まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

改造クハを作ってみる…終

2014年10月18日 | 工作室から
いよいよ、車体の塗装作業に入ります。



まずは、車体を中性洗剤で洗って十分乾燥させてから、屋根色のダークグレーを吹いて屋根部分をマスキングした後、青20号を吹きます。

ここで、どこぞの製品みたいに青15号を吹いたら、まさしく“スカ色”ですな(笑)



青色部分をマスキングして、いよいよクリーム色を吹きます。

そうそう、広島の115系は“塗り分け跡”も重要なポイントなんで、元の色は落としていません。

厚い塗膜上等! じっくりと時間をかけて色を吹きます。



クリーム1号を、じっくりと時間をかけて吹いて、道具を片付けると丁度乾く時間になるので、優~しく1枚1枚テープを剥ぐと…見慣れた瀬戸内色が現れました!

急いで、クーラーや窓ガラスを取付けて、車体を組立てると…



いやぁ~ん!


おゲテで美しいクハ115が出来ちゃいました!



真横から見ると、程よい数のAU-13にイってしまいそうです。
模型的には6個クーラーは、屋根上がウルさいかも…



写真では判りませんが、完成品のクハ115と並べると色調と光沢が違うので、並べると目立ちます。



正面がちょっと寂しかったので、エクセルでチャイチャイっと編成番号を作ってみました。



競作を作って、短期間のうちに製作し何とか運転会に間に合いました。


昔のアタシではでは考えられなかった“115系の製作”…やはり、消えると手元に残したくなるんでしょうね。


これも、アタシの嫌いな『葬式鉄』なんですかねぇ…(汗)



改造クハを作ってみる・・・3

2014年10月18日 | 工作室から
改造クハの製作も、いよいよ佳境に入ってきました。
今回は床板の加工を行います。

床板および室内はサハ115のを利用し、必要なパーツをクハ115から移植する方法を取ります。
移植するのは、カプラー、汚物タンク、ジャンパ線受け、スカート、ライトユニットです。
クハ115-607の床下機器は、サハ115時代よりも機器が増えているようですが、意外にも床下機器の分かる写真が少ないので、資料がそろった時点で取付けるものとして、そのまま進めます。
そして、一番難儀したのはライトユニットの取付部分です。



まずはクハ115の床板を分解します。
スイッチを生かしたいので、このまま移植します。



サハ115の床板にスイッチの取付穴を慎重に開け、きっちり嵌るようにします。



クハ115同様にスイッチをセットしますが、スイッチの根元の配線が飛び出しているので、ギリギリの所でカットします。



下から見ると少し飛び出しますが、走れば見えないのでこのまま進めます…



そして、運転台ユニットが入るようカットした室内板を取付けます。
スイッチの根元をカットして、スイッチを少しだけ飛び出させることにより、室内板の加工をしなくて済みます。
最後にテスターで絶縁状態と、車輪からライトユニットの接触部までの通電を確認したら、床板の加工は終わりです!



これで床板が完成です…が、ここまで来ると悪い虫が騒いで…



塗装前の車体を載せてみました!
床下がイメージより若干寂しいですが、イイ感じに進んできました。

いよいよ明日は車体の塗装です!


って、もう日付が変わっているんで、今日でした(笑)