高低差４３６０円の乱脈相場（レーザーテック）

８月９日（金）のレーザーテック研究です。

今日も外出していて、あまり場を見ておりませんが、２２５と同様な寄り天でしたね。それにしても３０２１０円が高値とは行き過ぎ。７月１５日から２５日にかけて、５日連続前日安値を上回れずに終了するという絶不調でした。

その時に仕込んだ方で、今回の下落相場で降り損じた方々は、結構いるはず。ほぼ２６５００円から２９６００円の間です。そうした方々の戻り売りが出るのは必定。

また、昨日言ったように、ストップ高が張り付いたままならともかく、戻ったり張り付いたりしていたということは、日計りのトレーダーが迷いながらも売りを仕掛けていた訳です。

そこに来て、今日の尋常でない高値（３万円超え）がいきなり降臨。そりゃ、これは絶好の売り場とばかりに、昨日のストップ高の買い手は、逃げますよね。

レーザーの場合、私も散々痛い目に遭っておりますが、アメリカ市場が大きく上げた時ほど、今回のようにとんでもない数字まで上がることが良くある訳ですが、あっという間の急落に見舞われます。

外出していて、これは今日は縁起がいい日だと思っていたところ、ものの３０分もしない間に奈落の底に落ちていたことがよくあります。従って、日計りは外出した際にはしないように心を改めた次第。

さて、今のレーザーの位置取りは、１０日MAラインを９．８％も上方乖離している一方、２５日MAラインからはまだ５．４％アンダー。７５日MAラインからは２３．７％も下方乖離しております。

今日は２５８５０円まで落ちましたが、安値は５日以来切り上げ続けております。ディスコは今日も安値を切り下げており、６日も切り下げております。

指数値が今日は９７００ポイント。７日が最安で７９９０ポイントです。その差わずか１７００ポイント。今日のような寄り天でのマイナス終了が続けば、この指数値も簡単に破られるかも知れません。ちなみに今日の安値の段階では８５３０ポイントでした。わずか５００ポイント程度の差まで詰め寄られております。

もうちょっと安定していかないと、これからも命知らずのデイトレーダーの餌食になるかも知れませんので、くれぐれもご注意のほどを。

以上です。