マッシーパパの遠吠え

インターネット情報を丹念に読み取り、ニュースの裏に潜む真実を綴るあなたのためのブログです。

北朝鮮の仕業!?比で精巧偽1万円札発見。

2009-03-06 09:18:11 | Weblog

マッシーパパの遠吠え」は「ブログ村」と「人気ブログランキング」に参加しています。忘れずに応援クリックよろしくね!         

昨日の「毎日」夕刊に、『比で精巧偽1万円札 最新技術模倣』と題し、「フィリピン・マニラの両替店に昨年12月以降、大規模な印刷施設でしか作製できないとみられる精巧な偽造1万円札が持ち込まれていることが毎日新聞の取材で明らかになった。日本の偽札鑑定の専門家は『過去にない高精度の偽札』と指摘。日本の警察当局は情報収集を行うとともに、国内に持ち込まれる可能性もあるとして警戒を強めている」とある。

どうやら、この偽札、一見して本物と見分けがつかないらしい。たとえば、

カラーコピーやレーザープリンターでは再現できないマイクロ文字がすべて再現。

又、ホログラムを固定する特殊な透明シートが使用されているなど、最新技術が模倣されているようだ。

但し、専門家の鑑定では、

表の右側の太いカーブの部分にある細い線が印刷されていない。

見る角度で色や模様が変わるホログラムをなぞると、本物よりわずかに凹凸があるほか、

透かしがわずかに薄いなどの特徴があるという(http://mainichi.jp/photo/news/20090305k0000e040086000c.html)。

マッシーパパはこのニュースを見て、ピント来たのが、ひょっとして北朝鮮の国家的犯罪ではないか?、だった。

と言うのは、一時、精巧すぎる偽100$紙幣として騒がれた、あの「スーパーノート」を想起したのだ。

確か、米国が北朝鮮の国家的犯罪だと糾弾。経済制裁の一因としたものだが、いつの間にか核廃棄と交換に、テロ支援国家指定解除とともに、この偽札騒動、うやむやになったのでなかったのか・・。

ともあれ、公安関係者も「北朝鮮は05年に資金洗浄などの違法行為で米国から制裁を受けて以降、米ドルから日本の1万円札偽造にシフトした可能性もあるというからあながち荒唐無稽な話ではないだろう(http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090305k0000e040087000c.html)」。

処で、現実に中国と北朝鮮の国境付近や東南アジアでは偽1万円札が広まっているそうだ。

但し、世界有数の偽札鑑定機を作る会社の松村社長は、「その地域では日本円などほとんど誰も見たことがないから、粗悪品でも通用する。日本円の偽札を作っているのは国家ぐるみではなく、おそらく犯罪組織や犯罪グループ単位だろう」と言っており、直接、これとは関係ないのかも。

それほど、日本の紙幣はドルに比べて精度が非常に高く、紙も色彩加工も特殊加工もレベルが高いので、犯罪としての効率が悪いからだという(http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/ea/04/index1.html)。

従って、国家的犯罪で行うのには何らかの目的がある。つまり、米国の主張するように、偽ドルが北朝鮮外交官を中心に使用されている。とか又は、逆に、ドイツの新聞が昨年1月に報じたように、「米国CIAが武器購入のために現地工作用に使うため」だというようにである。

要するに、どちらにしても、国家の威信が絡むから、技術の粋を凝らして作らねばならない。従って、印刷機械も紙もインクも、本物の紙幣を作るのと同じもの、又は品質のものが要求されるのである。勿論、印刷、銅版彫刻技術やインク調合など専門の技師が必要とされるのは言うまでもない。

それゆえ、北朝鮮の技術は北朝鮮工作員に拉致された日本の技術者が担っていると言う人もいるくらいなのだ。

一方、逆に、北朝鮮の経済力ではそんな高度な機械や資材を調達するのは困難だから無理だと、米国CIA説を主張する人もいる。

閑話休題。ともあれ、スーパーノートは出現してから45万枚というが(http://japan.dailynk.com/japanese/read.php?cataId=nk00100&num=1753)、日本の偽1万円札は発見されているのでせいぜい数百枚。それも精巧なカラー印刷機で模した偽札が多いと言うから精巧なものを作っても割りに合う仕事と思われないのだが・・。

となれば、やっぱ、(日本の)政情不安を引き起こす北の撹乱戦法?・・。そういえば、ミサイルで日本を脅そうと、思っていたら、日本の防衛大臣が「迎撃対象は、何であれ制御を失ってわが国に落下する可能性があるとすれば人工衛星も含まれる」と脅しに乗らなかったので、戦術を変えてきたのかも(笑い)・・。

ま~、ミサイルも偽札摘発も、頼りないけど政府に任すとして、偽札をつかまされないように自己防衛をする必要はあるようだ。と言うのは、偽札をつかまされると、銀行に持っていっても本物と交換してくれないからだ。

尤も、警察なら両替してくれるとか。但し、調書は取られるよ。

つまり、偽札がトランプのババ抜きみたいに流通されては困るからのようだが・・。

でも、やっぱ警察は困ると言う方(?)のために、1万円札の真贋の見分け方を付記しておきますので参考にしてください(http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200806/2.html)。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。応援クリックも忘れずによろしくお願いいたします・・。♪

<a href="http://news.blogmura.com/news_nihon/">にほんブログ村 国内ニュース</a>

<A HREF="http://blog.with2.net/link.php?666082">人気ブログランキング