ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

メリークリスマス

2004年12月25日 | ましこノート
メリークリスマス。
今年も残すところ6日です。それぞれ今夜は楽しく過ごしていることでしょう。
私は喜久田後援会の国政報告会と新そばを食べる会を開催した。楽しく賑やかな時間だった。
変わることなく支えてくれる人達ばかりである、この仲間達に感謝しなければならない。

それにしても衆議院宮城県1区2区の選挙違反は納得がいかない。
電話作戦が選挙運動かどうかが問われ、電話作戦に従事する人間は選挙運動者に該当し、報酬として金銭を支払う意思を示したことは利害誘導にあたる、とした。
選挙運動で電話作戦は重要な選挙運動である。ほとんどの候補者にとり、欠くことの出来ない運動である。
私の電話作戦の従事者は全員ボランティアであるが、自民党系は非ボランティアであり、有償が当たり前である。今回の公職選挙違反事件の最高裁による上告棄却の決定の結果、鎌田さゆり衆議院議員が議員辞職をした。誠に残念である。

鎌田議員は民主党にとって大事な人材であり、本気で議員活動をしていた。
あの小さな細い体の何処にエネルギーと行動力があるのかと驚く程頑張っていた。
新たな使命に向かって走り続けていくと記者会見で述べたそうだ。期待したい。

同時に今回の決定の結果、連座制の適用範囲縮小の動きがあるが、反対である。
重要な事は連座制適用を公平厳正にやることである。
選挙違反摘発が警察によってバラバラであり選挙違反がやり得がまかり通る事がむしろ問題にすべきである。
選挙制度と政治資金規制、そして公職選挙法が三点セットで政治改革を進めてきた。
今回の最高裁の決定を教訓に、もう一度しっかり考えていこう。