ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

21年度予算可決 参議院へ

2009年02月27日 | ましこノート
今日午後4時過ぎ、21年度政府予算が衆議院で可決され参議院に送付された。
これで間違いなく年度内成立が確実になった。参議院での審議も残されているが、
いよいよ国会は衆議院解散の時期と、誰の手で選挙をやるのかが最大関心事である。
一方で日本経済はますます厳しい局面に入りつつある。
トヨタ自動車も去年より二百万台減産するなかで、当面の資金繰りとして二兆円だそうで、
これは自力で対応出来るが、企業が巨大化しているため今後の資金繰りは大変と予想される。
三菱自動車も日本政策投資銀行に五百億円の融資を予定しているようだ。
企業資金繰りの支援枠を3兆円から4・5兆円に拡大する検討に入った。
大企業だけなく中小企業、とくに小規模零細企業の資金繰りにも目を配る必要がある。
また、追加経済対策の目玉として、環境関連として太陽光発電の促進があるが、
経済産業省の英断で、買い取り価格を倍にする法律改正をすることになるが、
温暖化対策の推進にもなり、成立に向け積極的に検討協議していきたい。
これらの施策を含め、参議院での予算案審議を政局に巻き込まれずしっかりやっていく。


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油断大敵

2009年02月25日 | ましこノート
自民党政権落城寸前である。
あらゆる世論調査による麻生内閣の支持率の低さと同時に、
不支持率の異常な高さに驚く。
併せて比例区投票先と政権担当政党の民主党の高さが際立つ。
また政党支持率と次期首相に相応しい小沢代表の支持が
自民党と麻生首相を逆転が続いている。
故に各界各方面から民主党政権になったら現象、
問い合わせが非常に多くなってきた。
こんな状況に高揚気味な民主党に喝を入れ、
決して油断しないようにしなければならない。
自民党の底力を侮ったら絶対に選挙に勝てない。
民主党の議員の多くは小沢代表が言う通り風頼り、
日常活動不足、組織脆弱な人が多い。
確かに自民党は一度変わって民主党に政権を任せたほうがいいと言う
国民が圧倒的に多い。
しかし私が心配するのは、選挙の投票権を比例区と小選挙区の
2票持っていることにより、
一票を比例区で民主党と書く事で自民党にお灸を据えたとして
責任を果たしたと安心し、
もう一票の小選挙区投票を今までの付き合いや関係で
自民党候補者に投票しバランスをとる可能性ある事だ、油断大敵。

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厚労省試算の年金制度に騙されるな

2009年02月24日 | ましこノート
五年毎の公的年金試算が明らかになった。
前回の改定時、私は衆議院厚生労働省委員会に席をおき審議をしたが、
強行採決された後、出生率など幾つかのデータベースの修正があり、
信頼できない百年安心プランだった。当然の如く既に破綻同然である。
今回の百年安心プランも、前回同様試算データベースに問題点が多く
信憑性に欠けるものと断じざるを得ない。
何故百年安心プランにこだわるのかその理由が分からない。
数字のつじつま合わせだけでなく、もっと現実的な人口推移や経済成長率、
そして三つの年金制度の改革を総合的に検証して
確実な信頼できる年金制度設計を行うべきである。
社会保障制度全体の安心プランをほとんどの国民が求めている。
政治の責任は重大である。
やはり今次総選挙の最大マニフェストの一つである。
大いに競い合えばいい。

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話し合い解散?

2009年02月23日 | ましこノート
明日のオバマ大統領と会談のため、今夜日本を発つ麻生
首相の心境やいかに?これだけ支持率が低下しやること
成すこと全てにチグハグだと普通の神経の持ち主ならば
首相を辞めるだろうが相変わらず意気軒昂だそうだ。
ましてやオバマ大統領就任後初の要人招待者として指名
されただけに、天にも舞い上がる程の気持ちであろう。
単なる顔合わせだろうが、今後支持率アップの道具に
使われる事は必至であろう。4度目の挑戦で掴んだ総理
大臣の椅子は簡単には手放さないし、
自分の代わりになる小泉後4人目のたらい回し首相を、
国民は許すはずがないと本心から考えているから始末が
悪い。中川前財務金融大臣辞任の影響は、その原因が
ひど過ぎるので話しにならない。
早く予算案を成立させて麻生首相の手で、
話し合い解散総選挙をやることになりそうだ。

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安倍元首相は退場を

2009年02月14日 | ましこノート
最近、安倍元首相が張り切っている。
様々な発言をし、イラクなどにも行き存在感を示そうと必死であるが、
はっきり言って、いい加減にして欲しい。
総理大臣の重責に耐えられず突然首相の座を放り投げたのは、
つい二年前である。
本来であれば議員辞職して当然の行為だった。
そんな事はなかったかのように実力者気取りで動き廻っている。
まさに政治家としての矜持は全く無い。
福田さんも政権放棄だったが、
少なくともでしゃばって実力者気取りの言動は慎んでいる、
安倍さんは福田さんを見習うべきである。
自民党には現在、総理大臣経験者五人がいる、
外国では考えられない現象である。
自民党には若い有為な人材も結構いるけど、
悪いお手本が我が物顔で再登板を狙っているようでは、
自民党に明日はない。

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小泉再登板?

2009年02月13日 | ましこノート
昨日の小泉元首相の麻生首相批判は痛烈だったが、
自民党内の権力闘争の序章である。
このエネルギーが総選挙につながっていく可能性もあり、
民主党は安閑としていられない。
麻生首相は辞任する気は全くない。
4度目の挑戦で総理の座を得た執着心は強く、
安倍・福田とは違うことと、自分の代わりに誰がいるのか?
誰もいないだろうと、自負心は人一倍強いので簡単に辞任しない、
と側近が昨晩話していた。
郵政民営化よりも定額給付金の三分二再議決を使っての
成立問題が重要だろう。造反・倒閣宣言である。
民主党は早く採決に応じ、小泉グループの行動を誘ったほうがいい。
否決なら政局となり麻生内閣は総辞職だろう。
その後のサプライズは選挙管理内閣として小泉再登板か?
自民党議員は誰ひとり麻生首相で選挙を戦いたいと思っていない。
小泉元首相以外ならば民主党は勝てるだろうが、
小泉再登板なら簡単にはいかない。
確率は低いが自民党は政権維持のためには何でもありだ。

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小泉再登板?

2009年02月13日 | ましこノート
昨日の小泉元首相の麻生首相批判は痛烈だったが、
自民党内の権力闘争の序章である。
このエネルギーが総選挙につながっていく可能性もあり、
民主党は安閑としていられない。
麻生首相は辞任する気は全くない。
4度目の挑戦で総理の座を得た執着心は強く、
安倍・福田とは違うことと、自分の代わりに誰がいるのか?
誰もいないだろうと、自負心は人一倍強いので簡単に辞任しない、
と側近が昨晩話していた。
郵政民営化よりも定額給付金の三分二再議決を使っての
成立問題が重要だろう。造反・倒閣宣言である。
民主党は早く採決に応じ、小泉グループの行動を誘ったほうがいい。
否決なら政局となり麻生内閣は総辞職だろう。
その後のサプライズは選挙管理内閣として小泉再登板か?
自民党議員は誰ひとり麻生首相で選挙を戦いたいと思っていない。
小泉元首相以外ならば民主党は勝てるだろうが、
小泉再登板なら簡単にはいかない。
確率は低いが自民党は政権維持のためには何でもありだ。

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ヒラリー国務長官と会談をやるべし

2009年02月12日 | ましこノート
間もなく来日するヒラリー・クリントン米国務長官が

小沢代表との会談を打診しているようだ。

以前にノートしたように、クリントン国務長官が野党党首と

来日中に会うかどうかが政局の波乱要因と重要な局面に展開していきそうだ。

オバマ大統領も日本政治のチェンジを予測しているのだろう。

政府・自民党にはショックだろうが民主党にとってはチャンスであり、

小沢外交を国民の皆さんにアピールする絶好の機会である。


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二枚舌麻生首相でいいのか?

2009年02月09日 | ましこノート
郵政民営化には反対だった発言をした麻生首相は
即刻退陣をして内閣総辞職の上、国民の信を問うべきだ。
民主党もグズグズせず、内閣不信任や問責決議を出して
いくべきである。
今の自民・公明政権は郵政民営化選挙により成り立つ
政権であり、当時小泉内閣の総務大臣として解散のため
の署名までしたのだから、今更反対だったと言うなら
現政権を否定しているのだから解散・総選挙で審判を
受けるべきである。
小泉元首相は麻生さんは反対でなかったと先週発言して
いるが、これが事実なら二枚舌を麻生首相は使っている
ことになる。
先週も書いたが民主党は毅然とした政治行動を取るべき
であり、こんな自ら正当性を否定する麻生内閣と審議を
する必要もない、直ちに衆議院で内閣不信任案、
参議院で問責決議案を提出すべきである。
今日の参議院議員総会で私は以上のような発言をし、
執行部に対応を求めた。
先週末、地元での様々な会合でも国民は呆れ返っている
声ばかりである、この件が決着着くまで審議拒否をして
も国民の支持と理解を得られると思うのは、
私だけだろうか?解散に追い込めない現状で二枚舌麻生
首相の言いたい放題、やりたい放題を許しておけば国会
政治家全体が同罪である。

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不信任案決議すべき

2009年02月06日 | ましこノート
昨日の衆議院予算委員会での麻生首相の発言には驚くと
同時に怒りが込み上げてきた。
「郵政民営化に反対だったが、小泉内閣の一員として
最終的には賛成した、反対だったので民営化論議から
外されていた、おれもはなはだ面白くない」と述べた。
郵政民営化の見直しに触れ4分社化体制の見直しに言及
した。だったら何故小泉内閣の総務大臣を辞めなかった
のか?今頃こんな言い訳をして総理大臣をやっている
資格はない。内閣不一致が明らかで面白くないならば、
堂々と辞任して反対するのが政治家の矜持であろう。
郵政解散になり、その時の結果が3分2の議席を得て
今の衆議院が構成されているが自らの政策や信念とは
反対で得た多数議席の櫓の上で総理大臣をやっている
ことを恥ずかしく、後ろめたく思わないのだろうか?
まさに恥も外聞も無い人間だから平気でやっていられ
るのだろう。衆議院で不信任、参議院で問責を決議
しなければならない。
郵政民営化で何が良くなったのか?人間関係と地方が
ずたずたにされ、かんぽの宿に代表されるように
利権が絡み、国民の財産が叩き売りされていくことは
目に見えていた。
当時の麻生総務大臣の責任は重大だった、
もし潔く辞表をたたき付けて小泉内閣から出ていれば
局面は変わっていたかもしれない、今更郵政民営化には
反対だったとはまさに曲学阿世の輩である。

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