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「かんぽの宿」に続いて「東京中央郵便局」の建て替え工事に目をつけた鳩山総務相が現場を視察。玄関前の取り壊しを見て激怒、「国辱もの」だ、「トキを焼き鳥にして喰うようなものだ」といきまいた。
それも、自分の言動にもひとつ自信がないのか、取り巻く報道陣や通りがかりの人にまで、しきりに相槌を求める有様。
さて、この顛末をみた「朝ズバッ!」のみのもんたが「なぜ、鳩山さんがここまで激怒するのかよくわかりません」とあきれる。
そして、コメンテーターの与良正男氏も「文化財を残すのはいいが、次々と壊してきたのは自民党政権ではないのか?なぜ郵便局だけ目の敵か。かんぽの宿の遺恨としか思えない」とこれまた、手厳しい。
マッシーパパはこの与良氏とよく波長がよくあうのだが、今回も氏の意見に与(くみ)したい。それは次のような理由からである。
①まず、何よりも(大臣の)言ってることがよくわからない。「トキ」云々もおそらく、この建造物が重文級と言いたいのだろうが文化省の指定はまだない。
②又、「国辱もの」もおそらく保存すべきものをぶっ壊すからと言うのだろうが、これも与良氏の「なぜ日本郵政だけ文句をつけるのか」の説明がない。
③そして、何よりおかしいのは、自分の口で「総務省に差し止める権限がない(「かんぽの宿」売却と異なり省の許可が要らない)から世論を考慮して株主権を行使したい」と世論の応援を待つ。つまり、この問題を人気取りの道具にするという魂胆が見え見えなのだ。
④しかも、郵政会社が局舎を高層化することにより収益力を挙げる目的を持っているのは営利会社として当然の権利である。もし、これを差し止めることで、収益計画が狂うなどのことがあれば、誰が責任を取るというのか。
⑤又、問題はなぜ、土壇場になって声を荒げるかである。つまり、「朝日」の取材によれば、昨年6月に建て替え計画が発表されてより、日本郵政と文化庁、東京都、総務省の間で交渉があったことがわかっている。なかんずく、文化庁は「文化財の保存策として受け入れがたい」との意向を表明(昨年9月)しており、総務省にも「重要文化財指定が可能となるような建物の保存を考えて欲しい」と伝えていた(昨年2月)というのだ。
即ち、日本郵政の建て替え計画は「外壁など一部の保存」だが、文化庁は「歴史的価値を継承する全面保存」を要求、これに対し、郵政側は「採算上、全体の保存は困難」と回答していたのである。(http://www.asahi.com/politics/update/0302/TKY200903020290.html)。
⑥要するに、(総務省としてやる気があったなら)いつでも、差し止めるなり、何なり他に方法はあったはず。それをそうしなかったのは、西川会長を快く思わない旧郵政官僚に含むところがあったとみられる。
⑦ならば、なぜ、100%総務省が株主なのだから、(西川氏に)責任とらせて退任させないのか? このあたり、うがった見方をすれば、小泉政権で学習した、「抵抗族を西川氏に比定し、血祭りにあげようとする手管」なのだろう。
ともあれ、ことここまでこじれば、西川さんも叩かれるばっかでは承知しまい。早速、彼は「国が重要文化財に指定して買い取ってくれるなら話は別だが、将来にわたって(日本郵政の経営に)大きなロスを抱えることになる」と反論。正面から戦うつもりのようだ。
そして、これもまた、大臣はしてやったりであろう。揉めればもめるほど、ワイドショーが取り上げ、上手くいけば世論を味方に政権浮上もゼロでないと読むからだ・・。
ハイ! 何も知らない国民は、特に乗りやすい人たちは早、鳩山大臣の応援団に回ったようです。
そのひとつは「世論調査・net」の「トキを焼き鳥にして喰ってしまうようなことをするな」の「支持する」66%(「支持しない」24%)であり(http://www.yoronchousa.net/result/7070)、
今ひとつはリスログの「建て替えを中止すべきと思う」の「思う」58%(「思わない」42%)である(http://lislog.livedoor.com/r/22389)。
ではこの人たち、「中止」して後はどうするのだろうか?ついでに、郵政民営化も中止、元に戻せと言うのだろうか。
もし、そうなら、完全にクニオペース。術中に嵌ることになる。「かんぽの宿」もそうだったが、なぜ、問題が起こる前に、役所も内閣も正しい指導ができなかったのか、そして、大臣のパフォーマンスでしか問題にならないのか。そこらあたりに、今の政治の貧困が垣間見えるのである。
ともかくも、大臣の下手な芝居に付き合うのは、もうごめん被りたいと言うのがマッシーパパの実感である!・・。
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