ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

予算成立

2006年03月29日 | ましこノート
平成十八年度予算が一昨日成立した。
メール問題に振り回され本質的な質疑が充分出来なかったのは
残念だった。
まだいくつかの重要法案も残っているが今後はポスト小泉を選ぶ
自民党総裁選に政局は流れて行くだろう、同時に行われる予定の
民主党代表選は片隅に追いやられてしまうだろう。
何れにしても小泉政治の終わった後の日本は様々な
政策課題が山積している。
讀賣新聞の渡邉恒雄会長の発言を借りるまでもなく
つぎの首相の条件は靖国参拝問題と市場原理主義優先でない
事は当然だが、加えて談合廃止と教育改革をやる人物を期待したい。
これは民主党代表にもあてはまるが民主党代表は
前倒し実施の可能性が高い。

おめでとう

2006年03月22日 | ましこノート
WBCで日本が世界チャンピオンになった。
イチローを中心に全員野球で勝ち取った優勝だ、
王監督も監督冥利に尽きるだろう、本当によかった、おめでとう。
日本の優勝までの道程は民主党にも
参考になるのではないだろうか!
今大事なことは全員野球であって優秀と思っている人達だけで
やるのではなく地方まで含め全員で民主党再生に取り組む
謙虚姿勢が必要だ、ここを示せば国民は決して民主党を見捨てない。

がんばれニッポン

2006年03月20日 | ましこノート
WBC決勝戦が明日行われる、野球がイマイチ盛り上がらず
心配していたが久しぶりに日本中が昨日の韓国戦の勝利に酔った。
地獄の底から生き返ったのだから思い切りプレーして欲しい。
まさか準決勝に残るとは思わなかった、
人生も何が起きるかわからない一寸先は闇とも言われる。
悔いのないように戦って欲しい、頑張れニッポン!!

謝罪広告?

2006年03月15日 | ましこノート
民主党が永田寿康衆議院議員と連名で今日の朝刊に
「偽メール」に関する謝罪文を掲載した。
これは政党の歴史に残る汚点である。
偽メールをもとに国会で質問を行った事は勿論間違いであり
軽率であった、ましてや固有名詞を挙げて疑惑を追及する場合には
充分な調査と証拠に基づいて質疑が行われることは当然である。
間違いがあれば国会質問で謝罪を行い相手の名誉回復を
図るべきである。
だから政党間の話し合いで時には発言部分を議事録から
削除される事があるのである。
今回の謝罪広告掲載については全く理解出来ないし正当性が無い。
責任の取り方は謝罪広告掲載ではなく別な方法だった。
懲罰委員会の取り扱いにを見ても自民党は出来るだけ長引かせ
民主党のイメージダウンを計っている事は見栄見栄である。
謝罪広告は民主党が存在する限り節目々に引き合いに
出し来るだろう、政治は権力闘争であり何でも有りの世界である、
自民党から見れば前原民主党は赤子以上に扱い易い相手であり
暫くこの状況を続けていく事がベストである。
まんまと自民党の術中に嵌まってしまった。
長引けば長引くほど民主党は存亡の危機に追い込まれて行く、
執行部の決断の時が迫っている。
今ならまだ間に合う、国民は自民党が絶対だとは思っていない、
民主党の出直しを願っている声も多い。

バランス

2006年03月06日 | ましこノート
ライブドア・メール問題が一応の「決着」をみた。
自民党は「四点セット」で厳しい立場から一転民主党のチョンボで
逆に手動権を握り民主党をノックアウト寸前まで追い込んだ。
小泉首相は運の強い人だ。
民主党は完全降伏、前原代表再選の芽は完全に消えた。
国会は約二週間空洞化、予算も早々と衆議院を通過し
年度内成立が確定した。
国会は正常化した形だが完全に自民党ペースで進み
ポスト小泉で政局は動いて行くだろう。
メール問題で息を吹き返した小泉首相の顔色をうかがい
距離を計りながら後継者たらん人達は動いて行くだろう。
民主党もまた代表選挙を睨みなからそれぞれ息を潜めている。
特に、小沢一郎前副代表の動向が最大の焦点である。
若さと言う武器と経験不足のバランスが取れなかった教訓から
振り子現象による小沢待望論が出て来ても不思議ではない。
しかし党内はそう簡単ではなさそうだ。
倒産寸前の会社を救うためにと、73歳になった大ベテラン
渡部恒三前衆議院副議長が国会対策委員長を引き受けた覚悟と
決断に敬意を表したい。
この国会対策委員長就任が、小沢一郎代表待望論とどのような
バランスになっていくのか目が離せない。
日本政治のバランスから言えば民主党代表選挙の方が
自民党総裁選挙より重大な事かもしれない。
二大政党による政権交代可能な健全な民主主義政治の確立の
ためには、民主党が再生する事がなによりも重要だ。
民主党の責任は重い。
今回のメール問題に怯まず臆せず徹底的にお金と政治の
疑惑について追及しなければならないし、
四点セット始め小泉格差社会の歪み等民主党は国会審議を通じて
国民の信頼を回復して欲しい。
バッチを付けている国会議員だけでなく日本各地で一生懸命
国民のために活動している人達が多くいる事を忘れないで欲しい。

求心力

2006年03月02日 | ましこノート
民主党及び永田議員の謝罪会見が酷評されケジメ論が吹っ飛んだ。
前原代表の求心力が一気に低下し、九月の代表選挙まで
持たない予測がもっぱらである。
今回の堀江メール問題は前にも書いた通り本当に民主党の
存亡の危機になってしまった。
昨年の総選挙の勝敗の分かれ目の最大のポイントは危機管理能力の
違いだった事が証明されていた。
民主党前原執行部には残念ながらこの教訓が生かされなかった。
様々な問題点が指摘され検証が行われるだろうが、
今最も重要なことは「死中に活を求める」事である、
落ちるところまで落ちて一から出直す行動が必要であり、
責任の所在を明確にして、解党的出直しにより
一致結束していく事である。