ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

公文書管理の死

2012年01月26日 | ましこノート

今朝8時半から民主党経済産業部会が開催された。

数日前から報道されていた東電福島第一原発事故の原子力災害対策本部が

事故発生以降の議事録を全く作成していなかったと、保安院長から報告があった。

昨年末まで23回開かれていた。

報道が間違いをしているのではと微かな思いを持っていたが、残念ながら事実だった。

信じられない事であり、あってはならない事である。

私は保安院長に問い質した、本当なのか?

福島200万県民はもとより、全国民が原発事故の恐怖のなか、

見えない放射能と戦い苦しんでいる。

特に福島県民は、これから何十年も放射能と戦っていかなければならない。

かって経験した事のない大惨事に対応する原子力災害対策本部が、

議事録を全く作成していなかったことが事実なら無責任以上に、

民主党政権に政権を担う資格がない。

この原発事故発生以来の全てを記録し、検証をして、教訓にして、反省をして、

二度と原発事故を起こさないようにする責任がある。

メモしなくても良い事までメモする霞が関の役人は、必ず本部でのやりとりを記録して

いるはずたから、必ずまとめて提出するように要求した。

明日、保安院長からのアポがあった。

しっかり追求していく。



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