27motorsports & MaruhaMotors Blog

27モータースポーツ&マルハモータースが送るチューニング情報ブログ。

カムカバーの塗装は手間の勝負っす。

2012年09月24日 | Weblog

パンパパーン 

我が栄光の巨人軍、セリーグ制覇。

原さん、ありがとうございます。 
      
阿部ちゃん、内海ちゃん、頑張ったね。

高橋君、君は地元静岡高校出身。 嬉しい!!

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ハイ、27MS&MARUHAが送るブログの時間です。

さて、MARUHA関連から。

今月のSALE、もうすぐ終わっちゃいますぜ。

音の煩いマフラーを嫌って、静かなマフラー、どうでしょうか?

FUJITSUBOのレガリスR。 是非お早めに。
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では、先ずは幌。

目下、GT幌のモニターを募集中。

このGT幌、あくまでモニターなので、MARUHAでの作業が前提でございますので、通販はどうぞご容赦ください。

さて、センターストライプが斬新なGT幌なのですが、他の設定もご紹介。



グリーンクロス+グレーストライプ


ブラックビニール(アクリル窓)+ホワイトストライプ

どうです?結構、いけてません?

そして、ピンストライプもあるのです。

ネイビークロス+ピンストライプ

まぁ、この辺りは個人的な好みとなりますので、皆様の感性にお任せいたしますが、しかし、愛車のロードスターはググ~ンと雰囲気が変わりますぜ。

今後、さらにGT幌のラインアップは増やして行く予定ですので、是非ご期待ください。

しっかし、倉庫の管理が大変!! ズッら~と幌の棚が続きます。恐ろしや~。

さてさて、今日のお話はカムカバーの塗装について。

さっさーっと洗って、パーとスプレーすれば、カムカバーに色は付きますが、後から簡単に色がペロペロと剥がれ落ちます。

そんな経験をお持ちの方がいると思います・・

じゃぁ、どーするか。

1.
先ずカムカバーの内側のプレートを全て取り外し、シール剤も綺麗にブラシで落とします。

何故か?
これから行う、洗浄やブラス(砂)の際に、中に水、汚れ、砂などが残っては困るからですな。


2.
そして、スチームで徹底洗浄。
約80度の高温水と工業用洗剤でガンガンと洗います。
これで、大抵の汚れは落とせます。


3.
乾燥後に、ブラスト。
社内の大型サンドブラストに入れて、カムカバーの表面を丁寧にショット。
これで、さらに徹底的に汚れ、油脂を落とします。




4.
ブラスト後の表面はザラザラしているので、このまま塗装に回しても艶が出ません。
そこで、サンドペーパーで表面を滑らかに仕上げます。

5.
そして、最後に再度高圧高温水で洗浄。
細かな砂やカスを流れ落とします。

以上、この工程が、単なる下地処理。
まだまだ長いぞ。

これから、塗装。

6.
要所のマスイングを行い、温熱釜(大型電気オーブン)に入れて加熱。

余熱を与えながら、特殊プライマーで下地塗装。

そして、再度オーブンに。

7.
やっと、本塗装。
塗料は耐熱性の高い特注塗料。ちと高価ではあるが、エンジンパーツなだけにこれは仕方がない。

8.
MARUHAのロゴをスクリーン印刷。で再度オーブン。

9.
これに最後の仕上げ塗装。クリアを丁寧に塗装します。


10.
で、オーブンで最終焼き付け。

これで、終わり???

No No ~、忘れとるよ、きみー。

11.
バッフルプレートを取り付けなければ・・でしょ。

ハイ、これで完成

カムカバーの塗装も手間が掛かっているのですな。

結晶塗装も良いし、色んな色も楽しい。

でも、そもそもオイリーで、アルミ腐食のあるカムカバーを固い塗膜の焼付け塗装をするのは、そんなに簡単でないことをお忘れなく。

デハデハ。


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