ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

皆さんの一票でガソリンが値下げされます!

2008年03月31日 | ましこノート
参議院での与野党逆転がなければ分からなかったガソリンの暫定税率問題。
自民党政権が30年以上もの間議論さえしようとしなかったものです。
ガソリン料金の4月1日からの価格引き下げは、まさに皆さんの一票の
結果にほかなりません。地方自治体には迷惑をかけません。
また、50年以上に渡って特権的に使われてきた道路特定財源のムダ遣いを
暴いたのも皆さんの一票の力です。これを一般財源化することは
日本の大改革を進めることになります。次はいよいよ衆議院の解散総選挙。
皆さんの投票によって政治は変わります。ともに政権交代を実現しましょう。

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あと三日

2008年03月29日 | ましこノート
昨晩9時半過ぎ、ようやく三回目の本会議が終わり2008年度予算が成立し、
道路特定財源を除く、今月末期限租の税特別措置を二ヶ月延長する法案を、
31日に成立させる合意をした。国会というところも、期限が決まっているこ
とが分かっていても、ぎりぎりにならないと動かない。交渉事は全て似たよう
なものだけれども、もっと工夫があってもいい。
福田提案に対して自民党は冷ややかで、幹部は口では支える振りをしているが
腹は全く無視である。31日まで新たな提案を期待したいが無理のようである。
いよいよ、つい一年前までは不可能だったし、誰もが考えさえもしなかった、
ガソリン税の暫定税率廃止が実現出来そうだ。これは民主党の力ではなく、
国民の皆さんの一票の力により実現するのである。絶対実現不可能といわれた
郵政民営化と同じである。
小泉郵政民営化に賭けてみようと思った国民が、投票所に足を運んだ結果、
自分の一票で変わる、実現できると分かった。昨年の参議院選挙で、民主党に
賭けた国民の皆さんは、今間違いなく自分の一票でガソリンが25円下がると
確信し始めている。

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福田提案

2008年03月27日 | ましこノート
委員会終了間際に、福田首相が緊急記者会見を行い
道路特定財源について声明を発表したという一報が入ってきた。
内容は21年度から道路特定財源を全額一般財源化する案を目玉に
7項目を提案し、暫定税率については維持することで理解を
いただきたいと述べた。残念ながらこれでは受け入れられない。
一般財源化と暫定税率廃止はセットである。この提案は最終ではなく、
3月31日までにまだ時間がある。もう一度提案があると期待している。

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委員会質問

2008年03月27日 | ましこノート
東京は桜がほぼ満開である。寒い寒いと思っていたら、いつの間にか春本番で
ある。高校野球春の甲子園大会も始まり、プロ野球も開幕した。
今日通常国会が召集されて二ヶ月半、ようやく所属する、経済産業委員会での
質疑が開かれトップバッターとして、大臣所信に対する一般質疑を1時間行っ
た。私のH・Pや国会参議院のH・Pを見ていただきたい。
日本経済は完全に後退曲面にはいり、ますます企業格差、地域格差が広がって
おり中小企業、とくに小規模・零細企業は深刻な状況にあり、民間調査機関に
よる短観は、大きくマイナスと予測されている。JAPAINとヤユされてい
る現状から一日も早く脱却し、厳しい経済環境を克服して日本経済を立て直し、
国民生活と経済産業界に、安全安心と活力をもたらしていく責任が政治にある。
そのためにも国会は審議すべきであり、強行採決も、審議拒否もすべきでない
事を、与野党とも肝に銘じるべきである。

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ガソリンはすぐに下がります

2008年03月26日 | ましこノート
政府・与党は暫定税率が廃止になっても4月1日からガソリンは
すぐに下がらない、大混乱になると宣伝していますが、
ちゃんと下がります。民主党が出したガソリンスタンド対策法案でも
可能ですが自民党は採決しないだろうから、次の方法でもすぐに
下がる事をお知らせします。

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現状
・ガソリン税は製造元から出荷の際に課税される蔵出し税であり、
小売店から製造元に返品があった場合に国税から製造元に税が
戻されることから、暫定税率の期限切れを目前にして、地域の
ガソリンスタンドでは減税を歓迎する一方、「減税に伴う混乱」を
危惧する声も起こっている。
・民主党として「揮発油税等の税率の特例の廃止に伴う調整措置の
実施に関する法律案」を国会に提出したが、3月31日までに
成立するか否かは残念ながら不明である。
・そのため、民主党案が不成立だった場合に備え、
何らかの緊急対策をとる必要がある。

対策の基本的な考え
・昭和54年度に揮発油税・地方道路税が増税された際に、
租税特別措置法の附則「揮発油税及び地方道路税の特例に関する
経過措置」として「揮発油の製造者又は販売業者がある場合において
当該揮発油については、その者が揮発油の製造者でないときは
これを揮発油の製造者とみなし、同日に当該揮発油をその製造所から
移出したものとみなして、1キロリットルにつき9100円の
揮発油税及び1600円の地方道路税を課する」とした。
・すなわち、ガソリンスタンドを製造者とみなし、税務署が税金を
直接ガソリンスタンドから徴収した。
・よって、今回の場合においても3月31日までに、ガソリンスタンドを
製造者とみなす、何らかの方法があれば、ガソリンスタンド経営者が
直接税務署から還付を受けることができる。

対策案
・昭和54年度のときと同様、法律を改正し、ガソリンスタンドを
製造者とみなす。
→法案が3月31日までに成立するか不明
・政令もしくは国税庁長官通達により、ガソリンスタンドを製造者とみなす。
→前例として、法改正により「ガソリンスタンドを製造者とみなしている」
ことから、今回、政令もしくは通達事項で「みなす」ことが可能かどうか。

※参考 政令等で可能な場合の流れ
・政令もしくは国税庁通達で、ガソリンスタンドを製造者と
みなすこととする。
・各ガソリンスタンドが、3月31日時点における在庫量を明確にできる
証明書(消防法の点検記録簿、コンピューターによる在庫証明等)を確保する。
・各ガソリンスタンドが税務署に申請を行い還付を受ける。

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迫るタイム・リミット

2008年03月24日 | ましこノート
昨晩は直嶋正行民主党政調会長を招いて、
地元郡山市で「新春の集い」を開催したところ予想を大幅に超える
約1000人近くの方々にお出で頂き、
大盛会に終了することが出来た。
有り難いと同時に、混雑で不手際があった事をお詫び申し上げ、
今後ともよろしくご指導・ご支援をお願い申し上げます。
参加者のほとんどは私の支援者なので当然のことだが、
4月1日からガソリンが25円下がるのを待ち望んでいる。
与党政策責任者が、直嶋政調会長に申し入れに来たと
報道されている修正案なるものは全く修正案でもなく、
修正協議以前の従来の政府・与党の考え方が
記されているものであるから、形式的な申し入れの既定事実をつくり、
話し合いに応じない民主党のキャンペーンで
イメージ・ダウンを図るやり方に
何の打開策があるのか理解に苦しむ。
タイム・リミットは刻々と迫っている。
思い切った修正案を出せば1番喜ぶのは国民である。
山崎拓元自民党幹事長が、民主党案を丸呑みすることも考えても
と発言したと間接的に聞いた。
現実的である。
福田首相の大胆な政治決断があれば、
地方自治体も混乱無く予算執行が出来る。

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死に体福田内閣

2008年03月19日 | ましこノート
今日の東証株価は296円28銭高となった。再び国会では日銀総裁人事が
不同意となり、戦後初の日銀総裁の空席が現実になった。異常事態であり、
本来であれば株価は大幅に下がり市場は混乱するはずなのに逆に大幅続伸である。
市場は既にこの異常事態を織込み済みで、むしろアメリカの市場に左右される
状況になっている事がはっきりした。それにしても福田内閣は全く当事者能力を
失ってしまっている。武藤氏の否決を考えれば、田波氏では民主党は絶対に
受け入れられない事をわかっていたはずだ。福田首相は裸の王様になってしまい、
誰も支えようとしないから情報もなく、民主党とのパイプもない。
内閣と党で支え意思疎通を図るべき町村官房長官と伊吹幹事長がてんでんばらばらで、
福田内閣は「死に体」同然である。

今月末には暫定税率が切れるのも現実となり、ガソリンはじめ燃料は引き下がる。
大胆な修正-暫定税率廃止と一般財源化のセット-でなければ合意は難しい。
その時は60日規定による衆議院の3分の2再議決で暫定税率を採択し
福田首相退陣で、任期満了まで解散のない可能性を否定できない。

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政治の混乱

2008年03月15日 | ましこノート
ようやく参議院の審議が始まった。
先月末の衆議院での強行採決から二週間の空白が生じた。
無駄な時間だった。
政府・与党には参議院での与野党逆転が国会運営上、
今までとは全く異なっている事実が分かっていない。
昨年の臨時国会におけるテロ特措法の期限切れと
二度に渡る会期延長による57年振りの再議決行使が
新しい国会運営の在り方を政府・与党に教えたはずなのに
55年体制以来の国会対策から依然として抜け出せない。
道路問題にしても日銀総裁人事にしても
参議院では絶対に否決されることが明らかでも
何故強引に、それも期限ぎりぎりになって中央突破を計ってくるのだろう?
衆議院での予算案の採決を参議院側の要求通り二、三日遅らせおけば
暫定税率を含む予算関連法案と一緒に十分な審議時間を確保し
民主党など参議院野党に審議拒否の口実を与える事もなく
政府・与党ペースで行けたのに。
悪い事は重なるもので、中国製餃子毒入り事件、イージス艦衝突事故、
更なる株安、円高、原油高等と続き、何も決められない政治ではなく
政府・与党なのである。
日銀総裁人事はその極め付けであり、はたまた不明年金記録全面解決の
絶望が明らかになった。
いずれにしても参議院での厳然たる与野党逆転の事実を
政府・自民党は重く受け止めて、衆議院主導の国会運営を改めるべきだし、
民主党も予算委員会での審議内容でも明らかなように
優れた質の高い質問を行い出来るだけ審議拒否をせず
政府・自民党を追い込み絶対的な成果を得るべきである。
日本政治の混乱は福田内閣自民党政治の混乱である。

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映画「靖国」

2008年03月12日 | ましこノート
自民党右派の国会議員が上映公開前に文化庁にクレームを付け
試写を求めた映画「靖国」の全国会議員を対象にした試写会が
今夜東京で行われた。配給元が特定の政党・議員だけの
試写会を断り全議員に案内を出した。思いの外議員は少なく
私も含め20人前後いただろうか。内容は意外と穏やかな
ドキュメンタリタッチのもので、自民党右派議員が目くじらを
立てる程でもなかった 。自民党の議員が何故、反靖国とか反日とか
神経質になるのか理解出来ない。2時間の上映時間は疲れただけである。
自民党は騒いで映画の宣伝に一役買っただけである。

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明日、否決

2008年03月11日 | ましこノート
参議院本会議が明日10時にセットされた。日銀総裁人事に関する議題である。
任期切れ直前に提示し、否決されれば総裁が空席となり民主党の責任だと、
すり替えるいつもながらの手法も通用しない。自民党・公明党以外は
反対であり否決となる。自民・公明両党は欠席となる可能性もある。
早く早くと言いながら提示側が欠席となれば無責任極まりない。

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