スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

寒冷地暮らし

2023年01月26日 | Weblog
 先月東北電力から電気料金値上げを国に申請したとの通知があった。
 電気は公共的生活インフラなので消費者が納得出来る常識範囲の値上げなら分かるのだが、何と平均32.94%とあった。
 値上げ理由、福島県沖地震による発電所の甚大な設備被害やロシアのウクライナ侵攻による燃料価格の高騰等による。具体的なユーザー説明として、これで済ませるの?

 自分らの住んでいる北日本エリアは半年近く暖房が必要になる。この暖房エネルギー源として木材もあるが、その殆どは電気、石油、ガスに頼らざるを得ない。それなのにこの値上げは弱者いじめに聞こえてくる。

 日本の所得格差は縮まるどころか開く一方だろう。都会と地方、正規社員と非正規社員もあるが、温暖地域と寒冷地域も含まれる。温暖化の昨今、その地域は冷房期間が長いではないかと言われそうだが、冷房のエネルギーは暖房と比較して小さくて済む。夏場の電力不足が叫ばれるのは住宅冷房は電気エネルギーだけであるからである。

 昭和の時代には冬場には、寒冷地手当又は薪炭手当があって、大いに助かったものである。
 現代の光熱費の地域格差も調べて貰えればと思う。北日本では光熱費意外にも、衣類、履物、自家用車等に対する冬場経費も嵩む。

 昨日の盛岡市の気温、最低−10.1℃、最高−5.9℃。然しこの地域では全国ニュースになる交通トラブルは発生していない。見習って貰いたい。
                                 =おわり=









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