27motorsports & MaruhaMotors Blog

27モータースポーツ&マルハモータースが送るチューニング情報ブログ。

Brembo キャリパー NA/NB用ナットアダプター 

2017年04月27日 | Weblog

大型連休前で、にわかにスケジュールがよりタイトになってきております。

1分でも、10分でも効率よく仕事をしたいので、どうしても大事な情報コーナーであるブログが後手になってしまいます。

楽しみにされている方には、申し訳なく思います。

________________

先ずは、近況の1段目。

 

大人気のエアコンから。

現在欠品中で、次回入荷を首を長くして待っている状況です。ところが時期5月下旬入荷分もすでに全点引き当て済で、すでに完売の状況です。

その次の6月~7月頃入荷予定分も徐々にご予約の引き当てが始まっております。

大変ありがたいお話です。

エアコンに関しては、全世界中で確実にNA・NB用で対処できるのはMARUHAだけです。”確実”と言ったのは、完全キットだからですね。 

コンプレッサーがだめだから、じゃぁそこだけリビルトで交換。・・・これでは不完全なのです。 また、壊れます。

全ての部位を完全交換・・そして格安。 だからこそMARUHAのエアコンが注目されているわけです。

____________________

では、第2段目。

ND用のBREMBOキャリパーをしっかりと今後も展開していきます。

ND1.5Lの方にもちろん、無加工で装着が可能です。

従来の汎用BREMBO製キャリパーはとにかく高価。 しかし純正採用してくれたお陰で本当にリーズナブルな金額になりました。 純正パッドや専用ローターはまだ少し高い金額ですが、ここもMARUHAオリジナルパッドの開発を進めてすで設定済。

様々なバリエーションを設定しておりますので、以下SETパーツ項をご参考ください。

ND1.5ユーザー様には是非お気軽にお問い合わせをお願いいたします。

_______________________

それでは本題。

このBremboキャリパーがNA・NBでも使えることはすでにWEBブログでお伝えしている通りですが、少し加工が必要なのです。

ナックル部のキャリパー用穴の拡大加工。加工には一旦ナックルを取り外し、機械加工をする必要があります。 手間=工賃にも反映されます。

これを解消するために、Bremboキャリパー側のアダプターナットを作り替えました。

 

 

素材はステンレス。

セレーションの設計も慎重に行いまして、しっかりとキャリパーに食い込む形になっています。

正確な作業が要求されます。

 

右がBremobo製のアダプターと専用ボルト。(ND用)

左がMARUHAオリジナルと専用ボルト。(NA・NB用)

正式な販売は、5月~6月頃を予定しております。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PW もう少しで入荷します。

2017年04月14日 | Weblog

桜満開で、本当に気持ちが癒されます。

MARUHAの工場脇に数年前に植えた小さな枝垂れ桜も、今年は花をしっかりと付けました。
 

常に騒がしい工場ではありますが、桜が咲いてくれると、少し落ち着きが出るような気がしますね。

        _____________________________

さて、パワーウィンド(PW)のお話。

 

こちらの商品はお陰様で大人気商品となっておりまして、現在右側のみ欠品となっております。

次回の入荷は今月末頃を予定しております。すでに何件もBOを頂いておりますが、もう少しだお待ちください。お待たせして申し訳ございません。

MARUHAのPWは、兎に角動作が速い。 シューっと軽く動くのでどなたも驚かれます。ストレスがないのがいいですねぇ。

降下動作は約4秒。上昇動作は約5秒。

また、新品モーター組込済ですから、作業も大幅に短縮できます。

MAZDA純正品は、レギュレーター(ワイヤー側)とモーターは個別販売。ASSYの設定はありません。
どちらを買っても、結局組み込みをしなくてはなりませんが、これが手間。そしてユーザーにとっては”工賃”というコストアップになります。

また、MAZDAのレギュレーター+モーターのパーツ単品合計 MAUHAのPW単価

MARUHAの製品は圧倒的に安いのです。 

そして、結局MAZDA純正品は遅い。モーターまで新品に交換されたもMARUHA製PWのスピードには追いつきません。

MARUHAにはガイドカラーも設定がありますので、これも魅力です。

           ______________________

丁度良い機会なので、このカラーも少し説明しておきます。

カラーの設計は単純形状に見えますが、何度も試作を作って検証を行いました。

カラーが無いと、ガラスを中間位置にした時にガタガタと揺れがてしまいます。残念ながら大多数のNA車両はこんな状況です。

 
 

実際、ガラスを外せば、ほぼ殆どの車両はこのカラーが破損しており、砕けたカラーの残骸が落下している有様です。

そして、たとえ残っていたとしても、大きく変形しています。
 

この変形について、凄く疑問に思ったのです。なぜ変形してしまうのか?

結論は、”回転”にあります。

ガイドレールの中で、クルクルと回転をしていないのです。

ズッズぅーと引きずられているのです。微妙に湾曲しているガイドレールの内側で引きずられるカラーを想像してみてください。単なる抵抗に過ぎません。

だからこそ、回転を意識して設計をしました。

ガラスを上下させる際に、クルクルと回転をなるべくさせるような寸法に仕上げております。

これが、きつい寸法になると回転をしません。これではPWの速度を低減させてしまいます。

ガイドレールはプレスで作られていて製造の個体差もあります。どのレベルで寸法を決めるか?が検証のポイントでした。

小さな部品ではありますが、結構時間が掛かった思い出があります。

   ___________________

皆さん、ぜひ使ってみてください。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする