2017年です。エイプリルフールなんて関係なく、もう地震の専門家も予兆も予言も何にも信じられなくなった
『地震の予兆は当たらない』シリーズです。
月一企画で継続するも、地震に詳しくなるがしかし飽きた。 最近だとクジラだな。2月にニュージーランドに
ゴンドウクジラが大量に約400頭以上漂着した。3月には日本の鹿児島でマッコウクジラが漂着した。
この辺りから攻めると地震の予兆としては興味深いものだろう、しかし私はスルーをする。
今や日本国内の地震の関する情報は耳や目の肥えた人々によって淘汰されようとしている。地震大国で培われた
震災意識の高い国民性がそうさせている。地震の予兆や予測は類まれな感性や独自の研究や発想によって
生まれるのではなく、情報処理能力の高さと経験による正しい判断基準によってもたらされる一種の生活の知恵と
なりつつある。今や地震雲なんて誰も信じてないかも。
地震と幾つかの自然現象が結びついている事実は認めつつも大地震となると早々に納得して信用して騒ぐわけには
いかない。精精にして震度4程度の単発の地震で済めば不安を抑えられるのだが、震度が小さくても事前に連発で
発生した後の地震となると少し心配になる。
さてさて後2週間程度で熊本地震から一年になりますが、熊本地震の前にはトカラ列島付近での地震の多発性が
確認できたのを覚えていて、そこを一つの地震の予兆として暫定的に見定めたケースだった。今年はそうした
群発型の地震が発生していないので、心配はないかもね、 しかし敢えて発生頻度の高い地域を考えると
4月現在の所地震の発生頻度が高い地域は、1年経過しても未だに九州の熊本地方、鳥取の辺り(岡山を含む)、
3.11の余震で茨城周辺、青森から南北海道となる。
今や地震の予兆関連は、如何にして地震発生をイベントに関係させて注目されるかが重要なカギとなっており
自然現象だけではなく社会的な影響も考慮して予想されています、それでも国民の興味が薄れて恐怖心も薄れて
忘れて鈍化をして、気が付かないふりをするのがトレンドです。
そこから関心を呼び起こす為の策として地震を富士山結び付け大噴火と火山灰に、東京と結び付け直下型地震にして
首都機能のマヒを連想させて、まるで映画のようなシナリオに持ち込む。
今流行っているのがオリンピックと地震を結びつける時間的なピンポイントの地震ネタ。
実際に2020年の7,8月の開催時の前に大地震が発生した場合のIOCの災害対策や他の開催地を
選ぶなどのグローバリズムが加わると更に意味が違ったものになる。
ここまで来るともう逆に地震は関係が無くなるんですよ。