姫に翻弄された四人組

参議院運営を改革するために、民主党を離党する大義名分の

もと新党結成に動いた四人の参議院議員が、一旦参加を決め

た姫井参議院議員に袖にされ、新党結成にいたらなかった。

民主党の二人の参議院議員は早くから離党が噂され、臨時国

会召集前のタイミングで行動を起こした、この動きには当然

自民党議員が昨年の参議院選挙直後から深く関わっていた。

また無所属で自民党と会派を組んでいた荒井参議院議員は、

いつもの如く目先の損得を考え行動をともにし、新党の幹事

長のポストを得て、民主党参議院議員への離党誘発と受け皿

の役割を担い自民・公明政権と連立を組む算段だった。

残念ながら姫井議員の翻意により新党要件も満たさず、

目算が狂ってしまい、四人組の参議院議員は僅か１年の経験

しかない姫井議員に翻弄され今後の展望も開けず、自民党か

らもあてにされず、政界の難破船となりそうだ。

荒井議員が姫井議員の離党撤回に対して「議員個人の意思を

無視し、圧力をかける民主党の行為を強く批判する。」との

声明を発表したが本末転倒とはこんなことを言うのだろう、

自民党と組んで離党工作をやっておいて、自分達の工作が

失敗すれば責任転嫁する、政治家として恥ずかしくないのだ

ろうか？成功も失敗も自己責任である。

本当に参議院改革、国会改革が大義名分なら、大の男四人の

国会議員が責任転嫁をせずに堂々とやればいい。

民主党も今回の離党騒ぎを反省し、雨降って地か固まると

して国民の皆さんの不信を招かないようにしていかなければ

ならない。

私も二度自民党を離党した経験をもつが、決して責任転嫁は

しなかったし、歯を食いしばって掲げた大義名分実現に

頑張ってきた。

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尊い犠牲を悼む

アフガニスタンで人道支援活動しているＮＧＯ「ペシャワール会」の
伊藤和也さんが反政府武装勢力タリバンに拉致され殺害された。
志を持って国際貢献を実践してきた若い青年がこのような犠牲になったことは
大変残念であり心からご冥福をお祈りし、ご遺族にお悔やみ申し上げる。
以前「ペシャワール会」現地代表の中村哲医師を招き講演をしていただいたが、
伊藤和也さんをはじめ日本の若い青年達の危険と背中合わせにもかかわらず
尊い志を持って活動する姿に日本の青年達も見捨てたものではないと
高く評価し地味に活動しているＮＧＯ活動への理解と支援を求めていた。
伊藤和也さんの尊い犠牲を無駄にすることなく日本が果たすべき
国際貢献・協力をあらためて考え努力していかなければならない。

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民主党代表選挙

民主党代表選挙は残念ながら無投票になりそうである。

「代表選挙に参加を、あなたの一票で総理大臣を選んで下さ

い」と党員・サポーターになってもらった方々には申し訳な

い気持ちである。

私は基本的に代表選挙やるべしの立場で考えを言ってきた。

今回の民主党代表選挙は事実上総理大臣を選ぶ可能性が現実

的になる選挙だった。だからこそ二週間、国民に向かって、

代表たらん候補者が、政権構想をしっかり訴える絶好のチャ

ンスであり、国民も民主党の政権構想と政策を知りたいはず

であり、民主党の国民に対する責任である。

解散・総選挙に備えるべきであり、党内で争っているべきで

なく、相手は福田内閣であり自民党である、との論法はもっ

ともらしいが、だからこそ国民に向かって自民党政権との違

いを示すべきであり、民主党内の候補者潰しのような力を使

わず、堂々と代表選挙を実施し国民に向かって勢力を使うべ

きと今も思っている。選挙のしこりは残らないし、残るよう

では政権担当出来ない。小沢代表で次の総選挙を戦うことは

既定事実であり、私もそうあるべきだと思っている。

小沢代表の良さは、政界玄人や企業経営者の多くは分かって

おり支持者も多いが、普通の国民には充分理解されていない

面も多い。だからこそ小沢代表な良さを国民に知ってもらう

舞台だった。結果として代表選挙無しで小沢代表のもとで、

総選挙を戦うことになるので、今まで以上に国民に理解され

支持されるよう全員で頑張って行かなければならない。

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臨時国会

北京オリンピックが終わった。

何はともあれ無事終わり良かった。

日本選手団は、私の予想通り金メダル９個だったが、全体的

には良く頑張った、４年後のロンドン・オリンピックを目指

して頑張って欲しい。

オリンピック後の中国は注目だ、今後このまま高い経済成長

を持続出来るのか、オリンピック燃え付き症候群となり経済

成長は止まり、隠れていた国内格差が顕在化し混乱していく

のか予断を許さない。中国政府は外需から、内需拡大に転換

を図る決定をしたとされているが、大きな転換期であること

は間違いない。だからこそ日本はいち早く臨時国会を召集し

様々な課題解決を図らなければならない。

公明党に振り回されて、福田総理は何も決定出来ないのか、

元々福田総理はその器ではなく優柔不断なのか分からないが

１番迷惑を被るのは国民である。

昨晩ようやく９月１２日召集を決めたようである。

日本経済・社会は極めて深刻の曲面に入っているから、その

対策はスピードと具体策が必要である。臨時国会で徹底的に

論戦を行い、解散総選挙含みの激しい国会になることは間違

いない。それまで福田政権はもたないだろう。

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ジョー・オダネルさんを知っていますか？

新盆廻りから帰って遅い夕飯を食べながらテレビを見ると
「焼き場に立つ少年」というタイトルの写真が映し出され、
テレビにくぎづけなった。
原爆で死んだ弟を背負い直立不動の姿勢で、焼却の順番を待
つ少年の、口を真一文字に裸足で、真っすぐに大きな目で前
を見据える姿は、言葉が出ないほど感動的であり、感傷的で
あった。
被爆直後の広島、長崎の写真を撮りつづけた、元・米海兵隊
従軍カメラマンだった故ジョー・オダネルさんの写真であっ
た。他にも焼け野原と化した長崎や広島、そして被爆者達の
姿がモノクロ写真で映し出された。ショックでありあらため
て戦争の悲惨を感じ取る番組であり、総ての人に見て欲しい
特集だった。オダネルさんの原爆投下にたいする心の葛藤と、
核兵器廃絶による平和追求が伝わってきた。
これらの写真展が何と会津若松市で開催された、オダネルさ
んの妻が会津若松市の出身という縁であった。
早速家内と見に行き、新たな感慨に浸ってきた。是非少年の
写真を見たいという願いが直ぐに叶うとは思わなかっただけ
に、これも私の政治家としての使命と責任なのかもしれない、
戦争のない平和な日本を創ることが。

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民主党の原点

昨日、軽井沢で鳩山グループの夏季研修会が開催された。
衆参議員と次期公認内定者約９０名が参加した。
鳩山グループに加えて小沢チルドレンと言われる一新会の
メンバーも加わり盛会だった。朝日新聞社コラムニスト
早野透さんを講師に迎え、その後臨時国会に臨むにあたり
山岡国会対策委員長と直嶋政策調査会長から話を聞いた。
早野さんは民主党の原点、覚悟について示唆に富む話をされ、
政権交代によって現在の諸問題が一気に解決するかのような
過剰な国民の期待に応えることが出来るかが大きなポイントであると
民主党現象に対する期待と危惧を示してくれた。
民主党の原点を大切にすべきである、市民の視点である、と結んだ。
自民党分裂から今日までの約１５年、いよいよ政権交代実現の
可否を問う解散・総選挙が間もなく行われる。民主党も自民党も
党の存亡を賭けた戦いを前に政党政治の原点を考え直す有意義な講演だった。

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終戦記念日

今日は６３回目の終戦記念日。福島市と郡山市で不戦の誓いを込めて
街頭演説を行った。いつもより反応がよく多くの方々が強い関心を
持っていることがよくわかった。とくに先日テレビ番組で広島、長崎の
原爆投下のため事前訓練として郡山市にパンプキン爆弾が投下される
予定だったが、天候不順のため投下されなかった内容が放映された
影響のせいか熱心に聞いてくれる人達が多かった。戦争のない平和な国を
創るために政治家として活動していく。憲法９条を守り国民の皆さんが
安心して豊かな生活が出来る社会を創ることが政治家の責任である。
先の大戦で尊い命を失った３１０万人の英霊・国民の方々への
我々の責任である。心からご冥福をお祈り申し上げます。

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景気後退

ＧＤＰマイナス２．４％、４～６月期の国内総生産速報値が発表された。
一年振りのマイナス成長に転じた。
実質でマイナス０．６％となり、景気後退に入ったことを政府も認めた。
原油高騰とアメリカ経済の減速が最大の要因としているが
加えて福田政権の政策の間違いが消費低迷に輪をかけていることを
見逃してはいけない。
後期高齢者医療制度に代表されるように、
まず７５歳以上の高齢者が将来の不安の第一は老後と思わせる
社会保障制度の不備が団塊世代にも不安と不満を持たせる状況では
所得・資産を１番持つ世代が消費をせず、
現役世代も子育て、マイホーム取得等１番お金がかかるにもかかわらず
可処分所得が七年続けて減少しているため同様に消費に足を向けない状態で、
お金がまわらず消費が減少し日本経済はますます萎み縮小していく。
日本経済を支えていた輸出も半導体をはじめ今年初から低迷している。
政府・自民党は補正予算に前向きになってきたが、
規模について明確に打ち出せない。
福田内閣は一日も早く臨時国会を召集して政策の転換を図り
経済対策は勿論のこと国民の最大の懸案である
社会保障制度（年金・医療・介護）を示し、
民主党のマニフェストとの選択を解散・総選挙で問うべきである。
日本経済の最大の対策は国民が将来に対して不安なく
安心して生活が出来る社会保障制度を作り上げることであり、
そのための税制やあらゆる政策・制度設計を行い実行すべきである。
明日は終戦記念日であり
「戦争のない平和で生涯安心して生活のできる国家」を創ることを誓い
政治家として活動していく。
北京オリンピックでの日本選手が頑張っている。
北島選手が二個目の金メダルを見事に取った。
２大会続けての快挙であり心から祝福したい。
私の予想を上回る金メダルを獲得しそうな勢いである頑張れ日本選手達。

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隠蔽

暑い中久しぶりに国会にきた。
世界中が北京オリンピックで熱くなっているが、
我が国は中国の言いなりになり福田総理が一ヶ月も中国政府の要請で
毒入り餃子に関する情報を国民に知らせず隠蔽していた事実が
明らかになった。
本日午前１１時半から民主党中国製餃子中毒事件対策本部会議が開催され
内閣府、外務省、警察庁など関係省庁から隠蔽の疑いが出ていた
今回の事実確認のヒアリングを行った結果、隠蔽が明らかになった。
７月７日遅く中国外交部から在中国日本大使館に対して、
中国国内で回収されたはずの冷凍餃子を食べた中国人四人が
中毒となる事案が６月に発生した事実が判明した。
この情報は翌日８日に福田総理に伝えられていたが、
中国側の要請により非公開となった、捜査上支障をきたすためとの理由で。
この情報は外務省から官邸と警察庁にだけ伝えられ、
日本国民はもとより食の安全を所管する関係省庁にも一切伝えられなかった。
日本のマスコミが中国政府に問い合わせた結果
慌てて日本政府もこの事実をようやく明らかにした。
福田改造内閣は国民安心内閣を宣言しておきながら
国民より中国政府のために事実を隠蔽しており
その政治責任は免れない。
また今度外務省の斎木アジアン大洋州局長の判断により
今回の公表を控え官邸にあげそのまま受け入れたという外務省の話が事実なら、
これまた官邸の危機管理はお粗末の一言に尽きる。
我々は早速官邸に申し入れに行き、速やかな福田総理の説明責任と
政治責任を明らかにするように求めた。
また臨時国会を直ちに開き事実関係を明らかにすべきであると申し入れた。
国民が大事なのか中国との関係が大事なのか福田総理ははっきりすべきである。

忘れえぬ日

今日２００８年８月８日は私にとっても生涯忘れえぬ日の１日に
数えられる日になるだろう。前福島県知事が収賄罪で逮捕された
事件の判決公判があり有罪（執行猶予付き）を言い渡された。
前知事本人は潔白を主張し続けたものの残念な結果となったが、
支持した県民にとっては、もっと残念な判決だった。
司法的なことは別にして政治家なら誰でもやっていることで
たまたま運が悪く捕まっただけである、と思われることが残念である。
あらためて政治家が国民に信頼され尊敬される人物にならなければ
ならないことを教えている。
午後からは高校野球夏の甲子園大会で福島県代表聖光学院が見事勝利した。
高校時代甲子園を目指した野球少年だった私から見ても、昨年２勝した
聖光学院よりも強いと思う。優勝目指して頑張って欲しい。
そして北京オリンピック開幕日である。何はともあれ成功を祈りながら
日本選手の活躍を期待している。金メダルは９個と予想する。
久しぶりにテレビ出演した放映日が重なった１日だった。

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