goo blog サービス終了のお知らせ 

・*・ etoile ・*・

🎬映画 🎨美術展 ⛸フィギュアスケート 🎵ミュージカル 🐈猫

【Googleのロゴ】マーサ・グレアム生誕117年

2011-05-11 01:49:36 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!


※実際は動画

モダン・ダンスの開拓者であるマーサ・グレアムのお誕生日!
1894年5月11日生まれなので、生誕117年!
偉大な舞踏家であり、振付師

Happy Birthday






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【cinema】『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』(試写会)

2011-05-11 01:37:12 | cinema
'11.05.03 『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』(試写会)@東商ホール

yaplog!で当選。いつもありがとうございます。試写会応募する際には、そのタイトルやドタドタっぽいチラシが、竹野内豊のイメージと一致しないなと思いつつ、GW目の保養枠ということで行ってきた。

応募時には気づいていなかったのだけど、舞台挨拶つき試写会だった! 17:00開場の1時間前会場待ち合わせにしたけど、すでにかなり並んでる! 東商ホールって段差がないから、チビッコには辛い… 取れた席は後ろの方だったけど、通路側なのでまぁOK。席には通路挟んで左が青鬼、右が赤鬼の団扇みたいなお面(目は開いてない)が置いてあった。これは後ほど使用することになる。

伊藤さとりさんの司会で始まった舞台挨拶は、竹野内豊・水川あさみ・柄本明・南海キャンディーズ山里亮太・本田隆一監督が登場! 竹野内豊はスーツ姿。カッコイイ! 顔小さい! 小さい顔にヒゲ生やしてるからよく見えない(涙) 水川あさみは紺色のシンプルなワンピース。膝が出るくらいの丈。美脚でビックリ! 山ちゃんは顔デカイ(笑) 柄本明のいたたまれない感じが… メモとか取っていないので、全部覚えていないし、正確ではないけど、いくつかご紹介。

竹野内豊:(自分の役について)妻役の水川あさみから、素の自分は大木信義にそっくりだと言われた。

水川あさみ:(竹野内豊の印象)会う前はクールなイメージだったけど、実際は大木信義だった。

柄本明:(自分の役について)どういう役なのか、分かっていない(笑)

山里亮太:(自分の役&撮影秘話)今日は役者として来てます! 役柄は竹野内豊の親友。1人で緑のスクリーンで撮影したので、他のキャストには今日初めて会いました。

竹野内豊:(脚本について)新婚で倦怠期というもどうかと思うけれど、夫婦の会話がリアルでいい。よく考えると説明的なセリフはほとんどなかったのに、会話だけで性格などが伝わって来る。

水川あさみ:(苦労した点)荒川良々さんと共演シーンが多かったので、微妙な間やセリフ廻しで笑ってしまって困った(笑)

竹野内豊:(撮影秘話)あるシーンが、自然現象により前日撮影分とつながらなくなってしまったので、撮影中止で帰れると思ったが、監督の「片桐はいりさんのセリフを増やすので大丈夫です」の一言で撮影続行。確かにセリフが一言増えただけで見事につながっている(笑)

という感じで、とっても穏やかに進行。何とか盛り上げようと山ちゃんが絡むけど、空回りな印象(笑) マスコミによる撮影会の後、再入場。鬼のお面の出番! よくCMなどである、キャスト達が客席に降りて、掛け声をかけるとお客さんが答えるタイプのアレ(笑) 会社の同僚Iちゃんによると、ワイドショーで翌日放送されたもよう。まぁ、顔隠してるし遠いし本人でも確認できないと思うけど(笑)

ということで本題!



「同棲4年目でなし崩し的に結婚した信義と咲。新婚にして倦怠期。引越先の近所のスーパーで怪しい占い師から地獄旅行のチラシをもらい、出かけてみることにするが…」という話。という話と言われても、何のことやら分からないと思うけれど、ホントにそのまま。2人地獄に旅立ちます。一泊二日で(笑) しかも甘エビ食べ放題。生物学的にはエビじゃないんですけどね(セリフまんまです(笑)) 意味が分からない。でも、おもしろい。

うーん。とにかく感想が書きにくい(笑) 全部バカで全て荒唐無稽ながら、映画の中では成立しているので・・・ だってホテルの温泉がビーフシチューだし! 意味が分からない(笑) でも、成立している。その上で「地獄に長くいると赤か青になります。赤になると全て忘れてしまうんです」って言われても、なるほどと思うしかないんだけど、不思議となるほど↓とならずに、なるほど(笑)↑となってしまう。それは何故なんだろうと思うと、1つは脚本の上手さ。脚本も原作者の前田司郎さん。原作があるっていうのもビックリだけど(笑) イヤほめてます! ご本人脚本だからといって必ずしも成功するとは限らないけれど、これは成功例。あり得ない話の中で交わされる大木夫妻のトボケた会話がリアル。天然くんっぽい信義とちょっと気の強い咲。でも、2人ダラーッとしている。倦怠期だからね(笑) でも、個人的には恋愛初期のドキドキ感も好きだけど、ダラーッとした感じも嫌いではない。関係ないけど(笑) でも、咲がもう若くないから着れないと置いて行こうとしたワンピを、信義が持って来てたりとか、そういうさり気ないところに夫婦愛を感じるところもツボ。咲に着て欲しいと思ったから持って来たわけだし。着て欲しいというのは自分のためでもあり、咲のためでもあるんだと思う。信義けっこうタイプ! もちろん演じているのが竹野内豊だからというのは大きいけれど(笑)

そして意外なところでホロリとさせる。地獄の入口からホテルに向かう森の道、何があっても振り向くなと言われたのに、振り向いてしまった2人。2人は赤オニ(?)に追われることになるけど、それを救ってくれたのが青オニ(?)のよし子。よし子と弟達とナイト・マーケットに行くシーンは微笑ましい。ここでよし子は意味深発言をする。ホテルの支配人のエピソードも悲しい。彼も謎の男にある質問をするけれど、その答えも意味深・・・。ラスト2人が帰る道の形状を思うと、そういうコトなんだろうなと思ってみたり。

もう一つの魅力はキャスト。いわゆる個性派ぞろいなので、好きな人にはたまらない(笑) 先ずは炊飯ジャーを盗む謎の男に柄本明。ご本人もおっしゃってたけど、ホントに謎。監督いわく常に濡れている役なので、確かに濡れているけれど、ちょっと分かりにくいかも。何故濡れているか説明はないけど、彼のみ現世に現れることと、帰り道の形状を考えると・・・。2人が地獄ツアーに参加するきっかけとなった占い師と助手に樹木希林と片桐はいり。2人の掛け合いは見事。特に片桐はいりの腹話術は必見! セリフは一切無くただただ2人を追う赤オニ(?)がでんでん。これは増殖する。ホテルに向かう途中には2人を振り向かせようと様々な人が出てくる。しかもほんの一瞬。ぜいたく(笑) ジイ役で村松利史。どうしてジイなのかは不明。天使(?)役で「時効警察」の蜂さんこと緋田康人。蜂さん大好き! ちなみに山ちゃんもここに登場。そしてホテルの支配人に荒川良々! 水川あさみの言うとおり独特の間で、これは素晴らしい。この個性的過ぎるキャスト達が、淡々と(村松さんは相変わらずだけど(笑))おかしな事を言うので、なんだかとっても納得してしまう。主役2人もダラダラとそれを受入れるので、つられて受入れてしまう。実際は美男美女カップルなのに、それを感じさせないダメさ加減もいい。

とにかく全編どれだけバカかってことが見どころなので、それを書いてしまうと面白くない。なので、この辺でやめておく。でも、バカはバカなりにスジが通っているというか・・・ まぁ、放りっぱなしのネタもあるけど(笑) でも例えば、何故チラシなどで信義が「湯」と書かれた手ぬぐいを頭に巻いているのかも、ちゃんと出てくる。でもバカ(笑) その感覚がダメな人もいると思うけど、個人的には好き。とにかく、深く考えず楽しんじゃった者勝ち。そして意外にホロリとさせられる。新婚(倦怠期だけど)2人の会話のリアルさに笑ったり、身につまされたり、うらやましがるのもよし。個性派キャストの演技を堪能するもよし。全員本領発揮!

「時効警察」とかが好きな人は好きだと思う。全然違うけど・・・ オススメ!

※片桐はいりの付け足されたセリフにご注目(笑)


『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』Official site


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする