今更ジローで、5/3の石鎚山登山のレポートをしたいと思います。
ま、簡単に
石鎚山へは、ロープウェイ口から30分ぐらい登ったところに、成就社というところがあり、そこからスタートします
その時点で石鎚山は見えておらず、あとどれぐらいの距離・高さなのかまったく検討もつきません。
しかも、成就社のスタート地点からいきなり下り坂
・・・・いままで、折角登ってきたのになんでやねん
そこから八丁坂というところまで、標高にして100メートルぐらい下りっぱなし
(つまり、帰り道は疲れた体に「上り坂」となるわけで)
で、八丁坂からまたひたすら登りまくるのですが、
歩いて登るというよりは
「ひたすら階段を上がる」というイメージ。
ゆるやか~~~な上り坂なら、それなりにいけるのですが、
階段をただただ上り続けるって、本当にしんどい
1時間ぐらい上ったところに、
「試しの鎖」というのがあったので、
ここでのエピソードだけ書きたいと思います
『石鎚登山には鎖がある』というのは前々から聞いていたので、
私一人だけ鎖コースを選ばずに迂回したら家族からえらい言われようじゃわと思って、
当然、鎖コースを行きました
ゴールデンウェークということもあり、全然進まない鎖の列をえんやこらと行ったわけですが、
足元にチョロチョロと水が流れていたりで、足元が実に覚束ない。
途中で足を踏み外して、宙ぶらりん・・・まではいかないものの、まわりから
「あ~~~っ!!!大丈夫ですかっ!」
と言われる始末。
足も疲れる。腕も疲れる。もう半泣き状態
四十路の体にむち打って、必死のぱっちで登ったら、
次は、
ただ
おりるだけのコースでした。
そう、
ただ垂直に登って、
垂直におりるという
ほんまに
紛れもなく
「試しの鎖」
でした。
・・・・・名前の通り。
そういえば、入り口の表示もこんなんでした。
左に行けば「近道」って書いてるやん!!
看板に偽りなし、JAROもよばれへんわ
単に体力と時間を消耗しただけの、鎖コース。
ご丁寧に「体力に自信のない方は近道へ」って書いてるし。
見栄と疑いをすべて捨てるべきだった
登り3時間半下り2時間半の石鎚山
すがすがしいような、ボロ雑巾気分のようなそんな登山でございました