ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

汚染米と金融ダブル不安

2008年09月16日 | ましこノート
リーマン・ブラザーズが経営破綻した。負債総額は米国史上最大の
64兆3000億円になると報道されている。これを受けて東証は
605円04銭安となった。円相場も1ドル104円台前半になり
円高が進んでいる。世界的に金融危機が広がる可能性が大であり
日本にとっても重大な金融・経済危機であり早急に状況把握をして
速やかな対策が必要である。一両日によく米国内や世界規模の
影響を把握して日本としての対応を示すよう報告したい。
他方いわゆる「事故米」問題も無責任で、確信犯と知りながら
業者を野放し状態にしていた農水省の責任は重大である。
立会検査を96回したと責任逃れを言っているが立会前に
事前通告をしていたにもかかわらず、今日の農水省の報告でも
未だに調査中と言い逃れる。我々の質問にしどろもどろで
明確に答えられないのは意図的ではと不信感が募るばかりである。
今日の農水省の聞き取り調査で私は次のように言った、
「事故米と知りながら何故売るのか、いくら工業用以外には
流通しない契約となっていると言うが、食用に回るとは
予測がつくはずだ。事故米と判断された時点で売るべきでないし
仕入れ国に返却すべきが当然である。今回は幸いにして
亡くなった人が出なかったが、もし不幸にも亡くなった人が
1人でも出たらどのように責任を取るのか」と。
農水省役人の答弁は「おっしゃる通りで申し訳ない。
そのために再発防止策を大臣が記者会見で発表する」だった。
この事故米問題は農水省だけでなく霞ヶ関役所と自民党と業者の
構造的問題の象徴であり簡単には解決出来ない。
やはり政権交代で徹底的にウミを出さなければならない。
安心・安全は口先だけだと言うことが明らかになった。
徹底的に解明していく。

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軽くなった総理大臣の椅子

2008年09月11日 | ましこノート
昨日から始まった自民党総裁選の5人の顔ぶれを見るにつけ
総理・総裁の椅子も軽くなったなとつくづく思う。
三角大福中や安宮竹など総理を目指す政治家には
風格と貫禄と実績があり個性的な顔付きが良かった。
最近はテレビ露出が非常に多くなったために政治家の
すべてがさらけ出されるようになり大変な時代になったが
それを最大限に利用したのが小泉元首相だった。
JCボーイ、七光り、チィママ、オタク、傲慢の5人は
自民党コップの中の争いに消耗している。
どうしても国民の自民党支持率が上がるとは思えない。
茶番劇の勝者はJCボーイ麻生太郎氏になる。
5人の中では本人いわく経験では1番だが総理大臣としては
残念ながら疑問なものの、間もなくやって来る総選挙の
相手として侮らず気を引きしめていかなければならない。

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小沢代表を先頭に勝利を

2008年09月08日 | ましこノート
今日、小沢代表の無投票3選が決まった。出来れば代表選挙を
実施すれば良かったが結果として立候補するものがいなかった。
これをもって小沢独裁とか閉ざされた政党だと、
民主党に対して自民党は攻撃するが全く気にする必要はない。
2代続けて総理大臣の責任を放棄し国民生活が深刻にもかかわらず
総選挙に勝つために、支持率を上げるために馬鹿騒ぎの総裁選挙を
2週間もやる自民党茶番劇のほうが国民の厳しい審判を受けるだろう。
民主党はしっかりと政権交代をしたら税金のゴマカシ、
無駄使いをやらない、国民生活のために正しく税金を使うことなど、
小沢代表を先頭に国民に真剣に訴えていけば良い。
小沢代表の選挙実績と政治手腕を評価し、民主党政権となって
統治・官僚機構を変えて新しい政治システムを創るためには
その実行力が必要だ。

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国民の見識

2008年09月06日 | ましこノート
自民党総裁選挙が本当に自民党の思惑通りにいくのだろうか?
私は国民の目は節穴ではない、賢明な判断をする見識を持っていると
信じている。が、しかし少し心配をしていることも事実である。
福田辞任表明後のメディアの後継者選びの報道はいつものことながら
異常である。まさに自民党の思惑通りメディアジャック、電波ジャック
そのものである。安倍・福田と二代続けてのデタラメ首相の無責任辞任を
隠すためにメディアが片棒を担いでいるとしか思われても仕方のない程の
過熱振りである。これから更にエスカレートしていくだろう。
国民の誰も望んでいない小池百合子を持ち上げて日本初の女性首相かなどと
ヨイショしているが、日本のメディアは真剣にそう考えているなら
日本を駄目にする張本人はメディアであり超A戦犯であると言わざるをえない。
いま景気もほどほどによく、国民生活もまあまあの状況であるならば
安倍・福田連続職場放棄も関係なく関心は自民党総裁選挙に集中し、
2人の世襲首相や自民党政治の責任を問題視せずにメディアジャックに
まんまと乗せられてしまうだろう。だが現在の国民生活や日本経済の状況は
深刻であり、自民党茶番劇に騙されるほど国民の目は節穴ではないと信じている。
今日も地元、福島や郡山で街頭演説をやって、多くの人達と話しても
みんな自民党茶番劇に騙されないと異口同音に言ってくれるし、
夕方からの東京での会合での出席者やタクシーの運転手さんも同じ考えだ。
候補者が揃い9日からの総裁選挙以降どうなるか見極めながらも
愚直に真剣に民主党の政策を国民に訴えて行かなければならない。
国民の皆さんの見識を信じている。

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国民不在、福田首相政権放棄

2008年09月03日 | ましこノート
自民党政治の終焉では済まない、日本の政治はまさに羅針盤

のない難破船となった、船長が舵取を放棄し乗客を残した

まま船を降りてしまった。それも2度も続いた。

いくら我慢強い乗客でも、たいがい絶望と憤りでこんな船長

や船員に舵取を託す気にならないだろう。国民はこんな心境

だろう。民主党が自民党に1番劣り違うのは、政権を担う

覚悟と責任が欠けていることであると言ってきたが、

今回の茶番劇を見ると自民党はひどい人材不足と、

政党としての体を成していない政党になってしまったこと

が証明されてしまった。

正直なところ民主党にとり自民党は、政策を競い合い政権交

代をしあうことにより、健全な民主主義を機能させることが

できる政党として必要なのである。

政治は忍耐であり権力である、だからこそ常に緊張感が必要

であり、いつでも代わることができるライバルが存在する

ことにより切磋琢磨が生じ、国民への覚悟と責任が求められ

るのである。その政治を担う政治家には高い志と強い信念、

そして燃えるような情熱が必要なのである。

国民不在の政治が続けば民主党も自民党もない、政治家が

劣化しているのは何故だろう?良き人材が政治家になろう

としないからか、小選挙制度がその原因だろうか?

今冷静に日本政治を深刻に検証し、真剣に政治再生に取り

組まなければならないほど絶体絶命の危機である。

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永田町模様

2008年09月02日 | ましこノート
福田辞任表明記者会見から一夜明けた永田町は自民党本部だけが
喧騒に包まれ、議員は勿論のこと秘書や地方県連関係者までが
興奮状態である。1番張り切っているのは何と言ってもメディアである。
昨夜の記者会見内容がギリギリまで掴めずあたふたした分を、
次期自民党総裁選挙の候補者をいち早く探り勝敗を見極めるために
全力を尽くす。議員達も口では2度続いた失態に国民向けのお詫びだが、
心は燃え上がり情報収集に必死で勝馬に乗る算段である。
これは経験した者でなければ分からない。政権与党にいる者だけが味わう
特別な感情である。一方野党は蚊帳の外に置かれ冷ややかに見て、
メディアからの情報収集に余念がないのが今までの状況だったが、
今は参議院の与野党逆転と総選挙での政権交代の確率がかなり高くなっている
政治状況から、我々民主党も同じ蚊帳の中にいる状況がメディアと霞ヶ関官僚の
動きから感じ取れる。これもまた政権与党にいて自民党総裁選挙を
経験した者だけが分かる感覚である。
今日の「次の内閣」や「原油高騰対策PT」を粛々とこなし国民の生活が第一と
解散・総選挙に備えて行くことが国民の信頼を得ることである。
決して自民党を侮ることなく謙虚に民主党を理解してもらうように
努力していかなければならない。

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福田さん突然の政権放棄

2008年09月01日 | ましこノート
今日から9月、立春から数えて210日、稲穂が黄金色に変わり始める
時期となり台風が気になる日々である。盆明けから悪天候が続いたが
今日は久しぶりに残暑厳しい日となった。日本経済新聞の世論調査によれば
福田内閣の支持率が29%に低下した。再び危険水域に入った。
公明党に振り回され自ら何も決められない指導力のなさが内閣改造後目立ち
国民が福田離れを加速している結果だろう。公明党が福田降ろしに
舵を切りはじめ、拉致問題以外福田総理の起死回生策はなさそうである。
臨時国会中にも退陣する可能性が高くなった。

ここまで書いていたところ突然、福田総理の緊急記者会見が9時半から
行われるとの情報がマスコミから飛び込んできた。8時半頃だった。
すぐに考えられたのは、退陣、拉致進展、解散、だった。
自民党議員やマスコミ関係者や霞ヶ関官僚に情報収集をしたが
誰一人会見内容について情報を持っていなかった。特に夕方5時近くまで
町村官房長官の部屋にいた官僚は「総合経済対策の件ですかね、
全く退陣を伺わせる動きはなかった」と話していた。結果は退陣表明だった。
驚きを通り越して、呆れて開いた口が塞がらない。2代続けて総理大臣が
政権を放り投げる馬鹿な無責任な自民党政治が完全に終わった証明である。
自民党は野に下り民主党のもとで選挙管理内閣をつくり国民に信を問うのが
憲政の常道である。またまた自民党が総裁選挙をやるならこんな茶番劇はない。
3年前の郵政民営化選挙後、小泉退陣から2代の政権が国民の信を
問うことなく出来て2人とも途中で行き詰まり、政権を1年足らずで
突然政権を放り投げる愚かな政治行動は世界中何処を見てもない。
まさに議会制民主主義の崩壊であり国民不在の暴挙である。
記者会見を聞いていて政治家として恥ずかしくなった。
自己責任を棚に揚げ小沢代表や民主党に政権運営の行き詰まりを責任転嫁し
若い女性記者の質問にキレ、揚げ句に自己礼賛をしている姿は日本国の
最高責任者として余りにも情けない。明日以降永田町は激しい暗闘の世界に
入り込むだろうが民主党は巻き込まれず、毅然として国民の皆さんに
分かりやすく見えるように行動していかなければならない。

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