ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

千葉県知事選

2009年03月30日 | ましこノート
今回の結果は森田健作候補が全てです。
小沢代表の問題は直接的には関係ありませんでした。
小沢問題がなくても森田勝ちの確率は100%と予測していました。
先日のある政治評論家との会合でも明確に私は予告していました。
そこに同席していた何人かの議員も私の考えに同調していました。
前回の結果からしても森田健作に勝てる候補者はないと言ったら言い過ぎでしょうか。
自民党もメディアも無理矢理、小沢問題に重ね合わせる積もりでしょうが、
選挙を冷静に分析出来る人ならこの結果は当然予測出来ると思います。
もし民主党内で小沢問題のセイにするなら余りにも幼稚で、風頼りの選挙活動を
自ら証明するようなものです。勿論小沢問題の影響ゼロとは言いません。
この3日間の地元での反応も決して甘くありませんが、自民党離れもまだ止んでいません。
これからが勝負でしょう。この結果により小沢代表辞任問題が再燃するでしょう。
民主党内の対応は難しいです。

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民主党内紛?

2009年03月26日 | ましこノート
24日の小沢代表の続投表明に対して、メディアは辞任への世論形成を図り、
党内からも、小沢代表に距離を置く議員達からも辞任コールが噴き出し始まった。
私は秘書逮捕直後から、小沢代表自身が出処進退を自ら決めるべきと主張して
きた。秘書起訴は最初から想定済みだったし、この時点で意思表示を小沢代表が
することも予定通りだった。起訴までの間、検察リークによる世論形成も想定済みだったし、
何等新しい容疑や事実は出てこなかった。もともと国民の7割の人は
小沢嫌いであり、3割は大好きであることも分かり切っていることだ。
でも自民党政治に絶望感を持つ小沢嫌いの人達が、一縷の望みを民主党に賭けた
ことが、政権交代の実現性を高めてきた。今回の件でこれらの人達がまた自民党に回帰するのか、
政治から離れるのか、民主党をまだ見捨てないのかを良く見極める必要がある。
民主党は、自民党・公明党がことさら強調するような閉鎖的でもなければ、物を言えない政党でもない。
自由闊達に発言出来る政党である。今回の続投宣言に対しても様々な発言があっても当然だろう。
国民世論も党内世論も受け止めて、小沢代表がどちらにしろ決断するはずである。
昨晩都内のタクシーに乗ったが、運転手さんは以前から小沢さんは好きじゃなかったが
民主党には期待してきた、今回の件で小沢さんがどうあれ民主党を見放さないので
ガタガタしないでしっかりして欲しい、と話していた。勿論私が民主党国会議員とは知らない。
当然のことながら危機感を持ち、党内で騒いでいる暇などない。
小沢代表問題だけが国民の皆さんの民主党を支持するかどうかの判断材料ではない。
小沢代表問題で「禍を転じて福となす」ことが大事である。


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侍ジャパン、おめでとう

2009年03月24日 | ましこノート
最後は、やっばりイチローのための舞台が用意されていた。
不思議なほど国民が一体感を持って野球に気持ちが集中した。
国会周辺は昼間中、結果に関心を持ち優勝の報が入ると委員会で拍手が響いた。
これから夜にかけて秘書の起訴を受けて小沢一郎代表の進退が表明される。
どちらにしろ政界には、しばらく閉塞感が漂う。
麻生内閣のお粗末さと併せて国民の政治不信は大きくなる。
解散・総選挙で信を問うことが1番の解決策である。

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札幌から

2009年03月21日 | ましこノート
久しぶりに札幌にきた。
昨日、今日とお天気に恵まれ北海道にしては暖かい。
新千歳空港から真っすぐ近くのアウトレットに行き約3時間視察し、
その後札幌駅隣り合わせのデパ地下を見た。
宿泊先のホテルも謝恩会の人と中国・韓国人旅行者でいっぱいだった。
場所々だけで判断すれば不景気は全く感じられないほど人が溢れている。
特に北海道は国内で最も経済環境の悪い地域であり、
どんな状況か心配しながらきてみたら予想外の人出と賑わいに驚いた。
夜のススキノ界隈も大変な人波だった。
現実には間違いなく厳しい景気であり生活も楽ではないが、
国民一人一人は知恵を出して生活防衛策をとり、
企業も生き残りに必死になり努力をしている。
まだ余力のあるうちに思い切っり政策転換を図り、
経済対策も国民の立場から考えていくべきである。
新しいものに税金を使う政策ばかりでなく、
既存の負担を減らす政策
例えば昨年来主張してきた消費税軽減も実施すべきである。
また政治献金も政治家の論理ではなく、
国民が献金に対して何を考えているかの立場からみれば答は明らかである。
善いも悪いもない企業・団体献金は廃止が当然である。
民主党は毅然としなければならない。

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桜開花

2009年03月19日 | ましこノート
暖かい日々が続き、永田町界隈は一気に桜が咲き始めた。
来週には満開になるだろう。
政治情勢も緊迫してくる、24日には小沢代表公設秘書の
拘留期限切れとなり起訴される可能性が高く、
小沢代表自身が何等かの意思表明をするだろう。
27日は参議院で予算案採決の最後の攻防が繰り広げられ
予算関連法案を含め参議院で否決され、衆議院で再議決し
成立する見通しだ。私は小沢代表は辞任しないと思うし、
秘書起訴の段階では辞任の必要はないと思う。
どう考えても政治資金規正法違反の形式犯での逮捕は、
検察が特別な意図を持って捜査を行っているとしか
思えない。小沢代表も徹底抗戦の強い意思を示している、
企業・団体献金の全面禁止宣言である。
中途半端よりすっきりして分かりやすい。大賛成である。
いずれにしろ公明党・太田代表も春の解散総選挙を断念
して任期満了選挙を容認したことにより、残り六ヶ月間、
政権交代を賭けた最後の闘いである。
民意を誤ることなく、結束してあらゆる面で決断に勝った
政党が勝利を収める、政党・政治家力が問われるのだ。
花見気分を装い、したたかに、しなやかに闘っていく
必要がある。

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経済対策が争点

2009年03月13日 | ましこノート
衆議院議員の任期も半年を切った。限りなく任期満了に近い総選挙となるだろう。
7月の都議選を挟んで5月後半の可能性もあるかもしれないが、
この時期日本経済はどん底だろう。株安、金融危機と貸し渋り・剥がし、
不動産市場の崩壊などの要因が山ほどある。アメリカをはじめ世界中が
苦境に陥っているが、特に日本は今までの無策のツケがまわり、
政治の混乱状態で最悪である。倒産、失業、自殺は史上最悪になるだろう。
今すぐにやるべきことは追加経済対策である。政府・自民党は何でもありに入った。
赤字国債、埋蔵金、無利子国債、ひよっとしたら政府貨幣まで突っこむかもしれない。
政権の座にあるものは何でもやる。理由付けは後付けである。
民主党も追加経済対策を、真水で少なくとも自民党よりも5~10兆円、
出来れば実行可能な20兆円位上回る対策案を示すべきだ。
ネクスト経済産業大臣として作りあげる。

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記憶にない

2009年03月11日 | ましこノート
政府のど真ん中にいる漆間官房副長官が「自民党側は立件できない」と
発言したことに対して、国会で「記憶にない」と繰り返し答弁した。
どこかで聞いたことがあると思い出したのは、ロッキード事件で証人喚問された
故小佐野賢治氏が「記憶にありません」の答弁に終始したことだった。
漆間発言はオフレコ懇談だったにもかかわらず、結果的に河村官房長官が、
政府高官は漆間氏だったことを公表した。警察庁長官だっただけに、
説得力と信用性が高いと誰もが思うのは当然だろう。
今回のオフレコ懇談は20~30名の記者とのやり取りだったのだから、
今更「記憶にない」と言われても納得できないし、
記者達もこのままでは不名誉だし、報道内容が信用されなくなってしまうだろう。
いずれにしろ説明責任と、責任の所在を漆間官房副長官は果たすべきである。


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世論調査

2009年03月09日 | ましこノート
先週末、各メディアが一斉に小沢代表関連の緊急世論調査を実施した。
結果は小沢代表には厳しい数字となっているが、麻生内閣・自民党にも
いい数字は出ていない、要は民主党も自民党もどっちもどっちと呆れ返って
いる声が圧倒的である。昨晩鳩山幹事長を招き郡山地区新春の集いを
開催した。千人超の参加者に緊急アンケートをお願いした結果は以下の通りで
ある。限られた回答数だが30年近く培ってきた私の後援会の皆さんだから
私を信頼して自民党離党後も、周辺から圧力や批判があっても支持し続けてくれた
大切な財産であるから、民主党支持率は百%に近い。小沢代表についても、
各メディアの数字よりは遥かに理解を示している。また幾つかのコメントも紹介
させていただく。いずれにしろ今回の件を教訓に、企業献金を廃止することを
改めて実施することをスタートに、政治と金の問題をクリーンにしていかなければならない。
政治・政治家不信を払いのけていく。そのために全力投球していく。
小沢代表の去就は以前にも述べたが、「政治家は自らの出処進退は自分の判断、
決断ですべきである。党内で代表を辞めろ辞めなくていいとか党内抗争や
分裂騒動をすべきでない、今は小沢代表を支え党一致結束である。」

①小沢代表の説明について
 納得した  106(52% ) 男性78・女性28
 納得しない  91(44%) 〃 67・ 〃 24
 無回答     8( 4%) 〃  4・ 〃  4

②小沢代表は辞任すべきか
 すべき     51(25%)男性 35・女性16
 しなくて良い 140(68%) 〃 108・ 〃 32
 無回答     14( 7%)〃   6・ 〃 8

③事件を衆議院選の投票判断にしますか
 する    49(24%)男性 27・女性22
 しない  151(74%) 〃119・ 〃 32
 無回答    5( 2%) 〃  3・ 〃 2

④どの政党を支持しますか
 民主党 203(99%) 男性147・女性56
 自民党   1(0.5%)〃  1・ 〃  0
 その他   1(0.5%)〃 1・ 〃 0

⑤麻生内閣を支持しますか
 する    4( 2%)男性 4・女性 0
 しない 199(97%) 〃 145・ 〃 54
 無回答  2( 1%)  〃 0・ 〃 2

総回答数 205
男性    149(73%)
女性     56(27%)

ご意見
・選挙を目前に「えっ」と思いましたが、
民主党で頑張っている政治家の
みなさんを応援します。

・今度の選挙では
絶対政権交代をして欲しい。(複数)

・民主党頑張れ!(複数)

・今頃になってどうなのでしょうか?

・今回の事以外にもまた問題が出てくる
様な不安がある。
少なからず選挙にも影響すると思う。

・出る杭は打たれる。これくらいでへこむ様な
民主党ではダメ。(複数)

・増子先生が謝る必要はない。第1回の
小沢代表の説明がすべてです。
謝れば認める事になる。

・党首を小沢先生から鳩山先生とバトンタッチは賛成(複数)

・代表の顔を変えた方が。(複数)

・3月5日の国会で山谷えり子氏が民主党が
日教組の行動を支えて正しい教育を妨げて
いる、との批判をしていたが、それが当たって
いるのか、それは社民・共産の事を指している
のか、正す必要がある。

・今の政治は国民の為になっていない。

・給付金については納得できない。
税金を集めてくばるために使う税金は
考えられない、自動車税の免除等方法は
あったと思う。

・企業献金は悪じゃない。商売人の味方で
あってほしい。

・行政改革断行

・クリーンな政治をアピール
政治とお金の問題を制度化!

・岡田党首を望む(複数)

・政権は交換すべき、一党独裁ではだめだ、
小沢さんより、民主党を支持する。

・自民党政治を変えて下さい。

・福島2区で民主党が勝つようでないと、
政権交代はないと思うので頑張って欲しい。

・衆議院の解散がいつになるか分からない現在、
民主党の全議員が辞職して国民に信を問うのも
思い切った英術ではないか。

・政治家に全く責任がないのか?

・太田さん、増子さん頑張って下さい。

・火のないところに煙が立たず、
小沢党首は潔く辞任すべき。

・今更金権政治の話題を出すのはナンセンス
今回の件は国策と言うより、アメリカの黒幕の
指示に日本政府が従っただけ。
小沢氏の金権政治は元祖的で今更いわなくて
もいい。

・早く解散してほしい。

・小泉改革は改悪、政権交代を望む。

・国民が納得する回答をして欲しい。

・東京地検の手法、目的、疑問が多く
これからの進展に注目したい。

・60年間政治の中枢に居る人々を、
甘くみてはいけない、変える時は
エネルギーを最大にしてなお、
力党結集しなければならない。

・衆議院候補者の活動が足りない、
テレビに頼らず地についた活動を。

・党の新体制を望む。


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故鳩山一郎元総理大臣五十年祭

2009年03月07日 | ましこノート
命日の本日正午からホテル・オークラで鳩山一郎元総理大臣
五十年祭が催された。
鳩山由紀夫民主党幹事長・邦夫総務大臣の祖父である。
ご兄弟の挨拶に続き、中曾根元総理、渡邉読売新開グループ議長、
駐日ロシア大使が挨拶し、海部元総理が献杯した。
遅れて小沢一郎代表も献花に訪れた。
「友愛」の精神すなわち人間性の尊重を基本として、
お互いの立場を理解し合い人類愛に根差す助け合いの精神を持つこと、
この相互尊重、相互理解、相互扶助の三つを「友愛主義」と呼び、
政治理念とした、兄弟二人が今は立場が違っているが
それぞれ日本政治の中心にいる。
憲法改正や北方領土をはじめロシアとの関係など兄弟、
力を合わせ頑張って欲しい、
お二人を良く知っている私は特に由紀夫さんを
総理大臣にしたいと思っている。
乱世には向かないだろうが平治の鳩山由紀夫総理は
最高の総理になるだろう。
最後に本日の引き物は私の地元郡山の銘菓「薄皮饅頭」であった、
嬉しく思いながら以前に一郎先生ご逝去の際、
大好物であった「薄皮饅頭」を引き物にお使いになったと
言いながら郡山に来られた帰り、
由紀夫さんが駅の売店で買っていかれたことを思い出した。
明日夕方私の新春の集いにまたおいでいただく、感謝。

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思惑外れ

2009年03月06日 | ましこノート
小沢潰し、すなわち民主党潰しの神風が吹いた、と
こらえても顔が綻んでいた自民党の面々は、特に古色蒼然とした、
所謂自称大物達の言葉には国民も愛想を尽かしていることにも気付かず、
品のない話しばかりしている。私や事務所にかかる声は、励ましや
検察のやり方に対する非難ばかりだ。しかしながら今回の件は謙虚に
受け止めなければならない。我々に届かない声には厳しいものもあるだろうし、
政治・政治家不信に陥った人も多いだろう。民主党内も各議員が冷静に
対応しているし、一枚岩になっている。加えて今回のように、
ある意味での修羅場を経験することは大変貴重である。
今週末の世論の結果次第だが、結束して小沢代表と一緒に戦っていくだけだ。

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