ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

明日から暑中見舞い遊説

2006年07月28日 | ましこノート
久しぶりのお天気が二日続いたと喜んだと思ったら
今日はまたまた雨。
明日も雨の予報、いつになったら梅雨は明けるのだろ?
恒例の暑中見舞いの遊説を明日からスタートする、
今年で20年目位になる、今年のような天気だと
盛り上げに欠ける。
今週、来週と三日間づつ合わせて6日間実施する、
天候に左右されずしっかりやろう。
選挙本番並に先導してくれる各地後援会の方々に感謝する。
てるてる坊主の利き目がありますように。

福田康夫氏不出馬

2006年07月24日 | ましこノート
九月に行われる予定の自民党総裁選に出馬が噂されていた
福田康夫氏が出馬をしない事が明らかになった。
賢明な判断である。
小泉首相が安倍官房長官を最終的には支持表面をするのは
既定の事実なのだから、
勝敗が最初から決まっているような勝負に出るはずがない。
年齢も七十歳になった、残念ながら遅い。
人物としては軽妙洒脱で信頼できるし欲がない。
今回の総裁選は安倍晋三氏で決まりだ。
キャリアはイマイチだが小泉路線の後継者としては
一番である。
タカ派で憲法改正論者だが政策ははっきりしない。
靖国参拝強行を主張しているがサプライズ的に
総理在任中には参拝自粛に転換するだろう。
これから暫く注意深く見て行こう。

町長逮捕

2006年07月22日 | ましこノート
福島県石川町長が逮捕された。
容疑は町の職員採用をめぐり現金を受け取ったとして
収賄容疑である。
大変残念である、とかく地方自治体の職員採用に関して
嫌な噂が多い。
公務員になれば将来は安泰だから少し位お金が掛かっても
いいから何とかならないかと頼みに来る人が結構いる。
又あそこの子供は幾ら幾らで役所に入れて貰ったと
公然と話しが出る。
今回のような町長逮捕の事態になればますます噂が
本当になってしまう。
特定のコネがあり便宜を計って貰う、
潜在的に多くの人が大なり小なり持つ気持ちであることは
否定出来ない。
だからこそあらゆる立場で権力や権限を持つ人間は
自らを律し衿を正し利権を排除していかなければならない。
職務権限のある自治体の長や職員、
そこに関わる議員が口利きに伴い見返りを金銭的に求め
受ける事はあってはならない事で、
当たり前の事である。
しかしながら、なかなかこの当たり前の事が出来ない、
公共事業の官製談合や天の声はその代表的なものである。
福島県は知事や郡山市長の周辺が騒がしい、
何も無い事を願っている。

昭和天皇の不快感

2006年07月21日 | ましこノート
元宮内庁長官、富田朝彦氏(故人)のメモから
昭和天皇が靖国神社のA級戦犯合祀について
強い不快感を示されていたことが明らかになった。
昭和天皇は「私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」と
発言されたとのメモが残されいる。
天皇の戦争に対する思いは戦争を回避する事が出来なかった
責任と三百万人近い犠牲者を出した責任を強く感じ、
終戦直後マッカーサー元帥との会談で自らこの責任に触れらて
「ご自分より国民を救って欲しい」と訴え
マッカーサーの心を強く打った、とされている事からも
A級戦犯を戦没者と合祀することは許す事が
出来なかったのだろう。
靖国参拝を取りやめるのは当然の結果であろう。
今回のメモで明らかになった天皇の御心にはあらためて
尊敬の念を持つと同時に戦争に対する責任から平和への
強い想いが感じ取られる。
この御心をどのように理解し生かしていくのか
政治の責任は重大である。
「あの人がこの人が何を言うか自由だ
靖国参拝はそれぞれの心の問題だ」と言い切る小泉首相は
一体何様なのだろう?
自民党総裁選の争点の問題ではなく歴史観、
戦争観を国の指導者がどう持つかの問題であり
政治の原点である。
靖国参拝にだけ囚われず今回の天皇の御心から平和と戦争、
指導者と責任、を問い直し国民のための政治を確立して
いかなければならない、そのためにも
「智・仁・勇」を政治家は持たなければならない。

ギックリ腰

2006年07月19日 | ましこノート
20日程前にギックリ腰になった。十数年ぶりの
アクシデントだった。
八割片回復したがしばらくの間辛かった。
一ヶ月前の田の草取りに田車を2時間程作業した後少し
腰に張りがあったので気をつけていたがーー ー。
周りから歳だ歳だと冷やかされいる。
筋肉が若い人がギックリ腰になるんだと変な理屈を
付けて抵抗している。
どんなにささいな病気や怪我でも健康のありがたみを
しみじみと感じる。
どうぞ皆さん健康に気をつけて下さい。

鶏インフェルエンザ

2006年07月14日 | ましこノート
国立衛生研究所の研究員によると、
日本に於いても鶏インフェルエンザの危険に
さらされているそうだ。
鶏インフェルエンザは空気感染の可能性が大きく
鶏から人間に感染し人間から人間にも感染する可能性が
大だそうだ。
20°C以下で感染力が強まり早急な対策が必要であり
厚生労働省の一部の人は強い危機感を持っているが
政府全体としては不十分だそうだ。
深刻な事態に進む可能性があり国民にこの話しが広まれば
パニックになるだろから現時点では公表出来ないそうだ。
昨日の会合での情報だったが早急に確認し、
正確を期して改めてお知らせする。

敵基地攻撃

2006年07月13日 | ましこノート
北朝鮮のミサイル発射に絡み、やられる前にやってしまえ、
と敵基地攻撃論が安倍官房長官を中心に台頭してきている。
極めて重要な先制攻撃論である。
日本は憲法上専守防衛であり敵基地攻撃などはアメリカ軍に
委ねる原則である。
だから敵基地への攻撃能力は持たないのである。
北朝鮮ミサイルの脅威から先制攻撃論も理解出来るが
憲法上無理だし一時の感情で進めるべきでない。
日本の外交能力を高めて行くことやアメリカや周辺各国と
信頼関係を築く努力をまずはした方がいい。
この機会に先制攻撃論について徹底的に
議論する事もいいだろう。

制裁決議案採決延期

2006年07月12日 | ましこノート
北朝鮮のミサイル発射について国連安全保障理事会での
制裁決議案採決が十日に予定されていたが延期された。
アメリカからの延期要請によるものである。
ミサイル発射直後にはむしろアメリカが積極的に日本に
同調を求め制裁決議案の提出を図った。
日本政府は安倍官房長官を中心に制裁決議案をまとめ
各国に働き掛けた。
結果として日本とアメリカの思惑が当初から違っていた。
日本はミサイル発射に拉致問題を絡め、
安倍官房長官主導で早期採決に走った。
他方アメリカは多国間の枠組みによる外交的解決
すなわち6ヵ国協議の場に北朝鮮を復帰させる事が狙いであり
制裁決議案はその為に中国にプレッシャーをかけるための
手段だった。
中国はアメリカの思惑通り北朝鮮説得に本気で
取り組みはじめた。
アメリカは中国からの制裁決議案採決延期の要請を受け
日本に延期を通告してきた、ハシゴを外された日本は
アメリカに従うしかなかった。
日本外交の幼稚さ、とアメリカの勝手さ、
そして中国外交のしたたかさ、があらためて明らかになった。
同時に官邸の対応のまずさや政府当事者の能力も露呈された、
小泉首相の無責任さ、安倍官房長官の甘さ、
が米国の本音を読み切れなかった。
アメリカ追従外交の悪い面が出てしまった。
中国との関係が良ければ電話一本で中国首脳と話し合う事が
できたなら違った日本外交が展開できたはずである。
しかしながら今後の対応が重要である、
北朝鮮の行為にしっかりした具体的制裁を
打ち出すべきだろう。

ゼロ金利解除

2006年07月11日 | ましこノート
いよいよ日本銀行がゼロ金利解除に踏み切るようだ。
量的緩和政策が決まった後ゼロ金利解除も
時間の問題だった。
早くから金利政策の見直しを主張していた私は
大歓迎である。
問題は企業への貸し出し金利である。
ゼロ金利で金融界にとってはバブルによる金融危機以降、
国の主導により大きな恩恵に預かってきたのだから
しばらくの期間充分考慮していくべきだろう。
だだ今回の措置で直ぐに大きな効果は
期待出来ないかもしれない。

骨太の方針

2006年07月08日 | ましこノート
小泉内閣最後の経済財政運営の基本方針
「骨太の方針2006」を昨日7日に決めた。
最大の改革は財政改革である。
11年度に国と地方の基礎的財政収支を確実に黒字化
すると明記、名目成長率3%が前提である。
基本的に歳出削減を柱においていることは
評価していいだろう、
しかし官製談合や補助金削減などまだまだ
切り込む課題は多い、地方で出来る事は地方で、
いわゆる地方主権を確立し地方にも責任を負わせ
自立を急ぐ必要もある。
国と地方の借金財政の健全化を図るべきである。
その上でどうしても健全化に消費税が必要なら明確に国民に
消費税引き上げを具体的に提示するべきである。
この骨太の方針は小泉首相の後継者が
実行していくのだろうが骨抜きの方針にならないように。