ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

人の命は地球より重い

2007年09月29日 | ましこノート
「人の命は地球より重い」この言葉は誰が言ったのか
福田首相に思い出して欲しい。
ミャンマーで日本カメラマンが死亡した、反政府デモに
対して治安部隊がデモ鎮圧の為に無差別発砲を取材中に
巻き込まれ銃撃されたようである。
ミャンマーの国情は様々な問題を抱えていることとは
世界中が憂慮していたが今回の軍事政権側の発砲は自ら
崩壊の道を歩み始めるだろう。
福田首相はこの件についての対応は日本の最高責任者
としての指導力も危機管理も無く他人任せの福田首相の
丸投げ政治そのものである。
「解決するには一体何をしたらいいか外務省で
一生懸命考えている最中だ」と述べたと言う報道が
事実なら日本を託すに値いしない首相である。
人命や人権そして平和について確たる信念を持ち
指導力を発揮して貰わなければならない。



内政は丸呑み、外交で勝負

2007年09月27日 | ましこノート
福田内閣のマスコミ各社の世論調査が出たが、
予想通りのご祝儀相場だった。
前安倍内閣とほとんど同じ顔ぶれだが、
55%前後の支持率である。
発足時にマスコミからどのくらいの支持率になりますか?
との質問に、50%前後が目安になりそれ以上なら
年内解散含みで、以下なら来年四月以降解散の
予想だと答えた。
高めに出たので、いよいよ解散総選挙の可能性が
近くなって来たかも知れない。
福田内閣は内政面で民主党案をかなり丸呑みし始めた、
バラマキの象徴的な政策と批判していた、
農業戸別所得保障政策まで、若林農水大臣が検討の価値あり
と言いだし、政治とカネについては
一円以上領収書添付をやりそうだし、
高齢者医療・障害者負担も凍結をするような方向である。
このように内政面はほぼ民主党丸呑みでいくようだが、
テロ特措法で勝負をしてくるようだ。
外交を大儀名分に解散総選挙をした事はないが、
今回は日米関係と国際貢献を全面に出し、
国民のナショナリズムを煽りながら、国会内外で論戦をはり
党内では古賀選対委員長に権限を与え、
完全に選挙態勢に入った。
福田内閣は選挙管理内閣であるから、
まさに常在戦場、
いつ選挙があってもおかしくないモードである。
カネの問題が噴出しない限り支持率の急落は予測出来ない。
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再び、小沢代表の宣言

2007年09月26日 | ましこノート
福田内閣発足を受けて「次の内閣」が開かれた。
臨時国会の対応について小沢代表は再び明確に宣言した、
「国会駆け引きの話しではなく、
国民に約束した事をどう反映出来るか、
マニフェスト実行あるのみ、とくに三つの大約束
ー年金、こども、農業ーが選挙で国民の共感をえた。
財源問題が自民党から指摘されるが
全く気にかける必要はない。
補助金の廃止をし一括交付にする事や、
特殊法人・民営化により10兆2000億円捻出出来る。
今後の国会日程からみて、10月12日をメドに参議院で
法案をだすように」と熱く語った。
その後、税制や医療に関連して高齢者雇用について
活発に議論された。

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福田康夫内閣総理大臣選出

2007年09月25日 | ましこノート
第91代首相に福田康夫氏が、本日選出された。
先ずはお祝い申し上げる。衆議院議員初当選同期であり
同じ安倍晋太郎先生の派閥清和会に所属していたので
良く知っている。
飄々としており真面目な顔してひょっと冗談を言う、
また決断力のある政治家でもあり、決して侮れない。
福田内閣もまた安倍内閣と同様、
国民の民意を受けていない内閣であり、選挙管理内閣として
一日も早く解散総選挙で国民の信を問う事が、
真っ先にやるべきことである。
民主党にとってやりにくいだろうと言われているが、
我々民主党がやるべき事は、前から主張している通り
「参議院選挙で主張してきたマニフェストや公約を
議員立法で法律にして、参議院先議で審議し、採決し、
可決して衆議院に送り、衆議院の議決を待ち
淡々と実行していくことである。」
福田首相は民主党の政策を丸呑みしながら
自民党立て直しに全力を尽くすだろう。
たとえ派閥復活だと言われようが、
古い自民党に逆戻りと批判されても。
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シッコ

2007年09月22日 | ましこノート
話題作マイケル・ムーア監督の映画「シッコ」を観た。
アメリカの医療制度に対する痛烈な批判である。
政治が保険会社にコントロールされて、
国民がそのためいかに不利益を被っているかがカナダ、
イギリス、フランスと比較し問題提起をしながら、
最後に共産圏キューバに頼る
アメリカ人を描き出されている。
その原因は政・官・業の癒着構造がアメリカにもはびこり
国民のためではなく、政治家が特定の業界団体の為に
活動している姿が浮き彫りにされている。
それはどこかで見た風景であり、日本そのものである。
医療、介護、年金は勿論のこと、高度福祉社会を創る責任が
政治にはあるが、高負担・高福祉社会の是非について
早急に合意形成が必要になる。
超高齢社会が世界に類を見ない速いスピードで進行中である。
国民皆保険を持たないアメリカの現状についての
問題提起を大いなる参考として、日本も福祉に限らず、
全ては国民の為の政治政策を
実現していく事を「シッコ」は教えている。

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新潟県上越市での「次の内閣」

2007年09月21日 | ましこノート
200名を超える出席の中「農政公聴会」をテーマに
「次の内閣」を開催した。
上越地方は今が稲刈りの最盛期にもかかわらず、
稲刈りを途中にして多くの方々が熱心に参加してくれた。
菅直人代表代行、直嶋正行政調会長、筒井信隆農水担当、
大畠章宏金融担当、岡崎トミ子環境担当そして私が、
それぞれの政策を説明し、その後質疑応答を行った。
予定時間を大幅に超えて、熱心に討論が行われ
東京からの同行記者団も驚く程盛り上がった。
地方は参議院選挙での民主党のマニフェストに
期待している事が、肌で感じとれ
地方の熱い念いが、ひしひしと伝わって来る。
この期待、念いを裏切らないようにしなければならない。
責任は重大である。

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ドライバーの声

2007年09月20日 | ましこノート
夏が戻ったような暑い一日だった。
こんな日は身体のコントロールを上手くしないと大変だ。
昨晩タクシーに乗ったら、ドライバーが
「国会ほったらかしにして何お祭り騒ぎしているんだか、
俺達が選べる訳じゃないしね、でも国会やってなくとも
給料はちゃんと貰えんだからいいよね。
俺達はちっとも売上上がんなくて大変なのに。」
と言っていた。これが国民の平均的な気持ちかな?
首相公選制が必要かも。
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謝意

2007年09月19日 | ましこノート
日本政府が国連に強要?して、
安保理決議案の対テロ作戦に「謝意」が盛り込まれた。
国連決議に基づくものではない
「テロ特措法」は認められない小沢代表の原理原則を、
小手先の手段で国民感情を煽り、
悪者に仕立てる事が見え見えである。
山崎元自民党幹事長が「国連決議」も必要、
と発言しているように自民党内もバラバラな状況である。
姑息なやり方ではなく一日も早く国会を正常化して、
オープンに審議すべきであろう。
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国会空白

2007年09月18日 | ましこノート
自民党総裁選の為、
国会は全く機能せず静まりかえっている。
しかし我々民主党は、自民党のお祭り騒ぎに
付き合っていられない。
淡々と政策の立法化に精を出している。
国会が本格的に再開されるのは来週後半からだろうから
この間地方の声をしっかりと聞き、政策に反映させる。
その一つとして21日に新潟で
「次の内閣」を開催することになった。
自民党総裁候補者二人からは、
ほとんど地方政策格差是正の話は聞こえて来ない。
まさに「KY」な総裁候補者達である。

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福田康夫氏で決まり?

2007年09月15日 | ましこノート
自民党総裁選挙狂騒曲が始まったと思ったら終わってしまった。
一夜にして麻生有力が一転、福田決定的になってしまい
事実上総裁選挙は終了である。
最大の理由は勝馬に乗りたい派閥の都合である。
それにより少しでも大臣ポストを確保したい思惑である。
また麻生・与謝野連合によるクーデター説と
平沼復党反対派の反麻生包囲網が今回の情勢を作りあげたようだ。
どんな事情があろうが、こじつけをしようが、
国民の目は節穴ではない、
自民党総裁選挙候補者同士の身内による政策論争よりも
解散総選挙による民主党と自民党の政策論争で
一日も早く信を問う事が
無責任安倍内閣自民党・公明党政権の責任である。

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