ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

長かった四月も終わり

2005年04月30日 | ましこノート
夏のような暑さの一日が終わりいよいよ明日から五月、今月は長かった。
市長選挙に全力投球したが完敗し、まだまだ力不足であり、このままでは小選挙区での勝利はおぼつかない事を痛感した。
そんな反省をしながら毎日あれこれ考え活動していると一日が長い。考えばかり先行していくと行動が追い付かない時がある。
もう一度足元から見つめ直し行動していこう。過去の行動から学び新しい物を創り出していきたい。
五月は連休明けに田植えが待っているし、国会も後半に入り解散の可能性を含み激しい攻防が展開されるだろう。
明るい五月晴れのもと元気にいこう。

再出発

2005年04月29日 | ましこノート
先の郡山市長選挙に立候補し、残念ながら当選を果たす事が出来なかった諸橋泰夫さんが増子輝彦公設第一秘書として再出発する事になった。
選挙終了後、翌日から20日間毎日挨拶廻りを休まず行い、多くの方々の意見やアドバイスを聞きながら今後の歩む道を考えてきたが、最終的に政治の世界に入る事を決断した。
新たな志と決意の元、一から政治を学び人々との関わりを大切にしてしっかりと活動していく覚悟である。
今回の市長選挙での最大の収穫は、政治家としての才能と資質を持つ諸橋泰夫さんが政治の世界に飛び込む決断をしてくれた事である。
今後ともご指導ご支援を宜しくお願いいたします。
良い人材がどんどん政治の世界に参入し日本改革の力となって欲しい。

県政疑惑

2005年04月27日 | ましこノート
ここ数日、福島県知事の親族企業所有地をめぐる不透明取引で東京地検特捜部が捜査を進めている事がマスコミで報道されている。
各方面から多くの問い合わせがあるが何とも答えられない。
約30年前福島県知事が汚職で逮捕された事件がある。今回最悪の事態にならないように願う。
権力は長期に渡ると腐敗すると歴史は教えている。郷土福島県知事に限ってはそうでない事を信じている。

小泉政権4年

2005年04月26日 | ましこノート
小泉首相が誕生して早いもので満4年になった。誰も小泉さんが総理大臣になると思わなかったし、こんなに長く続くとは思わなかった。
「自民党をぶっ壊す」と言う小泉マジックにいまだ掛かっている。改革、改革と叫び次々と手をかけ全て中途半端で終わり。
しかし本人は得意満面に誰も手を付けられない事を「私だからやれた」と言い切る。
国民も自民党も国会も外国諸国も無視、アメリカとブッシュと財務官僚と身内だけを信用している。
ある意味では不思議な政治家である。こんな小泉首相に今のところ対抗できる人物がいない。
国の内外に重大な問題が山積している。残りあと約1年、日本の政治は更に小泉首相に振り回され、過ぎていく。
何も改革、解決されないままツケだけが残される。政局好きだけに年内に解散・総選挙で特例任期延長を考えているかもしれない。しっかりしよう、政治家達よ。

選挙総括

2005年04月25日 | ましこノート
昨日の二つの衆議院補欠選挙は自民党の勝利だった。勝因は二つ、低投票率と公明党・創価学会である。
自民党はこの二つの力がないと勝てない事が証明された。逆に民主党は浮動票頼りでは勝てない事がわかった。
岡田代表では選挙に勝てないと批判する勢力もあるが、ここはしっかりと支えていくことが肝要だ。
選挙に負けたことはイメージとしては民主党にマイナスだが、体制立て直しのためにはいい教訓となった。
決戦の本丸は総選挙だ。郵政解散はないから自民党に負けない活動をして低投票率でも公明党・創価学会と戦っても勝てる体制作りを自己責任でやる事が急務である。

今日起きた尼崎市でのJR通勤電車事故の犠牲者・負傷者の方々にお悔やみとお見舞い申し上げます。

小泉首相の決断を求める国民大集会

2005年04月24日 | ましこノート
今日午後2時から日比谷公会堂で拉致被害者家族連絡会、拉致議員連盟、救う会の主催による表題の国民大集会が約6000名が集まり盛大に開かれた。
金正日政権は遺骨・死亡診断書までも捏造した。「全ての拉致被害者を取り戻す」という日本の国家意思を示すためには制裁発動しかない。無視は黙認と思われてしまう。
政府が北朝鮮に「迅速かつ誠意ある対応をしない場合、厳しい対応をとる」と予告してから4か月目となる今日4月24日に国民大集会を開催し、小泉首相の決断を強く求めた。
日曜日のせいか国会議員は私の他14名だった。民主党から鳩山由紀夫民主党議連会長を始めとして8名、自民党から平沼赳夫拉致議連会長他4名、公明党から1名だった。
拉致問題は最近、残念ながら日本全体として関心が薄れてきてしまった様に感じるのは私だけだろうか?

特に小泉首相は郵政民営化だけが首相としての仕事の如く熱病にかかった様相である。加えて日中、日韓関係がおかしくなり、その改善に忙殺されている。
マスコミなどのメディアも八方ふさがりの日朝関係よりも日中関係の混乱の方がニュースとしては面白く関心が高いから優先する。
しかし、国家として拉致問題を風化させてはならない。小泉首相の一人よがりの政治手法では拉致問題の解決はありえない。
国家の主権が侵害され、国民の人権が侵されたこの拉致問題を我々政治家はしっかりと行動して政治生命を賭けて解決する責任がある。
今日の国民大集会に参加してその思いを強くした。

今、衆議院宮城二区、福岡二区補欠選挙の速報が入ってきた、残念ながら両方とも自民党が勝ってしまった。詳細は明日。

就職

2005年04月23日 | ましこノート
新年度がスタートして間もなく一月が経過する。
社会人となった若者達は初めての環境に順応出来ているのだろうか?
いわゆる五月病に苦しむ若者達もいるだろうが、何とか乗り切って欲しい。
今も大学、高校、専門学校をでたけれども就職が出来ない若者達がたくさんいる。
今日も二人から息子さんの就職依頼を受けた。
親は勿論のこと、子供達の気持ちを考えると何とかしてあげたいと思う。

外務委員会質疑

2005年04月22日 | ましこノート
町村外相が17・18日の両日、中国外相との会談を終えて今朝帰国し真っ直ぐ外務委員会に出席した。与野党3時間の質疑を行った。
私も30分間、町村外相に日中関係について質問をした。
結論から言えば外相訪中によっても日中関係は何等変わらないだろう。
バンドンで小泉・胡会談が行われたとしても日中間の懸案は解決出来ないだろう。
問題解決の本質に両国ともすれ違いばかりで努力していない。
今回の反日破壊デモについて言うべきははっきり言い、靖国参拝問題や教科書問題についても一度ケジメをつける必要がある。
質問の詳細はHPを見てほしい。

補欠選挙応援

2005年04月20日 | ましこノート
衆議院補欠選挙が宮城二区と福岡二区で行われており終盤に入った。今日、宮城二区の応援に入った。
楽天イーグルスは盛り上がっているが、選挙は低調である。自民党分裂選挙だから民主党に有利だとの声や読みがあるが、そう簡単ではない。
終わったばかりの郡山市長選挙も同じような構図だったが、結果は自民党の争いに巻き込まれ序盤の優位が終盤で埋没してしまった。
宮城二区は郡山市より遥かに浮動票が多いので一概に同じとは言えないが、世論調査も激しく競っていて予断は許さない。
今日の応援に入っての感じでは投票率と候補者の経歴が勝敗の決め手になるだろう。
福岡二区も激しい争いが続いている。
両方の選挙区とも是非勝ちたい。残り三日間が有権者の投票行動が決まる大事な期間である。知人友人に声を掛け合おう。

郵政民営化茶番劇

2005年04月19日 | ましこノート
小泉改革の本丸と大見えを切る郵政民営化法案について自民党内の議論がまとまらず徹夜のガス抜きの末、執行部一任を強引に取り付けた。
反対派は更に抵抗をしていくが既に落とし所は付いており一見激しい議論をして自民党分裂があるかのようにパフォーマンスを繰り返している。
本気で抵抗し党を分裂させたり党除名になってまで反対する覚悟を持っている人物は自民党にはいない。
小泉首相の顔を立てて反対派の拳を降ろさせる妥協案は既に出来ている。妥協案はいつものように骨抜きの中身のない案である。
マスコミが自民党に踊らされ、民主党はかやの外で対案を出さず寂しく見ているだけである。
世論調査で郵政民営化問題は「関心が低いから」とただ反対と言うだけでは政権準備党の名が空しい。
茶番劇でも議論の中身と賛成・反対が分かる自民党の方がまだいいか。