「猫楠 南方熊楠の生涯」
水木しげる
痛快でありました。水木しげるによる南方熊楠の生涯を描いた漫画「猫楠」。ワタリウム美術館「クマグスの森」展を観に行くのに合わせて読んだのですが、面白くすぐ読んでしまいました。その熊楠ですが、よく奇人変人であったとは彼をを評するときによく使われる形容詞、しかしボク自身は熊楠についてはくわしくない。断片的に知るのみである。
そこで手っ取り早く、水木の漫画なのだが、水木による熊楠はとにかく破天荒だ。大英博物館で活躍、論客を論破したと思いきやゲロを自在に吐き出す。ネイチャーに論文を発表と思いきや大酒のみで都々逸や猥歌を大らかに唄う。おまけに幽霊や妖怪たちともコミュニケーションを取る・・・。
とにかく自由奔放にして豪放磊落、リテレート(文士)としてその道を歩む熊楠に、目撃者としての猫を導入することによって、水木しげるは“幸福”とは何かを問いかける。読んでいても熊楠と水木の魅力にグイグイと引き込まれ、自由とは?生きるとは?なんてことを取り立てて書いているわけでもないのに考えてしまう。それは恐らく水木しげるのあの独特な絵の力によるものではないのだろうか?熊楠と猫が共に川の字になり、下半身も露な裸で腕を枕に寝ている絵はたまらなくいいのである。
ボク自身が漫画をそんなに読んでいるわけではないのでなんともいえないのですが、この作品は、水木が熊楠に共鳴・共振しその生き方や世界を見事に漫画化した、と評価したいそんな印象です。
特にこの漫画で好きな好きなエピソードは、熊楠が裸で菌を採取しているとき、男の一物を蟻に噛まれ2倍に脹れあがる。しかし熊楠はここで陰茎と蟻の研究に入る。思考の結論はそれが自在に2倍にすることができれば世の男性は喜ぶこと間違いなしと、自らの陰茎に砂糖や蜂蜜を付け裸で庭に寝っころがり、再現と云うか実験と云うかそんなことを試みる部分である。文字で書くとなんだか味気ないが、水木の漫画だと最高に愉快なのである。この漫画によって、ボクの中では南方熊楠は非常に興味深い人となりました。
68歳の店長が、楽天出店で月商1400万を達成。その秘密とは?
資産を増やすには人に任せられない。FX成功法則はこちら!
5,000円キャッシュバック付!
おうちでダンスエクササイズ☆ターボジャム
◆クリック、お願いします。 ⇒
◆関連書籍&DVDはこちら↓↓
水木しげる
痛快でありました。水木しげるによる南方熊楠の生涯を描いた漫画「猫楠」。ワタリウム美術館「クマグスの森」展を観に行くのに合わせて読んだのですが、面白くすぐ読んでしまいました。その熊楠ですが、よく奇人変人であったとは彼をを評するときによく使われる形容詞、しかしボク自身は熊楠についてはくわしくない。断片的に知るのみである。
そこで手っ取り早く、水木の漫画なのだが、水木による熊楠はとにかく破天荒だ。大英博物館で活躍、論客を論破したと思いきやゲロを自在に吐き出す。ネイチャーに論文を発表と思いきや大酒のみで都々逸や猥歌を大らかに唄う。おまけに幽霊や妖怪たちともコミュニケーションを取る・・・。
とにかく自由奔放にして豪放磊落、リテレート(文士)としてその道を歩む熊楠に、目撃者としての猫を導入することによって、水木しげるは“幸福”とは何かを問いかける。読んでいても熊楠と水木の魅力にグイグイと引き込まれ、自由とは?生きるとは?なんてことを取り立てて書いているわけでもないのに考えてしまう。それは恐らく水木しげるのあの独特な絵の力によるものではないのだろうか?熊楠と猫が共に川の字になり、下半身も露な裸で腕を枕に寝ている絵はたまらなくいいのである。
ボク自身が漫画をそんなに読んでいるわけではないのでなんともいえないのですが、この作品は、水木が熊楠に共鳴・共振しその生き方や世界を見事に漫画化した、と評価したいそんな印象です。
特にこの漫画で好きな好きなエピソードは、熊楠が裸で菌を採取しているとき、男の一物を蟻に噛まれ2倍に脹れあがる。しかし熊楠はここで陰茎と蟻の研究に入る。思考の結論はそれが自在に2倍にすることができれば世の男性は喜ぶこと間違いなしと、自らの陰茎に砂糖や蜂蜜を付け裸で庭に寝っころがり、再現と云うか実験と云うかそんなことを試みる部分である。文字で書くとなんだか味気ないが、水木の漫画だと最高に愉快なのである。この漫画によって、ボクの中では南方熊楠は非常に興味深い人となりました。
68歳の店長が、楽天出店で月商1400万を達成。その秘密とは?
資産を増やすには人に任せられない。FX成功法則はこちら!
5,000円キャッシュバック付!
おうちでダンスエクササイズ☆ターボジャム
◆クリック、お願いします。 ⇒
◆関連書籍&DVDはこちら↓↓
猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)水木 しげる角川書店このアイテムの詳細を見る |
クマグスの森―南方熊楠の見た宇宙 (とんぼの本)松居 竜五,ワタリウム美術館新潮社このアイテムの詳細を見る |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます