マッシーパパの遠吠え

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年寄りに冷めたい民主政権、次に狙うその政策とは?

2009-12-31 09:19:43 | Weblog

26日、何気にみていた読売テレビの「ウエークアップ」で、特別ゲストの仙石行政刷新担当相が突然、、「大変な現役世代の負担の下に(高齢者の)生活が支援されている。どうやってそのお返しを社会にしていくのかも考えた方がいい」と新税構想を吐露。

辛坊治郎の突っ込み不足もあって、不徳要領を得なかったが、どうやら、相続税とは別に、高齢者が死亡時に残した資産に対する新税を検討する意向のようである。

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それにしても、仰天発言。マッシーパパはこの御仁のことをどちらかといえば尊敬、エントリーにも、一度、取上げたこともあるが、人間、立場が変われば、こないも人間性が変わるのかといまさらに感心するばかり!

何を言ってもいいが、このようなでまかせ発言はいただけない。

いわく、「大変な現役世代の負担の下に(高齢者の)生活が支援されている」までは、まだ分からないでもない。だが、なんで、「そのお返しを社会にせねばならないのか」

そもそも、日本の社会保障が、老人を現役で支える仕組みにしたのは何十年も前から。マッシーパパらの若い時にも、同様に、相当な負担を我慢しながら支えてきたもの。

でも、誰一人、それが当たり前として、「恩返ししてくれ」など、思ったこともない。

私事だが、先年亡くなった家内の父など、戦争で負傷しながらも帰国後、お国のためにと再建に黙々と努めてきた苦労人。そんな労苦に頭こそ下がれ、父の年金に「支えてやっている」など思ったこともない。

早い話、今は、現役が少子化で負担が増加、老人を支えられなくなったから、「恩返しをしてくれ」というのだろう。だが、時の政権がその矛先を老人に向けるのは筋違い。考えれば、それもこれも、政治の無策が原因でなかったのか。

少子化にしたのはマッシーパパの世代でないはず。むしろ、将来を案ずるより、今の楽しみに若者の関心を向けてきた政治の責任ではないのだろうか。

そして、その責めを、「全て、前政権の責任」と逃げる民主では、一緒に国のまつりごとに携わった政治家として失格。おのれの能力が無いことを証明するようなものである。

マッシーパパの若いころには、先輩達からよく言われたものである。何事も人に望むなら、先ず、「魁より始め」よと・・。

なぜ、痛みを国民に真っ先になすりつけようとするのか。あなた方がやることはたくさんあるはず。なぜ、衆院議員比例区80人を削減しようとすることから始めないのか。

どうして、国民一人あたり250円(総額320億円)の政党助成金ををなくすか削減するかしないのか。一方では、個人や企業から献金やパーティ券でしこたま政治資金を集めているではないか。

それに、マッシーパパも口をすっぱく言っているように、国会議員の歳費や「文書通信費」の削減をやってからにしてほしいと強く言いたい。

いや、先ずやるべきはそんなもんですまない。「週間ポスト(2月21日発売号)」にも、劇場型の「事業仕分け」はただのパフォーマンス、ほんとにやるべきものはきっちり隠していた・・と、即ち、

「公務員裏手当てー官庁売店は2~3割安」、その種明かしは出店業者に格安家賃で税のムダ使いとか。

又、記者クラブの家賃も光熱費も〆て20億円が全て税金で無料。一方で、自民党会館や社民党本部も国有地の格安使用を許可したまま。そして、選挙管理委員会役員という名の月2回出勤で月給50万円などなど、洗えば、切の無いムダムダのオンパレード。

ともかく、面倒なことは一切ごめんでは困る。いや、それを一つ一つ追及すれば、全て、お役人が噛んでいるから、政権がもちませんでは尚、困る。

それとも、「魁より始めよ」といわれるのが怖いから?、はたまた「税はとりやすい所からとるに限る」と前政権のやったとおりにやるにしくはないということか・・。

そして、今ひとつマッシーパパには承服しかねることがある。

政権党に甘い辛坊氏の突っ込み不足でどんな税が新たにかけられるか詳細は分からないが、贈与税のほかに財産そのものに課税するとなれば、日本の貯蓄という美風まで壊すことにならないのか・・。

つまり、「アリとキリギリス」の逆の教えを政府が指導することにもなりかねない。

それでなくとも目下、若者の間には、「100年に一度の日本経済立て直しに、高齢者の財産没収は必要不可欠。こんなときこそ社会のために使うべき」と他人の財布を宛てにする輩も多いと聞く。

なるほど、鳩山母のように子供手当てに12億円も出せるご老人ならそれも良しと言えるだろう。

だが、そんなお年よりはごくわずか。残した財産はわが身を守るささやかなもののはず。それも若いときから、買いたいものも我慢して貯金。年金を貰うようになってもつましく節約。だからこそ、日本の借金800兆円のほとんどが外人に頼らなくとも賄われている道理でもあるのだ。

それに、今の年寄りは子が親を思う以上に親が子を思うからこそ、子供に老後の面倒をかけたくないと、少しでも不時に備えて金を蓄えてきたのではないだろうか。

いいですか、今の時代、ジュンイチローの社会保障切捨てから、病に倒れても病院はたらいまわし、挙句に金がなければ命の切れ目、自分以外は誰も守ってくれないのですよ。

さりとて、介護付き有料養護施設に入ろうとすれば、権利金だけで一人2000万円超、毎月の部屋代、食事は20-25万円は常識という時代。

つまり、年寄りしているのが困難な時代なのである。

そんな年寄りからでも毟り取ろうというのですか。本来の民主党は庶民にも年寄りにも優しかったのではないのですか?

こんな、くだらない新税を考える前に、対象を年寄りと決め込まず、少々削ってもびくともしない、若くても大金持ちから税をとって、庶民に分配する。そのほうがずっと、”おあし”がめぐって経済を活性化するのではないのでしょうか・・。と、

今年も年の瀬ぎりぎりまで「遠吠え」に終始したようです。皆様、よいお年を!

そして、いつものようにご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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