緊急対策

週明けの為替が注目されたが、今日は一呼吸あり、86円台で落ち着いている。

ドバイ・ショックにより、リーマン・ショック以上に深刻化してくる可能性がある。

円高・株安・デフレ、これらは前自民党政権の失敗によるものだが、

現鳩山政権が対応を誤れば、責任は民主党連立政権が取らなければならない。

対策をスビーディに講じ、速やかに強いメッセージを市場と国民に発信しなければならない。

菅副総理のもとでの経済対策を早急にまとめていく必要がある。

2・7兆円の枠にこだわらず、速攻性のある需要拡大につながるものと、

直接雇用に財政支出をすべきである。

このような急激な経済失速の時に増税はすべきでないだろう。

今週が勝負どころになるだろう。


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タバコ値上げについて

今、政府税調が開かれており、タバコ値上げについて本格的に

昨日から議論が始まった。

税調への鳩山首相からのタバコについての諮問は、

健康と環境の観点から、

たばこ事業法の撤廃による農家と小売り販売店への支援等についてである。

過去２０年間で販売価格で１円値上げが３回行われ、

そのつど販売本数は減少し続けている。

またたばこ耕作者も減り国内産葉タバコは３５％、

外国産葉タバコ６５％となっている。

世論調査では約６割以上が値上げ容認であり、

喫煙者に聞くとほとんどが値上げ仕方ないとあきらめモードである。

小売り販売店と葉たばこ耕作者は値上げ絶対反対であげるが、

政権交代し自民党が野党になったにもかかわらず

耕作者団体は値上げ反対陳情に自民党にだけ行っているのは

何故か理解できない。

税収確保だけではなく、耕作者や販売店の支援をしながら

タバコ事業法を新しく作り健康と環境の面から

タバコ値上げは理解されると思うがご意見を。


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事業仕分け

今日で終了した事業仕分けに初めて出席した。

電源立地交付金が俎上（そじょう）に上がり、

全国の電源立地地域の方々始め、多くの国民の皆さんが心配され、

経済産業省としても、省益ではなく日本のエネルギー政策の重要な観点からも、

担当副大臣として評価委員の皆さんと議論をさせていただき、

結論ありきのような状況を覆すのは大変なことだが、

しっかりと主張させていただいた。

結果は「見直し」であったが、制度面は理解され評価され、

交付金の使途について自由裁量にするように、

火力発電所を減らす誘導をするように、

の２点について見直しするようにとの評価であり、

この評価を踏まえて今後交付金を実施していくことになる。

事業仕分けは悪くないが、来年度も実施するなら

民主党政権主導で行うべきである。

今回のような財務省主導の気配のする事業仕分けは改善すべきである。


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国債発行と予算

円高が加速している。

年末に向けて景気が悪化しつつある。

鳩山内閣は２次補正のために、菅副総理のもと

経済対策案を月末までにまとめる作業中である。

財源は補正予算見直しの2・7兆円である。

来年度予算編成も、今行われている事業仕分けや

税調の取りまとめの結果をうけてからになる。

財源論は36兆円の税収に落ち込む可能性が大きくなる中、

赤字国債発行44兆円を上回らないとの鳩山首相の発言ならば、

どうして95～92兆円の予算編成をやるのか？

足元の景気が悪くなっているから二次補正を編成し

来年度予算まで繋いでいく考えならば、

赤字国債発行44兆円枠にこだわらず景気対応に万全を期すべきである。

１０兆円の債務償還費も使い、まだまだある埋蔵金も活用して、

二次補正も来年度予算も徹底的に無駄遣いをやめた上で

思い切って大型予算を編成すべきである。



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会期延長は？

臨時国会も会期末まで残り一週間となった。

法案を上げるのには若干日程的に窮屈になってきた。

日程は国会で決めるので口は挟めないが、

今後の国会対応が税調の取りまとめや

予算編成に大きく影響してくる。

先週は多忙過ぎて配信できなかったが

重要な週になるので頑張って配信したい。

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オバマ演説

アジア歴訪最初の訪問国に日本を選び、

「バラク、由紀夫」とファースト・ネームで呼び合う親密さを築き、

日米安保５０年を来年に控え、日米最重要を確認した

鳩山・オバマ会談は大成功だった。

安全保障面をしっかり構築することを忘れず、

あらゆる相互関係を強力に推進すれば、

経済分野は余り神経質になる必要はない。

こんな観点からオバマ演説は語られ、日米・米中を中心に

アジア戦略を展開していく意欲を表明した。


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オバマ大統領初来日

今日、オバマ大統領が初来日した。

１１日にＡＰＥＣ首脳会談と、日米クリーン・エネルギー

の総理レクをさせていただいたが、鳩山首相の

オバマ大統領との対応について率直に考えをお話したい旨

を１０日のましこノートに記したが、

１０日朝オバマ大統領との電話会談が行われて、アフガン

支援パッケージがまとまり円満に終え、かつ土曜日には

シンガポール到着しなければならず一足先に失礼すること

をご理解頂き円満に終了した事であり安心した。

鳩山首相とオバマ大統領が理解を深め、相互協力を強め

日米関係が強力に進んでいくことになる成果を期待したい。

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天皇陛下御在位２０年

今日午後から記念式典が挙行された。

国立劇場に鳩山首相が実行委員長となり1200名が参列した。

天皇・皇后両陛下ご成婚５０年にもあたる、

おめでたく記念の年であり心からお祝い申し上げる。

式典に参列して感激すると同時に、

天皇陛下のお言葉に涙が込み上げてくるほど有り難く、感動した。

両陛下のご健勝と皇室のご繁栄をお祈り申し上げる。


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総理レク

今週末にシンガポールでＡＰＥＣ首脳会談が行われる。

来年は日本が主催国となり、再来年が米国である。

事質的には１１日から始まり、直嶋経済産業大臣や

岡田外務大臣がそれぞれ各大臣会議に出席するため、

今日夕方出発する。鳩山総理はオバマ大統領が、

１３～１４日に来日するため１３日夜半出発の予定である。

１４日午前中オバマ大統領は日本で大統領スピーチを行い、

天皇陛下主催の午餐会に出席の後シンガポールに向かう。

私は日米関係が最重要であり最基軸であるので、

オバマ大統領を残していくのではなく、

一緒にシンガポールに乗り込む事を関係機関に

働き掛けている。それでなくとも鳩山政権は嫌米などと、

自民党や一部のメディアに喧伝されているので、

またまた嫌米の格好の口実を与えかねないと心配している。

明日大臣の代理で、鳩山総理にＡＰＥＣ首脳会談の

具体的な内容や東アジア共同体・日米クリーン・

エネルギー等について１時間程レクチャーすることに

なっているので久しぶりに率直に意見交換をしたい。


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透明度

鳩山内閣発足して間もなく二ヶ月になる。

臨時国会も代表質問、予算委員会と順調に進んでおり、

明日２時間参議院で質疑が終わる。

提出法案の審議があり、会期内でおさまるか微妙なところだ。

大事なことは年内に予算編成を終えることである。

そのために税調、行政刷新会議を来週以降連日開催し、

結論をださなければならない。

両方とも透明度を高めるため、インターネットで全面公開する。

行政刷新会議は一般傍聴を三百人してもらう。


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