ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

御礼

2006年12月29日 | ましこノート
今年も残すところ2日となりました。
一年間大変お世話になり心から御礼申し上げます。
小生の駄文にお付き合いいただき恐縮しております、
多くのご意見ご助言をいただき感謝しております。
来年は政治大転換期になると思います、
志を高く初心忘れず頑張って参りますので
ご指導ご支援よろしくお願いいたします。
ご健康で良いお年を迎えられますようお祈り申し上げ
本年最後のましこノートとさせていただきます。

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残業代ゼロでいいのか?

2006年12月28日 | ましこノート
残業代ゼロの「ホワイトカラー・エグゼンプション」という
カタカナ言葉の悪法が来年通常国会で成立し導入されそうだ。
成果主義が導入されサービス残業で残業代ゼロになる、
現行の労働規準法では非管理社員を一日8時間、
週40時間を超えて働かせる場合、通常の25%増し、
休日出勤は35%増しの報酬を支払う事になっている。
今回の労働政策審議会報告書は残業代ゼロの
「ホワイトカラー・エグゼンプション」を労使対立のまま導入をきめた。
厚労省は年収1000万円以上経団連は400万円以上を対象と
主張していたが具体的な年収額は決めないままの結論となった。
もっと恐ろしいのは金額を政省令で決めることである。
法律で決めれば国会で審議ができ勤労者の意見も反映できるが
政省令では官僚と経営者側のやりたい放題である。
こんな悪法が導入されたらホワイトカラーは残酷物語
そのもので過労死や自殺が当然のようになって行くでしょう、
まさに悪魔の法律になる。
この悪法を多数決の原理で導入されないように
来年は「ホワイトカラー一揆」を起こして欲しい。

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小泉再登板?

2006年12月26日 | ましこノート
永田町も霞ヶ関も予算編成が終わりひっそりしている、
今年最後の東京滞在を終え地元郡山へ向かっている。
政治、官僚、マスコミ関係者と会うと異口同音に
安倍政権の行き詰まりと来年通常国会中の退陣を話題にする。
一言でいえば安倍晋三という政治家は宰相の器でなかったことである。
経験不足とか官邸機能不全とか
仲良しクラブの取り巻きが悪い等と庇う人達もいるが、
安倍首相本人の資質の問題であり象徴的な事は、
今年をあらわす一文字は「命」だったが
記者に安倍首相の今年の一文字はと聞かれ「変化」と答え
再度一文字ですと問われ「責任」と平然と答えた。
何をか言わん、である。
今後ともV字型の支持率の回復は難しいだろう、
官邸は必死になってサプライズを模索中だが、
仮に一時的に支持率が回復したとしても
長くは安倍政権は持たないが認識である。
サプライズはまさに小泉再登板が語られている。

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次世代のために

2006年12月25日 | ましこノート
今年も残すところ後一週間となった。
この冬は暖冬で雪が降らず生活は楽だが
スキー場は困っていると心配し、
原油高で灯油が高値で大変だが少し助かるホッとする。
ジャンボ宝くじを買って三億円夢を追い掛け、
有馬記念でディープインパクトの馬券を買い天才馬のラストランに酔う
庶民の生活を楽しんでいる年末である。
こんな庶民の感覚や生活を永田町や霞ヶ関の政治家や官僚は
分かっているのだろうか?
赤坂にできた衆議院議員宿舎は超豪華で同程度のマンションなら
家賃五十万円位が相場だそうだが
新宿舎は九万二千円の家賃に決まったそうだ、
私が入居していた高輪議員宿舎は五万五千円だった、
古いが周辺相場は三十万円位でやはり格安だった。
やはりこれも議員特権である、
国会議員年金廃止議連会長として活動して廃止を実現したが
議員活動に必要か不必要かを厳しくチェックし
更に特権廃止に活動していきたい。
2007年度予算も決定したが借金財政改善には程遠いもので
庶民生活とは掛け離れた将来が不安で厳しい生活が待ち受ける
安倍予算である。
現役世代も大事だが次世代にツケを回さない税金の使い方をする
メリハリのある予算編成をして欲しかった。

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五年後の日本

2006年12月22日 | ましこノート
来年度予算も内示され間もなく編成も終わる。
税収が前年度より少し伸びたが依然として厳しい予算編成が続く。
やはり借金財政からの脱却が最大で喫急の課題である。
赤字国債の発行を25兆円台に押さえた事は評価出来るが
歳出削減が中途半端であり相変わらず税金の使い方に無駄が多い。
破綻になった夕張市の姿が五年後の日本の姿と思えてくる。
一時的に税収が伸びたからと浮かれてはいられない、
景気回復はかりそめの姿と思った方が良い、
本間正明税調会長が辞任した事はよかったが
空白期間を短くし速やかに後任を決めるべきだ。
本物の景気回復になるように税制改革を望む。

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青島幸男さんを偲ぶ

2006年12月21日 | ましこノート
青島幸男さんが亡くなった。
若い世代には馴染みがないかも知れないが
我々団塊の世代には結構影響があった。
私が初めて選挙権を持った時の最初の選挙が参議院選挙だった。
当時大学二年生の私は参議院全国区に立候補した青島さんに
記念すべき一票を投じた。
大学の先輩であり世代交代を期待したのが理由だった、
石原慎太郎氏トップ青島さん2位だった、
共に30代半ばであり、政治が変わる予感がして興奮した事を
鮮明に覚えている。
その後二人は政治理念や行動は違ったがそれぞれ政治家として
活躍し役割を果たした。
政治活動の終わりを都知事として迎えていくのも二人の奇縁である。
青島さんは様々な才能があったが何と言っても言葉に魅力があった、
青島さんを偲びながらご冥福をお祈りする。

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質問拒否

2006年12月20日 | ましこノート
国会終了後総理大臣が記者会見を行う、
昨日安倍総理の記者会見があった、
通告質問のほかに一般質問を受けるのが通例だが
今回は一切受け付けず時間切れを理由に会見を打ち切った。
安倍首相どうしました?
政治家には説明責任があり、ましてや総理大臣は特に国民に対して
説明責任を持つし、記者会見の場は絶好の機会である。
小泉前首相は饒舌に語り良くも悪くも時間をかけて質問を受け答えた。
安倍首相は口下手だからと言って逃げては駄目だ。
復党問題や道路特定財源問題で支持率が急落し
加えて本間正明税調会長の公務員宿舎愛人同居問題で
厳しい質問が予想されて逃げたりすれば
自ら総理大臣失格を証明したようなものだ。
政治家が言葉を失い記者質問を拒否する様では
政治家を止めた方が良い。

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政治献金NO

2006年12月19日 | ましこノート
大手銀行が政治献金を再開するという。
金融不安から救済のため莫大な公的資金を投入し、
ゼロ金利を実施し、税金を長期間納めず、
守られてきた銀行が史上最高の利益を計上しているが
国民は逆にい負担増で厳しい生活を強いられている。
自民党は借り入れ80億円超だそうが
この肩代わりに銀行の政治献金が再開されてはかなわない。
銀行は政治献金再開の前にやることがあるはずだ、
国民や中小零細企業の犠牲の上に銀行が救済されてきた事を
忘れないで欲しい。

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辞任すべき

2006年12月18日 | ましこノート
政治のタガが緩み世相がおかしくなって来ている。
国民の税金を使う優先順位を決めるのが政治の要諦であり、
その税制の方向性を決める政府税調会長の本間正明氏が
愛人と言われている女性と国家公務員宿舎に同居している事に
対して何等責任感じず辞任の意志も持たず
又任命権者である安倍首相もプライベートな事と任務は別であり
しっかり仕事をして欲しいと発言し擁護姿勢である。
日銀福井総裁の利殖問題にしても、国民の目線、感覚と
やっぱりどこか違うしおかしいと思っている人が多い。
連続する知事の逮捕や不祥事を見ても教育的観点からも、
いまの日本は危機的状態である。
一日も早く立て直す必要がある、
先ずは責任ある立場にある人が責任を明確にすべきである。
分かりやすく。

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蟻の兵隊

2006年12月14日 | ましこノート
先週日曜日、「蟻の兵隊」自主上映会に行ってきた。
中国、山西省に取り残された奥村和一さん達兵隊の
ドキュメンタリー 映画である。
残念ながら劇場上映はしておらずほとんどの人は見る機会は
ないかもしれない。
「戦争と人間」について考えさせられる、多くの人に見て欲しい。
最近映画やテレビで硫黄島に関する物が続く、
これも「戦争と人間」がテーマである。
特定の人物を美化している事が若干疑問を感じるが、
それでも戦争体験者が僅かになって来た今
充分考えさせられる必見である、
国会では「国民投票法」採決が見送りになるようだが、
憲法改正に直結する最重要法律しっかり時間をかけて
審議する必要がある。

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