の駒を動かすなど、まさに、「畳の上の水練」じゃん。
それに、「思いやり予算」の維持もどれだけ効果があるのか。わかったものでない。
いやそれどころか、とんでもないことがわかったという。
「日刊ゲンダイ」の『前原 クリントンに突きつけられていた難題(http://gendai.net/articles/view/syakai/128046)』の記事がそれ。
いえね、いつもの前原批判ではなく、日米同盟の深化の真相?だというのである。
早い話、半島で朝鮮戦争が勃発すれば、韓国軍の輸送機を使った在韓米国人救出と、韓国軍の戦闘機を一時避難させる場所として、日本にある米軍基地を使わせることができるよう、法整備を管政権がアメリカから求められていたというのである。
勿論、「菅政権には韓国にいる日本人を救出するシナリオもありません。自衛隊の派遣を協議すると言ってみたもののあっさり韓国側に否定されてお手上げです。そんな状態で米国人の救出には協力するのなら、だれのための政府なのか分からなくなります(軍事ジャーナリスト・世良光弘氏)」という矛盾したもの。
こんな得手勝手な米国が本気で最後の一人まで日本人を守ってくれると思います?
だからこそ、「思いやり予算」を削ってでも日本の防衛は日本人が主体となって守る防衛大綱を構築しなければならないのです。
つまり平和憲法ボケは許されないということです。
そして、それが世界の常識なのです!
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