明日のモニタリング銘柄（１．６．１１）

明日、１月６日（木）のモニタリング銘柄です。（　）内はＳ１（安値抵抗線）、Ｒ１（高値抵抗線）、ピボット（高値ブレーク）の順です。

１．６３６７ダイキン工業（２９１２、２９３６、２９４５）
　ＯＳＣが＋７％の６１％にまで達しておりますので、あまり欲張らないこと。

２．６７５４アンリツ（６６９、６７６、６７９）
　これもＯＳＣが＋４％の６９％と高値圏。Ｓ１とＲ１の間あたりで鞘を抜く感じか。

３．９４３３ＫＤＤＩ（４７７０００、４８００００、４８２０００）
　今日は昨日の上げすぎの調整に終始。あまり値動きがないかも知れません。

４．６７５８ソニー（２９５３、２９８１、２９９７）逆張り
　ＶＲ改が３７％にも下がって下り、ピボットとともに明日の押し目からの反転狙い。

５．４５６８第一三共（１７５５、１７７４、１７８４）逆張り
　ずっとじり貧なので注意。

６．４５３６参天製薬（２８２５、２８３７、２８４３）逆張り
　今日もほとんど動かずでしたが、きちんとコンバージェンスしており、明日も継続フォロー。

７．２６０７不二製油（１１５４、１１６８、１１７５）逆張り
　この難解株が明日捕捉できるか？

８．８１１３ユニチャーム（３２６０、３２９０、３３１０）逆張り
　ディフェンシブの本命株が低迷中。輸出関連など景気敏感株が良いときは不遇をかこつのですが。

以上です。逆張りと書いてある銘柄は、基本はＳ１前後まで下がって拾うのが定石です。
当日の為替や海外市場の動きで、かなり傾向が変わってきます。上記の銘柄は内需、外需混交となっておりますので、そこは明日の朝に判断。

市場概況（１．０４．１１）

１月４日（火）大発会の市場概況です。 下に４日の海外市況

◆日経先物：１０３８０円（＋１７０円）ＯＳＣ５６％（＋６％）１２月３０日のＯＳＣ５０％から切り返しに転じたか？ＲＳＩは５６％（＋８％）
◆日経平均：１０３９８円（＋１６９円）ＯＳＣ５５％（＋４％）１２月３０日のＯＳＣ５１％、終値１０２２９円から切り返しに転じたか？ＲＳＩは６０％（＋１３％）
◆ＴＯＰＩＸ：９１２（＋１３）ＯＳＣ５６％（＋６％）１２月３０日のＯＳＣ５０％、終値８９９ポイントから切り返しに転じたか？　ＲＳＩは６８％（＋１２％）
◆マザーズ指数：４４１（＋８）ＯＳＣ６５％（＋４％）１２月２９日のＯＳＣ５７％、終値４３４から切り返しに転じたか？ＲＳＩは８９％（＋１％）

◆騰落レシオ（２５日間、東証１部）：１３４．８９％（＋５．４％）－１月４日現在。

◆１０日高値移動平均値超の銘柄比率５３％（＋２０％）
◆１０日安値移動平均値未満の銘柄比率１５％（－２４％）

大発会は、終日円安が進行し先物は１０４２０円までタッチ。その後小反落しましたが、さい先良いスタートを切っております。個別銘柄はあまり前場からは動かず。戻し過ぎとも言えますのであまり無理をしないトレードでしたが、１つだけ持ち越しがあります。大引けに６８１００円で買った２３２６デジアーツです。

【以下は４日の海外市況】

◆ドル・円：８２．０１円（＋２８銭）ＯＳＣ４７％（＋２％）１２月３１日のＯＳＣ３６％から円安へと切り返したか？　ＲＳＩは２２％（－６％）
◆ユーロ・ドル：１．３３１ドル（－０．００５ドル）ＯＳ５３％（－４％）１２月２２日のＯＳＣ３１％からユーロ高へと転じる。ＲＳＩは５７％（＋９％）
◆ＵＳドルインデックス：７９．４７（＋０．３５）２００ＭＡ（８１．６７）目前から急落して５０ＭＡ（７９．１６）付近で揉み合い中。
◆米１０年債利回り：３．３３％（＋－０％）５０ＭＡ（２．９９％）を突破し、金利上昇過程に突入中。２００ＭＡ（３．０９％）を突き抜けて少し調整後揉み合い。
◆ＮＹダウ：１１６９１ドル（＋２０ドル）ＯＳＣ６４％（＋２％）ＲＳＩは８０％（－１％）１２月１５日の５０％から依然緩やかな上昇中。
◆Ｎａｓｄａｑ：２６８１（－１０）ＯＳＣ５８％（－１％）１２月３１日の５１％から上昇に転じたか？ＲＳＩは６９％（－５％）
◆上海総合：２８５３（＋４５）ＯＳＣ４９％（＋６％）１２月３０日の３７％から切り返しに転じる。ＲＳＩは４１％（＋６％）
◆ＶＩＸ指数：１７．３８（－０．２３）５０ＭＡ（１８．９３）を割り込み６月以来の最低値レベルの下限に達し反発中。
◆原油先物：８９．３ドル（－２．４ドル）５０ＭＡ（８６．６４ドル）を大きく抜け再上昇し９０ドルを挟んでもみ合い。
◆ＣＲＢ指数：３２７．７３（－５．２９）５０ＭＡ（３１３．５）に１度タッチしてから再度上昇し高値圏で揉み合い中。
◆ＮＹ金：１３８０．４ドル（－３４．１ドル）５０ＭＡ（１３７８．９９ドル）に再度接近。
◆シカゴＣＭＥ（円建て）：１０３９５円（＋１５円）

今日の海外市況のハイライトは商品安です。これに伴い豪ドルなどの資源国通貨も下げております。原因の一端は中国人民銀行の周小川総裁が、「中国経済は正常な成長の軌道にあるとの確信がない」と述べたこと。ＧＤＰ成長率は１０％程度としておりますが、一体何が確信がないのか？これはバブル化していることへの懸念でしょう。かといって性急な利上げを行うと、かつての日銀が土地バブルをハードランディングさせたことの二の舞に。これがバブルの早期押さえ込みが難しい理由ですね。国民はバブルの恩恵でウハウハ。税収もウハウハ。しかし、どこかで饗宴は終わり、酔いが覚めたときの光景はいずこも同じ。

なお、バフェット率いるバークシャーが固定金利の社債を発行。１０年ものは４．３％程度。近い将来のインフレ、金利上昇をバフェットも見ているということ。欧州の消費者物価指数は前年比２．２％も上昇しております。資源高がいち早く効いてきた模様。