マッシーパパの遠吠え

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頭かくして尻隠さず!?国策捜査の尻尾が見えていますよ! 

2009-03-12 09:29:31 | Weblog

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内閣官房副長官が例えオフレコの記者懇といえ20人の前で、「自民党側への波及はない」と、喋っているのだから、それを「記憶にない」とか「(私の)記憶に誤りがあればそれは違うのかも」と言うのはふざけた話である。

そして、麻生閣下も聞かれもしないのに午前には「誤報」だと言い、午後に「認識のズレ」と言いなおす。もう、これだけでも、国策捜査がうかがい知れるのだ。

処で、早、マスコミの中にオフレコだから「記憶にない」で「ヨシ」とする動きがある。果たしてそうだろうか?オフレコなら何を言ってもよく、その結果として免罪になるのなら、もはや正義は存在しないことになる。いわんや、政府と言う国家権力の中枢にある高官ならなおさら問題である。

いっそ、国策捜査でないというなら、検察庁のトップである樋渡利秋氏が国民に対してきっちり説明責任を果たすべきでないか。

なのに、自公与党は国会招致に反対。大島自民国対委員長など「捜査に対する国会の重大なかかわり方であり、問題だ」と、又、公明党の漆良夫(うるしばらよしお)国対委員長も記者団に「三権分立の原理からすれば(招致は)いかがか」とのたまったとか。

よく言うよ、本気で今の世の中が三権分立だと思っているのだろうか。あの自衛隊イラク派遣違憲裁判にせよ、小泉総理の靖国参拝違憲裁判にしろ、いまだ一度たりとも、最高裁が違憲の判決を下したことはない。

何しろ、最高裁の判事も内閣が任命し、最高検察庁トップの検事総長だって、法務大臣の直接の部下。従って、裁判官も検事も人の子だから保身も出世も考えるのは当然だよね。

そして、一方では国会でひとたび、絶対多数を持つと、2/3再議決を何度も連発して政府の思い通りに支配。国会などあってなきが如し。おまけに、世論を無視して、内閣は何時までも居座る、やりたい放題のこの国にどこが三権分立と言えるのか。早い話、形を変えた独裁国家となんら変わらないじゃん。

それだけに、内閣が検察とグルになって政敵を狙い始めると歯止めが利かなくなる。だからこそ、元警察官僚の亀井静香氏ですらびっくり、「歴史を変える」とけん制するゆえんである(http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009031001017)。

又、いみじくも第8代最高裁長官の岡原氏はこんな検察ファッショを恐れ、次のように定義し、戒めたのである。

いわく特定の人物、業者の狙い撃ち 特定人物への報復的な措置 些細な犯罪を摘発し大事件であるかのごとく報道させる マスコミにリークし容疑者の悪性を宣伝させる。 不均衡に苛酷な措置。無意味な長期の拘束。過大な保釈金。 立法府への中立性なき介入等々である(http://bungakusyo.com/asin/42-4062635461.html)。

は言うまでもなく、政権交代が間近に迫った民主党の党首、小沢一郎への狙い撃ち。

は日韓ゲンダイの記事、『「自民党は捜査なし」発言のウラに因縁対決』の「警察の裏金問題が騒がれた04~05年、民主党がチクチク攻撃した際の警察庁長官が漆間氏だった。さらに05年、宮城県の浅野知事(当時)による県警の捜査報償費凍結を漆間氏が批判した際にも民主党との間で悶着があった。苦々しく思っているのは間違いない」だ(http://gendai.net/?m=view&c=010&no=21949)。

そして、今ひとつは、「週間ポスト(3月20日号)」の、『「麻生<官邸>恐怖政治」に震え上がる大物政治家たち』の記事。これには裁判員制度生みの親の樋渡利秋検事総長が昨年、8月13日に小沢代表が「政権を獲得すれば見直す」と表明したことに不快感を抱いているのは間違いないとある。つまり、報復的な措置が十分伺われるのだ。

は立花隆氏も驚くぐらいの単なる形式半の政治資金規正法を摘発し、さも大事件であるかのように報道させる。

しかも、マスコミに、それも検察と深いつながりのあるTVにリークし、容疑者の悪性を煽る。因みに、前田宏元検事総長が日テレ取締役、同じく土肥孝治元検事総長が関テレの社外取締役を務めているのは偶然といえない何かを感じる。

やっと、世論が国策捜査でないかと批判しだしたので、二階大臣の捜査に着手したと言う。だが、それ以外にも森喜朗、尾身幸次など、自民党大物がいるが、彼ら大物には一切お構いなしというバランスの取れない捜査なのだ。

は、以上云々したことがすべて、立法府への中立性なき介入である・・。

ことほど左様に、やってはいけない検察ファッショ、即ち、国策捜査をやらかしてしまったのである。

そして、ここまで、露骨にしかも、政権が野党に渡れば、ただですまないことを承知で踏み込ませたのも、折から支持率を失い、野党に同じように追い詰められていた麻生総理と、まったく利害が一致したから。

従って、なにが何でもやらねばならないと、警察、検察の全勢力を駆使し、乾坤一擲の勝負に出たものである。しかも、世論を懐柔できるマスコミを味方にしていることに乗じたというのであろう。

断っておくが、マッシーパパは決して、小沢擁護をするために論陣を張るのでない。このように、司法と言う国家権力が政権と癒着すると、もはや法治国家にあらず「警察国家」へと変貌する恐ろしい社会になるからである。

つまり、やるなら、堂々と自民にも徹底的にメスを入れろというのである。そしてなぜこの時期を選ぶのかと問いたいのだ。

そして、日刊ゲンダイも言うように、『小沢を潰し自民悪政に逆もどりしてどうなる(http://gendai.net/?td=20090310)』かを憂いるからである・・。

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