市場概況（９．６．２０２４）

９月６日（金）の市場概況です。

１．日経２２５

　今日は先物がプラスだったので、ほとんどの銘柄が朝高でしたが、ほぼそこからは右肩下がり。こういうケースにおいて、いつこのトレンドを把握して売りを仕掛けるか？　これが非常に難しい。今、トライアル的にセッティングしているのが、この朝高の高値と前日終値の差を求め、その半分の値が高値からの下落幅となった時を分水嶺として、そこからの売りトレンドに乗るという手法です。

今日の日経２２５の場合は、３６８９８円（朝高）ー３６６５７円（昨日終値）＝２４１円÷２＝１２０円となります。前日終値ー１２０円＝３６５３７円この値段が売り仕掛けの最後のチャンスとなります。

という仮定の下で、２２５のチャートを見ると１０時頃にちょうどこのラインに到達しております。しかし、そこからは切り返しを見せておりますね。ところが、引けにかけて再度このラインを割り込むや、１４時過ぎには今日の最安値まで転落。大引けには少し戻しての終了。

という、ちょっとした数字の遊びはともかく、OSCは４０％ギリギリまで押し込まれ３日連続売られすぎサインが点灯といいところありません。今夜のアメリカ雇用統計次第で反転も、さらなる下落もありそうです。

２．TOPIX

　こちらもOSCは４３％と低位水準で３日連続の売られすぎサイン点灯。２２５同様に７５日MAラインからの下方乖離が一番大きく、ここからの反発はちょっと厳しい。

３．グロース２５０

　今日は主力市場に連れ安。売られすぎサインが８月５日以来の点灯。ちょっと雲行きが怪しくなってきました。８月２７日からはMAX値が点灯した日の終値６８０ポイントを下回ったものの、３日にほぼ同値で奪還しましたが、その後３日連続で６８０ポイントを下回るというダウントレンド入り。

以上です。