ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

経済制裁

2004年12月13日 | ましこノート
日本人拉致に対する北朝鮮の対応が余りにもデタラメ過ぎ言葉もないが、日本政府の国会議員に対する対応もひどい。
今日、民主党拉致対策本部の会議が開かれた。外務省、警察庁、拉致対策室から今回の遺骨を始めとする物証についての質疑を行ったが、ほとんど肝心な点になると情報を出さず、時に質問に対してキレる。
例えば、私が物証についてコンテナ11個が北朝鮮から持ち帰ってきたと言われているが、実際はどのくらいなのかと尋ねると、長々と説明し要領を得ない。
結論は遺骨以外、カバン一つ分しかなかった事に横柄な言い草で答える。
また拉致を救う会の西岡副会長の発言が、拉致帰国者の地村さん達の証言を元にしていることに対して信憑性を聞くとぼかす。
これでは何ら解決策は見いだせない。

小泉首相は壊れたテープレコードのように「対話と圧力」を繰り返すだけである。
もう我慢の限界である。
経済制裁のタイミングである。
国民世論も経済制裁を支持している。
勿論、食糧支援も医薬支援も即刻中止である。凍結では甘く見られる。
北朝鮮との交渉は結果だけが事実であり、推測や期待は通用しない。

キムジョンイル独裁政治が続く限り、拉致解決はないと思わざるを得ない。
経済制裁実施による結果を待つしかないだろう。