いや、ここまで検察が腹黒いかと思うと、もはや怒りを通り越し、あきれるばかりである。
去る24日、検察は、大久保秘書の政治資金規正法違反で起訴した理由を、態々記者会見をしてブリーフィングしたが、同時にマスコミに、「大久保被告が起訴事実について、大筋を認めている」とリークしていた。
だが、それは真っ赤な嘘だったという。つまり、大久保被告の弁護士が、『まったく異なっている。同被告は逮捕当初から、「政治資金収支報告書の虚偽記入には当たらない」などと一貫して主張しており、起訴事実についても否定している』というのだ(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090327-00000122-jij-pol)。
ま~、郷原氏の言うように起訴したのも異常なら、ブリーフィングも異例。おまけに、逮捕から徹頭徹尾、マスコミにリークして不当な逮捕の批判をかわすやり方は、もはや民主主義と言うに、ほど遠いだろう。
その上、ゲンダイネットの言うように「収支報告書の虚偽記載で逮捕、起訴するのは異例。てっきり、検察の“隠し玉”があるものだと思ったら、虚偽記載の額を2100万円から3500万円に増やしただけだった。この調子だと、大久保を有罪に持ち込めるかどうかも怪しいものだ」となれば検察の大失態、いや暴挙に等しい(http://news.livedoor.com/article/detail/4083371/)。
しかも、それだけですまないようだ。どうやら、漆間氏が「自民党に波及しない」の失言を打ち消すため、国会で答弁した「検察捜査について事前に報告を受けたり、事後に聞くことはない」「ポストに就いて以来、検察当局とは接触をしていない」の数々も虚偽の疑いが出てきたとか。
というのは、官房副長官を務めたOBが、官房副長官と捜査当局との関係について「法務省の法務次官、警察庁長官、警視総監、官房副長官の4者が集まる『水曜会』という会議がある」「治安問題の情報の交換。その週に起こったいろいろな問題について情報交換する」と、定例会議があったことを告白。
さらに、「重要な案件は法務省から官房副長官に連絡する」「事務次官会議の後などに法務次官が寄ってきて、この問題はこういう展開になると教えてくれる」「政治家が絡む話になると、私の口から総理なり、官房長官にお知らせすることもある」等々と明かしている(http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/fuji-320090327206/1.htm)。
もうこうなると、これまで検察や政府が言って来たことはうそを嘘で固めたようなもの。だからこそ、いち早く、ストーリーを読みきった小沢代表はかたくなに、検察批判、続投に固執したのであろう。
又、それゆえ、政権側もこのようなボロが出始め、シナリオが狂いだしそうになったのでマスコミを総動員、連日、小沢たたきに精を出す。
それでも、続投する小沢に、今度は逆に自民党があせりはじめ、連日、自民党の菅義偉選対副委員長が民主党批判。28日にも、「小沢氏を守って続投させる。ひどい政党だ」といきまく始末(http://news.livedoor.com/article/detail/4083736/)。
それにしても、国民が小沢代表の退陣を望むのは分かるとして、菅選対副委員長など自民幹部やみのもんたを先頭にマスコミが騒ぐのはちとやりすぎ。
一体全体、なぜ、彼らがしゃかりきになるのか? またぞろ、、マッシーパパの素朴な疑問が頭をもたげてきた・・。
ハイ、その理由を見つけましたよ。やっぱ解散・総選挙が絡んでいました。
コラムニストで産経新聞客員編集委員の花岡信昭氏のメルマガ「不可解な小沢氏続投の裏側」に、「小沢氏がこの段階で代表続投に執着したのは、岡田氏への劇的な禅譲シナリオのはじまり、という見方もできる。つまり、ぎりぎりまで突っ張って行ってはじめて、効果が大きい」というのだ(http://www.melma.com/backnumber_142868_4429229/)。
なるほど、保守の論客が言うのだから説得力はある。それに、考えれば、後を引き受ける岡田氏も、すでに、なにものかの妨害の手が迫っていると言っていたっけ。
即ち、「週刊朝日(4月3日号)」が、『自民党が狙う「西松建設とイオンの深い仲」-小沢辞任なら今度は岡田克也!?』と題し、まったく、中身のない与太記事を掲載。その中で、単に岡田氏がイオンの御曹司ということだけで、無理やり、西松事件と結びつける姑息な手を使ったのだ。
そして、当の岡田氏がやり方が汚いと朝日に抗議したそうです(http://www.katsuya.net/message/2009/03/24.html)。
尤も、姑息なことをしているのは自民党(?)そのもので、だからこそ、岡田氏も、記事の中身は相手にせず、ただ「タイトル」がけしからんと抗議しているのだが・・。
ま~、どっちにしても、結局、自民が小沢の後は岡田と踏み、それゆえ、選挙が始まる前までにあら捜しをしておきたいと、漆間ゲシュタポに探(さぐ)らせているのに違いないのだ。
それが、小沢は退陣せず、選挙直前に禅譲されては、この手が使えなくなる。つまり、選挙中の紙爆弾では自民党の品位が問われかねないからだ。とニュースの断片をつないでいけば、おのずと、自民党の姑息な手の内が見えてくるのである・・。
ま、真相はいずれ明らかになるとして、マッシーパパは民主党のこの苦境を救うためにも花岡説がドンビシャであってほしいと願うばかりである。
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