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ウォッシュ&リンス

2009-06-26 11:40:17 | 株に出会う
「株・ふるい落とし」という検索語で、このサイトを訪れる人々が後を絶ちません。

数年前にこのテーマで書いたことがあるからです。「売り枯れ状態」の見分け方のような言い方だったと思います。

「売り枯れ」=>「買い1色」ですから、これが分かれば株で常勝を果たすことも夢ではありません。

何とかして、この現象を掴まえようと必死なのは、筆者も同じです。

ところで、タイトルのウォッシュ&リンスという言葉が、別の角度から、この売り枯れを指していることにふと気がつきました。

売り枯れ状態が自然に起こるものだと考えるのは、筆者のような「株ど素人」です。玄人筋は、そんなことはなく、相場は人為的に操るものだと骨の髄まで身に沁みて分かっております。要するに、ナチス時代のあの大衆の操り技法の1つである、「扇動」という奴ですね。

よく考えれば、この世の中「扇動」に充ち満ちております。それは、企業であれ、個人であれ、人は自らの立場を何とか有利にするために、絶えず立ち回っているからです。

朝のコメントで、バンカメとメリルリンチの件に絡んで、自らの意思で「自白」させる高等テクニックの数々を書きました。

これに絡んで、もう1つ。「サブリミナル」という言葉を、皆さん聞いたことがあるかと思います。

人々に何かを買わせるため、例えばコマーシャルソングの中に、人々の潜在意識に訴えるメッセージをこっそりと入れておく、チョイと怪しげなるテクニックです。

この仕掛けを使えば、例えば、今話題の草食系男子にも思わぬ朗報がもたらされる筈です。彼女とデート中に、何気なく歌詞不明の歌を口ずさみます。そして、その中に、こっそりと、「あなたは私にぞっこんとなる、ぞっこんとなる。。。」というメッセージを入れ込んで置きさえすればよいのです。タイトルは?と彼女に聞かれたら、「ずっころ節」とでも言っておけばいいでしょう。「ずっころ」という言葉が、彼女の深層心理に到達した時は、「ぞっこん」へと転化する、このテクニックがこの恋愛用サブリミナルアプローチの神髄と言えます。

それを聞いた彼女は、一夜明けると、「私、ひょっとすると、あの人にぞっこんになったのかしら?」と自問自答すること請け合いです。

後のフォローは簡単です。次にデートで会った時、「ずっころ結構、結構」と歌詞を置き換えておきます。そうすると、その夜、彼女は寝床で、あの人と「ずっと結婚、結婚」と深層心理に刷り込まれます。

ああ、まだ白昼というのに、またまたくだらない文章をしたためてしまいました。

言いたかったのは、そうそう、ウォッシュ&リンスです。8804東京建物がその典型。昨日の後場の分足をご覧下さい。これがウォッシュ&リンスです。誰も嫌気が指す値動きです。

そして、今日はダイナミックに責め立てております。しかも、完全なる右肩上がりの買い日和です。昨日の寄り付きからの上値のトレンド線を引いてみると、綺麗に頂点を付けながら上げているのがお分かりかと。

その東京建物に、前場の押し目で538円で指しておりましたが、阿呆なことにそれを欲を掻いて535円に訂正してしまったのが、筆者です。この株のサブリミナル音が不幸にも聞こえなかったのです。こういう耳の悪い輩を排除するのが、「ウォッシュ」という訳ですね。

後は、リンスをかけたように抵抗勢力がいなくなり、上値追いとなります。

前場は、一瞬855円の指し値が食われた7262ダイハツを2円抜きしたトレードだけ。

余談ですが、このダイハツ、あのドイツでのJDパワーによる顧客満足度調査でナンバーワンに輝いたそうです。それにしては上げ方が少ないね。今日は。

多分、「ダイハツ大発展」というサブリミナル音を、独語CMソングに仕込んで置かなかったせいでしょう。「独語」だとチョイと難しいか。。。

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