ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

多忙な一週間

2007年11月30日 | ましこノート
今週は超多忙だった。
各種全国大会が連日多数開かれ、全部出席出来ない程だった。
党の原油高騰に対する、緊急対策PT座長に就任し
対応におわれ、平成20年度税制改正ヒアリングを終えて
取りまとめを行い、一年で最も忙しい一週間だった。
税制改正では20年来の懸案事項だった、
中小企業の事業承継税制を最重点項目として、
次の内閣経済産業大臣として、実現に全力投球する。
原油高騰対策は、来週火曜日に緊急対策案を出したい。
生活が第一を忘れず、しっかりやっていく。

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守屋夫妻逮捕

2007年11月28日 | ましこノート
参議院本会議中、守屋夫妻が法務省に出頭した
との情報が駆け巡り、午後3時からの「次の内閣」の
閣議終了間際に逮捕を聞いた。
徹底的に取り調べ、政界との関係を明らかにすべきである。
守屋前次官を、防衛省の天皇に仕立て上げたのは、
小泉内閣であることを忘れてはならない。

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原発視察

2007年11月27日 | ましこノート
参議院経済産業委員会で柏崎刈羽原子力発電所視察を行った。
7月16日に発生した新潟県中越沖地震後の原発の状況と
地域経済への影響に関する実情調査が目的のためだった。
原発7号機を約1時間40分にわたり原子炉建屋内、
高圧炉心注入系ポンプ、原子炉格納容器内、原子炉燃料交換床、
地震計等見て回った。
あらためて原発の安全性が必要であると認識した。
よくあの地震で最小限の事故被害で済んだものだ。
また泉田新潟県知事達が参加し、状況説明と意見交歓会を行った。
風評被害の現状や一日も早い安全宣言の要望が出された。
災害は予測が出来ない。
そして忘れた頃にやってくる。
特に原発を抱える地域では災害に強い安全・安心のできる対策が必要だ。
今後の政策に活かしていかなければならない。
他人事と思わずしっかりやっていく。

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2007年11月26日 | ましこノート
先週末の連休は、地元で結婚式のラッシュだった。
寒さも和らぎ、更に若いカップルの熱愛で
ヒートアップしていた。
ほとんどの花嫁の父親は涙を流す。私には三人の娘がいる、
周りの友人達や娘達に、必ず娘達が嫁ぐ時涙を流すからと
冷やかされていたが、絶対に泣かないと宣言していた。
既に入籍を済ましていた娘夫婦による、手づくりの
こじんまりしたウエディング・パーティーで、
不覚にも泣いてしまった。
両家謝辞の際始めは順調であったが、ふと娘の顔を見たら
涙が込み上げ言葉に詰まってしまった。
私も普通の父親だった。

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初雪

2007年11月22日 | ましこノート
今朝起きたら、薄っすらと雪が積もっていた。冬本番である。
原油高騰が益々国民生活に響く、学校給食を減らすところがでてくる程
厳しさが増してきた。
円高、株安、原油高とトリプル要因で、日本経済も先行き真っ暗である。
政府税調と自民党財政改革研究会が、共に消費税の引き上げを示した、
社会保障に使途を限定して。
特に財政改革研究会の中間案に対して、竹中平蔵氏は批判し、政策失敗を
前提にして、財務省と厚生労働省の意図を直接反映したように見え、
自民党は民主党にチャンスを与えてしまったと批判した。
民主党は徹底的に無駄を省き、歳出削減をしてから消費税引き上げを
検討していく方向である。
政府は盛んに、いざなぎ景気を超えて景気順調に回復していると
アナウンスするが、実体経済は少しも景気回復しておらず、
これから更に悪い方向に向かい、厳しさが増す可能性が大きい。
増税は出来ないのは明白である。

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再々延長

2007年11月21日 | ましこノート
国会は35日延長したが、再々延長の可能性が強まってきた。
給油新法は参議院に送付されたが、
早くて月末にならないと審議が始まらない。
間違いなく参議院で否決されるが、来月15日の会期では、
審議時間も充分取れず、採決さえ出来ない。
どんな形にせよ採決をして否決され、その後3分2再議決をするのか、
とりあえず廃案にしてもう一度来年通常国会に提出するのか、
判断しなければならない。
いずれにしても来年の通常国会召集直前まで、再々会期延長の可能性が
強まってきた。衆議院解散のカードをちらつかせながら。
民主党はこのカードに怯まず、受けて立つ覚悟である。
衆議院選挙用マニフェスト作成に、GOサインが出た。

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原油高騰緊急対策

2007年11月20日 | ましこノート
今日午後から、各省庁を呼んで緊急対策会議を開催した。
経済産業省、エネルギー庁、農水省、国土交通省、厚生労働省の
担当責任者から、原油高騰対策ヒヤリングをしたが、全く危機感のない
ノーテンキな話しばかりだ。
年末年始に向けて、国民生活や産業界は厳しい状況にあり、直ぐにも
利子補給やガソリン税の引き下げ、あるいは特別超低利融資、
備蓄原油放出等、具体的対策が必要なのに、来年度予算対策や
17年度から続いている対策を、滔々説明するだけなので、
私は国民生活や産業界、特に地方の中小零細企業への対策に
全くなっていない、と一喝した。
霞ヶ関の役人は、本当に世の中をわかっていない。
民主党として、生活第一の理念を忘れずに、早急にまとめる。

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福田・ブッシュ会談は失敗か?

2007年11月19日 | ましこノート
今回福田訪米は三つの目的があった。
①最初の外遊先に従来通り米国を選び、日米同盟を強調する
伝統的自民党総理に戻る。
②テロ特措法を延長出来なかった謝罪
③給油・給水の新法成立までのタイムリミットの確認
(すなわち給油・給水空白の許される期間)以上である。
拉致解決のために、福田首相は積極的にブッシュ大統領に働き掛けたが、
成果はなかった。
お互い厳しい国内事情を抱えており、以前のように日米首脳が曲面を
打開する効果は期待出来なかった。
今回の訪米は、失敗だったのではないだろうか。
特に福田首相は、昨日の大阪市長選に敗れた事が、今後の政権運営に
重くのしかかって来るだろう。やっぱり選挙は勝たなければならない。
これで潮目は完全に変わった。
主導権は民主党に移り、解散もしばらく出来ないだろう。


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シングル・マザーの叫び

2007年11月17日 | ましこノート
民主党は今週の「次の内閣」閣議で母子家庭に支給する
児童扶養手当の一部削減に「反対する法案」を提出する事を閣議決定した。
約160億円の予算を抑制することになる政府・与党の決定は
シングル・マザーの立場や環境や声を無視したものであり、
一方的に「母子ともに健康であるにもかかわらず就業意欲がない」と
決めつけており、我々民主党は認める訳にいかない。
しかしながら民主党の削減反対により、
高齢者医療凍結や緊急備蓄米買い上げなどと同様、
次期衆議院選挙を控え何等かの手を打ってくると思っていたら
早速、母子家庭手当削減をしない事で自民・公明両党が一致した。
これも参議院与野党逆転効果である。
今日私に陳情にこられたシングル・マザーの会の方々には朗報である。

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解散遠のく?

2007年11月16日 | ましこノート
ここ数日、風邪で喉が痛く咳が出て辛い。
空気が乾燥し寒暖の差が激しいから、皆さんもくれぐれも
お体を大切にしてください。

昨日の参議院での守屋再証人喚問の結果、福田内閣・自民党は
解散風を盛んに煽っていたが、暫く解散は出来なくなっただろう。
それでなくても大連立失敗の結果は民主党に大打撃であり、
支持率も急落して混乱している間に解散もと目論んでいただろうに、
結果はそうならず逆に公明党との関係が微妙になり早期解散を嫌う
公明党に配慮しなければならず、また次の衆議院選挙ではどんなに
逆立ちしても3分2の議席は確保出来ない事は明々白々であるから
無理な解散でみすみす議席を減らす事はやらない。
参議院の過半数割れは、なくとも三年は続き六年の可能性も強い
なか3分2を持っている事の方がいいから、解散は遠のいたと
考えていたところに守屋証言で「久間・額賀同席」発言がでてきた
衝撃は大きい。
特に現職財務大臣の額賀氏の同席は福田内閣にとって政権を揺らし
更に傷を大きくするかもしれない。
故に福田首相も解散権を行使出来ないだろう。
しかし守屋氏は叩けば叩くほど埃が出てくる。
官僚権力の凄さを証明する氷山の一角である。
徹底的な解明が必要である。