ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

補正予算審議参議院へ

2010年01月26日 | ましこノート
国会も今のところ比較的順調に第二次補正予算審議が進んでいる。

先週土曜日の小沢幹事長聴取により激しい国会が予測されたが、

野党も経済対策を早急との国民の声に押され気味で攻めきれない。

小沢幹事長国会招致をどうするかは国会の問題である。

国民の関心が非常に高いことは間違いない。

いずれにせよ今週中に補正予算を成立させていただくことが

景気対策の1番である。

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我慢

2010年01月19日 | ましこノート
鳩山内閣発足後四ヶ月が過ぎた。

スタート時点の80%近くあった内閣支持率は、

昨日の一部マスコミの世論調査によれば40%超まで下落し

不支持が支持を初めて上回った。決して安心出来ないで数字である。

鳩山首相自身の問題だけではなく、小沢幹事長問題が大きな要因で

あることは間違いない。

今こそ一致結束、ある財界人との会合で鳩山政権・民主党への

思いを率直に聞いたところ、「内に議論百出、外に一丸」と。

我慢のしどころである。

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通常国会召集

2010年01月18日 | ましこノート
6月16日までの150日間の会期で本日通常国会が召集されました。

今年は参議院通常選挙がありますから、

原則としては会期延長はない可能性が大ですが、

現在の政治状況を考えれば何とも言えないのが本音です。

今朝の二つの新聞世論調査によれば、

鳩山内閣、小沢幹事長に厳しい数字が出ています。

まあ、これが国民の率直な声でしょう。

土曜日の党大会には残念ながら、

公務出張で福井県敦賀市に行っていたので欠席でした。

秘書からの報告やメディア報道からは感じ取れない雰囲気があったのでしょうけど、

民主党として厳しい判断を一人一人が迫られる時期が、間もなくやってくるでしょう。

昨年の大久保秘書逮捕の時と同じ様に、

出処進退は自ら決めことであり、周りでとやかく言う必要はありません。

今は粛粛と国会審議を行い、一日も早く補正・本予算を成立させることです。


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視界不良

2010年01月16日 | ましこノート
昨晩遅く福井県敦賀市に着いた。

電源立地地域対策交付金に関わる関係市町村と地域住民との

意見交換会に出席するために、

昨年の「事業仕分け」の俎上に乗った後、

福島県で意見交換会を開催して以来二回目の開催である。

石川衆議院議員逮捕前後には新幹線車中に引っ切りなしにメール、

電話が入ってきた。

はっきり言って、驚くと同時に検察の焦りを強く感じた。

18日に召集される通常国会に入れば国会議員の不逮捕特権の壁があり

許諾請求をしてもまず却下されるだろう。

故に昨晩の逮捕となり小沢幹事長の外堀を埋めてから世論を頼りに

幹事長辞任を迫り、その後一気に頂上目指すつもりなのだろうか予測がつかない。

いずれにせよ鳩山政権、民主党にとり大きな痛手であることは間違いない。

推移を見守るしかないのが率直な心境である。

事実関係も検察リークによるマスコミ報道だけでは分からない。

与党の幹事長それも現政界最高実力者をこれだけ執拗に追求し続ける

背景は何だろう?

当然政界に身を置くものとして「金と政治」は衿を正し

クリーンにしていかなければならないのは当然である。

ましてや民主党は自民党とは違いクリーンな政党であり、

政治を実行してきただけに厳しく国民の声を受け止める必要がある。

自戒を込めて今後とも政治活動をしっかりやっていく。

今日は政権獲得後初めての党大会が開かれている。

それぞれの思いの中臨んでいるだろう、今帰京の新幹線の中だが、

一人一人の責任のもとしっかり団結して行動していくを願っている。


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後日談

2010年01月15日 | ましこノート
大雪の中一日繰り上げて帰国してから5日が過ぎた。

アビニオンを新幹線で出るまでの、ホテルから駅までの約5キロ、

交通機関はマヒし、タクシーもバスもストップしノーマルタイヤ

の車が少し走っているだけの状況でだった。

雪の中駅まで1時間以上歩いて行くか、在来線で見当の付かない

時間の中パリへ向かうか?同行者の思案に下した結論は、

ヒッチハイクをしていくことにした。

運よく、若い青年達に出合うことが出来て2台に分乗して新幹線

駅に到着することが出来た。

私が乗せてもらった青年達は大学生を卒業し、林業と農業に従事

するためにそれぞれ資格取得の準備中とのこだった。

日本へぜひとも行きたいと思っているそうで、

喜んで私達を乗せてくれた。是非訪ねて来るように名刺を渡し、

お礼言い別れた。ヒッチハイクが役所のメンバーは初めての体験

だったようで、驚きながらも少々興奮気味であった。

私も40年ぶりのヒッチハイクであったが、世界各国に良き人々

がいることを思いながら改めて彼等に感謝している。

以上のような三ヶ国視察の後日談だが、

今週の国内状況は通常国会を来週に控え、激震の予感がする

状態である。藤井財務大臣の後釜としては順当な人事であり

予算委員会も菅財務大臣で対応出来るが、小沢幹事長問題は

非常に悩ましい。しばらくの間、静観していかざるを得ない、

国会召集以降どうなるか全く分からない。

政府・党一体となって乗り切って行かなければならない。

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43年ぶりの大雪

2010年01月12日 | ましこノート
今フランス新幹線に乗り、南仏アビニオンからパリに

向かっています。

昨日(現地8日)からヨーロッパは大雪で、アビニオンも

43年ぶりの大雪で、楽しみにしていたマルクールサイト

視察が中止になってしまいました。

それでもパリからアレバ社のウジュルマン上席副社長や、

CEA(仏原子力庁)オシェム原子力担当部長が、

アビニオンまで来てくれ、ボネ・マルクール所長達と

一緒に日仏の原子力政策について、真剣に意見交換を

行った。

ウジュルマン上席副社長は最中来日して六ヶ所村や、

「もんじゆ」を訪れ技術や組織的運営について適切な

助言や指導をしてくれている。

政策的には勿論、人間的にも立派であり敬服するばかり

である。原子力の安全について深堀りをした議論をした。

日仏のエネルギー事情は非常に似ており、今後とも緊密

かつ強力に連携していくことを確認した。

思わぬ雪という大自然の前になすすべもなく、施設視察は

中止になったが、ウジュルマン氏という親日家で原子力

政策のエキスパートで人間として敬服出来る人物と出会い

今後とも協力関係を確認出来た時間を持つことが出来た事

は大変有意義だった。

今回の三ヶ国調査の成果を、鳩山内閣の政策として反映

出来る確信を持てた。優秀な経済産業省のスタッフと、

調査団を編成して本当に良かった。

雪により予定を変更して一日早く帰国することになったが

それぞれの現地で大変お世話になった大使始め、

大使館スタッフの皆さんに御礼と感謝を申し上げます。

視察報告書を作成し、後日H.Pに掲載しますのでご覧

下さい。

現地時間9日午後2時半。間もなくパリ駅到着です。


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マドリード2

2010年01月08日 | ましこノート
現地時間9時です。昨日は思わぬ雪の一日でした。

午前中のアクシオナ社でのフランク国際部長達との会談は

1時間の予定が2時間におよび、

再生可能エネルギー固定買い取り制度について活発なやり取りが行われた。

買い上げ価格についての固定買取価格とプレミアム買取価格との選択制について、

かなりの問題意識を確認した。

夕方からのマリン・エネルギー長官とは、

エネルギー政策と再生可能エネルギー政策、

そして電気自動車について率直な会談が行われた。

また、イラソン商務長官は女性キャリアの実務能力抜群の人物である。

通商関係のエキスパートであり、首相の信頼も厚く、

40代から10年近く行政の中心にいる。

対日投資の支援やドーハ・ラウンドの早期妥結などについての要請があった。

鳩山政権発足以降、スペイン政府関係者と初めて会った経済産業副大臣として、

今後とも両国の緊密な関係を築いていくことを確認した。

また、スペインは中南米と北アフリカに強い影響力を持っているので、

最大限この力を使えるよう、信頼しあえる良好な関係を強く築いていくことが重要である。

今マドリード空港に向かっているが、午前中にフランス・マルセイユに入り、

高速増殖炉原型炉視察とMOX燃料加工工場視察にいきます。

今週末は新年会のピークだが秘書に任せて副大臣の仕事をしっかりやる。


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マドリード1

2010年01月07日 | ましこノート
現地時間7日朝9時です。昨晩から雨が降り続いて

肌寒いです。マドリードは秋田市くらいの緯度です、

ローマも同じくらいです。昨日昼頃着きました。

昨日はキリストが三賢人から贈り物をされた日で多くの

ヨーロッパ各国は祝日で休みです。

子供達はクリスマスプレゼントと二度のプレゼントを

貰えるので、大喜びだそうです。とくにスペイン人は

借金してでも大盤振る舞いをする国民性だそうですから。

空港から約200キロ、車で3時間半、

世界第三の風力発電所と世界一のソーラ・エネルギー・

パークを視察しました。

風力は160本で40万キロワットの発電能力をもつ、

美浜小型原発一基に匹敵する容量である。太陽光発電所は

6万キロワットの発電能力を持つ。スペインは再生可能

エネルギー導入を積極的に進めている。今日はこれから、

スペイン電力会社首脳、イラソン商務長官、マリン工業

観光商務省エネルギー長官とのバイ会談を行う。

日本も菅財務大臣になった様で、

18日からの通常国会に臨む。

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ローマ2

2010年01月06日 | ましこノート
現地時間6日朝8時半です。

今ローマ空港です、これからマドリードへ向かいます。

昨日の会談・意見交換会は大変有意義だった。

再生可能エネルギー固定買い取り制度について、

日本より一年早くスタートしたイタリアの電力会社と

電力ガス規制庁と民間・官庁と、

それぞれの立場から率直に具体的に話し合うことが出来た。

帰国後に詳しくレポートするが、

費用負担や補助とインセンティブの併用の問題などが

我が国での固定買い取り制度導入の制度設計の大きなポイントになる。

日本の政局も慌ただしい様だ。

インターネット情報しか分からないが、

小沢幹事長問題の行方が気掛かりだ。


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