ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

「次の内閣IN八戸」開かれる

2008年07月28日 | ましこノート
今日3番目の開催地・青森県八戸市で「次の内閣」が開かれた。
約350名の熱心な市民が参加した。ここでも最大の関心は
原油高騰問題と年金問題だった。特に長妻昭年金担当NCが
出席したからかもしれないが年金問題が1番多かった。
街頭演説、団体との意見交換会そして公聴会と盛り沢山の
行事だったが参加者の真剣な眼差しが強く印象に残った。
意見者の1人が民主党のマニフェストや原油高騰対策は
業界・団体に顔が向いていて個人には向いていないようだとの
発言がグサリと胸に刺さった。注意しなければならない。
昨日は岡田克也副代表を迎えて盛大に開催出来た。
明日から8日間福島県内国会遊説をスタートする。

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「次の内閣INいわき」開かれる

2008年07月25日 | ましこノート
長崎・五島列島に続き「次の内閣」公聴会第2弾が福島県いわき市で
開催され、150名近くの市民が参加し活発な意見交換が行われた。
医師不足をはじめとする地域医療問題、原油高騰対策、農業関連、
原発とエネルギー、代表選挙や党内問題など率直な意見要望が
たくさん出された。第1回の五島よりはメディアの報道も少なかったが
毎日は原発問題を取り上げ、私のコメントを紹介した。
民主党の地道な政策公聴会がまさに「国民生活が第一」のマニフェスト
実現のための活動であり、更に国民の声をマニフェストとして
作り上げる原点である。
来週28日青森県八戸市で第3弾「次の内閣」を開催する。
国会は休会中でも我々に休みはない。

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訪中報告

2008年07月24日 | ましこノート
遅くなったが先週の訪中を報告します。
今回は気候変動問題を中心に、岡田克也代議士他四名と北京で
中国要人達と意見交換を行ってきた。
一年振りに北京を訪れたが、オリンピック開幕まで二十日を切
った北京は活気に溢れていた。
オリンピック成功に政府の威信を賭け、交通インフラや緑化整
備が促進されると同時に、国民の不満はどんな小さなものでも
抑え表面化させない様子を垣間見ることが出来た。
8月8日は盛大なオープニングセレモニーが繰り広げられるだ
ろう。オリンピック後の中国は、今まで以上に目が離せない。
石油高騰は例外なく中国をも巻き込んでいるし、都市部と農村
部の格差は日本以上である。世界最大の人口を有する中国に
とって最大の課題は、この格差社会の是正であろう。
世界一の指数を示す多くの経済力と資源を持つが、余りにも
巨大な人口と国土が生み出す格差を、簡単に解決出来ない中
国指導者達の「我が国は発展途上国である」との発言・意識
から、その苛立ちとジレンマを感じ取るが出来る。
気候変動については有意義で率直な意見交換が出来た、特に
胡錦濤国家主席の後継者と目される、李克強国務院長副総理が
多忙な中会談に応じてくれ、更に30分の予定を1時間近くも
会ってくれた上、急遽国家政策委員会の気候変動問題担当責任
者の会談をもセットしてくれた。
岡田克也代議士への期待の大きさを、このような形で異例の厚
遇してくれた。日本国内の状況を良く把握しており、驚くほど
細かい事まで知っている。
独りっ子政策も都市部では実行されていても、農村部では自由
であり、独りっ子政策破りは黙認である。気候変動問題は、具
体的政策を実施中だと強調していたが、確かに一部は確認出来
るが、中長期目標実施については不確実不透明な事も多く、
今後十分注視していく必要がある、。もっとも日本も似たり
寄ったりだが、現在のG8だけでは解決出来ない気候変動問題
解決には、中国やインドなどの新興大国も参加して行く必要が
ある。訪れるたびに大きく変化していく中国を、世界が無視出
来ないことは勿論だが、その存在・影響力が増していることを
あらためて認識した、有意義な訪中であった。

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明日から中国へ

2008年07月14日 | ましこノート
今夜民主党パーティーが、ホテル・ニューオータニで開かれる。
厳しい経済環境のもと、二万円のチケットを購入にしていただ
き大変恐縮している。民主党の財政基盤は、ほとんどが国民
の皆さんの税金による、政党交付金に頼っており脆弱である。
今回の資金パーティーも、自民党Ⅰ派閥のパーティーと同じ規
模である。[政治と金]は古くて新しい問題である。
今の日本を取り巻く状況は、あらゆる面で深刻である。国会閉
会後、地元は勿論、全国各地に出向いて国民の皆さんの声を
聞いているが全く同じであり、先週の長崎・五島の声に凝縮さ
れている。
同時に世界各国との関係も無視出来ない、とくに中国との関係
は政治、経済はじめ全ての分野で重要である。
明日から一年振りに中国を訪ねる、今回は地球温暖化防止対
策について党の岡田克也本部長達と五人で、中国政府要人達
と率直に意見交換をしてくる。洞爺湖サミットも失敗とは言
わないが、成功でもなかったし大きな成果もなかった。ブッ
シュ大統領の主張する、中国やインドなどの新興大国が参加
し議論しなければ地球を守ることは出来ないのが現実的である。
その意味でも、今回の訪中を三日間だが有意義なものにしたい。

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温暖化防止

2008年07月11日 | ましこノート
北海道洞爺湖G8サミットが終わった。今年のサミットの主要テーマは
1.地球温暖化防止、2.原油高騰対策、3.食糧不足・価格高対策、
4.アフリカ問題対策、だった。特に温室効果ガス排出削減の長期目標が
最大の焦点だった。2050年までに世界全体で温室効果ガスを少なくとも
半減させるという目標を共有することで合意したが、原油や食糧問題では
解決のための具体策は出せなかった。地球温暖化防止は待ったなしの
状況にもかかわらず各国の思惑が絡み温室効果ガス削減の具体的数値すら
盛り込めなかった。アメリカ・ブッシュ大統領が残り任期半年となった
最後のサミットで自国の利害を露骨に出さず中国・インドなどをダシに使い
新興大国の参加なしには対策の実効性を確保出来ないと老獪な主張を
展開した。確かに世界全体のエネルギー起源二酸化炭素(CO2)排出量
(05年、国際エネルギー機関調べ)に占める割合が主要8ヶ国で
計41%であるのに対して中国・インド2ヶ国で約半分以上に当たる
23%に達し、更にブラジル、メキシコ、南アフリカを加えたならば
大変な数字になる。もはや温室効果ガス削減はG8参加国だけでは
不可能であり新たな国策枠組みを構築することが必要である。
我が国は京都議定書に基づき1990年を基準年に2020年までに25%、
2050年までに60%超の温室効果ガス削減を実現するために
あらゆる努力を惜しまず、その上で世界に向けて強力なリーダーシップを
発揮する責任がある。地球を守り日本を救い国民を幸福にするために
残された時間はそう多くはない。

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「次の内閣」IN五島

2008年07月10日 | ましこノート
昨日、山田正彦衆議院議員の地元、長崎県・五島市で「次の内閣」
公聴会が開催された。梅雨明けの32度を超す暑い中予想を上回る
550名近くが参加した。会場は熱気に包まれ20名の方々が率直に
意見や要望を述べた。今の日本全体が抱える諸問題、課題がそのまま
五島に凝縮され悲鳴となり嘆きとなり怒りとなって表明された。
原油高、後期高齢者医療、年金、商店街、下請け、農業、郵政民営、
畜産、漁業、特別会計、フェリー・航空運賃などなど本当に多岐に
わたるものだった。中には自民党党員や支持者も結構参加していたそうである。
要は現在の生活・社会状況をなんとかして転換して欲しいとの切ない思いを
訴えたかったと受け止めた。離島というハンデのもとで必死に頑張ってきたが
限界に追い込まれてしまっても、まだ政治が有効な手段を講じることができない
不満、不信、を我々に思い切りぶつけることで少しでも変化が起きることを
期待したい気持ちがひしひしと伝わってきた。だからこそ民主党の内部分裂的な
動きを心配し団結を願う声も多く出たことを胆に銘じて行かなければ
国民皆さんへの背信行為になってしまう。

洞爺湖サミットに比べれば華やかさも物量的にも格段に差がありメディアの
注目度も低いが、国民の本当の声は圧倒的に勝る公聴会であった。
引き続き24日にいわき市、28日に八戸市で開催し、国民の声を真剣に
受けて政権交代を果たし政策の実現をしていく。

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サミットは何ができるのか?

2008年07月07日 | ましこノート
洞爺湖サミットが今日から始まった。日本では八年前ぶりの
開催である、沖縄サミットだった。
今回のサミットで主催国議長を努めることは、福田首相の悲
願であった。何が何でもサミット主催国議長として臨みたい
執念があった。そんな福田首相の感情とは別に、今回のサミ
ットで何が決まり何ができるのだろう?もちろん温暖化防止
は世界的緊急課題であり、金融・原油・食糧高騰問題、アフ
リカ問題、北朝鮮の核問題など、数え切れない諸問題が世界
には山積している。マンネリ化したサミットでは大きな成果
は期待できない、しかし福田首相が具体的成果をあげるため
のチャンスでもある。中国・インドを交えた取り組みが今後
必要になってくる。
単なるパフォーマンスにならないよう、福田首相の腕の見せ
どころである。

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無駄ゼロ

2008年07月04日 | ましこノート
福田内閣が無駄ゼロに取り組むそうだ、先立つこと、自民党
も公明党もPTをつくり国民に盛んにアピールしているが、
今更何をと、呆れ返ったり腹が立ったりしている。
我々民主党はとっくの昔から、政府・行政の無駄使いを指摘
し追求してきた、つい最近の無駄使いの象徴的なものは「居
酒屋タクシー」であり、民間ならばこれは横領罪にもなる、
悪質なものである。今まで民主党が無駄ゼロを言うと、せせ
ら笑いをしていた自民党が急に無駄ゼロを追求し始めたのは
次期衆議院選挙は、このままでは負ける恐怖感からである。
霞ヶ関の埋蔵金についても、自民党伊吹幹事長がついに
「10兆円~15兆円」あり、これを年金財源に使うべきと
言い出した。あれほど埋蔵金はないと言い切り、民主党はい
い加減なことばかりと言っていた同一人物とは思えないほど
の厚顔である。
今日視察した「もんじゅ」も、スタート以来約八千億円投入
したがいまだフル稼動に至らず、僅か四ヶ月近くで40%稼
動までで10万キロワット発電しただけである、これも無駄
と言えば無駄だが、高速増殖炉の成否は、国策上重要である
と割り切るしかないのかな?

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富山・金沢視察

2008年07月03日 | ましこノート
梅雨の合間、暑い日が続いている。
国会も終わり選挙区福島県内を一生懸命歩いている。
昨年の今頃は参議院通常選挙の真っ最中で、
地元候補の選挙対策本部長として活動していた。
あれから一年、衆議院解散・総選挙も福田内閣の低迷により
暫くなさそうだが、常在戦場の体制で臨まなければならない。
参議院は六年に一度の定期戦だから衆議院に比べれば呑気であるが、
私は衆議院の癖が抜けず、そんなに活動しなくとも良いのにと
言われるが、長い間の習性はそう簡単に変われない性分である。
あらためて福島県の広さを実感している。
そんな中、参議院経済産業委員会で国内視察として富山・金沢に来ている。
実は北陸路で富山・金沢は初めてである。
地方で元気のある都市を訪問し、これからの中心市街地活性化の参考にし、
高速増殖炉「もんじゅ」の再開に向けた状況を把握し、
今後の原子力行政に生かし、
また農商工連携で頑張っている中小企業をさらに応援することや
原油高騰に苦しむ漁業関係者の声を聞き対策に反映する目的である。
二日間しっかり視察していきたい。

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