外国人には不思議 日本の食べ物

我々が普段何気なく食べている物で外国人にとっては不思議、
中には全く口にしない珍味の類は意外に多い。
些かの独善と偏向を承知で外国人の「食べない」食材を探してみる。

★蒟蒻
まず最も嫌われる食材はこれ。ぐにゃぐにゃした感触、
不吉を予感させる色、ぬるっとした舌触り等、
どれもキリスト教的には悪魔の化身 だといって殆どの人は食べないらしい。

★納豆
「何故ねばねばと糸を引くまで腐らせてから食べるのよー、日本人はクレージー・・・」と
一昔前まで嫌われたが、近頃は品種改良の努力もあって
栄養価の高いヘルシーなB級グルメとして世界中で食べられるようになった。
なお、中国の少数民族の間では昔から、
糸を引かない納豆が食べられてきたというから、納豆のルーツは案外中国かも。

★梅干し
これぞ日本の味、お袋の味だよと、日本人なら誰でも胸を張るが、
外国人にとっては意外や意外、食べたくない味のトップらしい。
この「梅干し味」に近い味が外国に無いらしいのである。
我々は梅干しの入ったお握りを頬張るときに日本人を感じる、海外旅行にも持って行くんだ。

★イカの塩辛
日本人の間でも好みの分かれる珍味の代表だ。
イカを細かく刻んで内臓(わた)を混ぜて発酵させて造られる塩辛は、
一目見たとき昆虫の幼虫の群がりを連想するが、外国人の評判はいかがであろうか。

日本人が自慢したいB級グルメ、まだまだ有りそうだが本日はこれにて打ち止めー


本日も平穏なり

認知症検査を体験

運転免許証の満了する日に75歳以上の者は
免許更新の前に認知症検査を受けて
その結果に基づいた高齢者講習を受ける義務がある・・との知らせがきた。
私は今回初めて検査を受ける。検査料は650円、4月から
700円に値上げされる。

当日、会場には10名程集まった。皆さん当然だが後期高齢者、中には
歩行の不自由な人もいてそれぞれが緊張した面持ちだ。

係官から一通り説明があった後も
「まだ回答用紙は捲らない」「消しゴムは駄目 誤字は二重線で」「携帯電話はマナーで仕舞って」と続く。
さらに答は鉛筆で書くようにと言われて私も狼狽えたが貸してくれた。
気楽に検査を受ける積もりがいつの間にか筆記試験モードである。

検査の始まりは「今日は何日ですか」と他愛ない設問。
これが検査？幼稚園児でも知ってるよと思った時係官が
「答を間違えると認知症を疑われます」と
まるでこちらの胸のうち読めているかのごとき注意にギクリ。

次に(2問目に相当)スクリーンに16枚の絵が写し出されて
暫く経ってから幾つ答えられるかという記憶の検査。
子供の頃トランプを使って遊んだ「神経衰弱」だと思えばよい。
しかし、昼、何を食べたかも咄嗟に思い出せない私には難問であった。
時間一杯頑張って書けたのは半分だけ、残りは空欄のまま提出した。

予想はなんとか高齢者講習に進めるはずといったところ。
但し回答数が少いと記憶力の低下を指摘されそうだし、
回答に間違いが見つかると認知症を疑われる。

本日辺り、高齢者講習の予約票が届く筈である。どんなコメントが書かれているか楽しみである。


本日も平穏なり

春 眠 暁 を 覚えず

私は夜11時を過ぎた頃から布団に入る事にしている。
それより早いとなかなか寝付けないし
上手く寝むりに付けても真夜中に目が覚めてしまうのだ。

若い頃は叩いても起きないと言われるほどの爆睡派だったのに、今や
スマホの呼び出し音にも目が覚める。
もっと深く長く眠っていたい、
もし好きな時に好きなだけ眠ることが出来たらどんなにか幸せだろう。

昼間は直ぐに眠れるのに、その気がなくても居眠りして
気が付いた時はテレビの番組が変わっていたなんてことは当たり前。
先日はスタバで読書中に本が手からずり落ちたのを、
隣席のおばさんが拾い上げて下さるまで眠り呆けるといった恥ずかしい思いをした。

何故、夜は布団に入ると昼間のように眠りに付けないのか不思議だ。
最近は睡眠導入剤も効かなくなったようで、
昨晩は12時を過ぎても全く眠れる気配がなかった。
苛立って布団を抜け出しパソコンの前に座る。囲碁の対局で時間を潰そうという作戦だ。

相手は中国人とアメリカ人、
向こうは時差の関係で宵の口だから対戦相手には不自由しない。
結果は1勝1敗。まあ引き分けて良かった。

時計を見たら2時を回っている。頭は連載で血が上り熱かったが布団に戻った。
するとどうだろう、直ぐに眠りがきてパチッと目覚めたときは
外が明るい、こんなことは大晦日以来だ、時計を見たら7時だった。


本日も平穏なり