白隠和尚のブログ

今日より明日が幸せでありますように。好奇心旺盛な70代のブログ。

携帯型酸素ボンベ

2016-06-22 06:42:05 | 日記

[上段は10㍑ 下段㍑用]
外出中に胸の辺りが息苦しくなることがある。重症を強く自覚するのは
海外旅行の帰りの機内で、不眠と疲労のダブルパンチでどうにも立っていられず暫時しゃがむこともある。

原因は数年前に見付かった肺気腫である。医者からは肺の下方が壊死しているので、血中に酸素が必要量を吸収出来ない(その割に元気だと付け加えて)不治の病だと私に宣告した。今年の正月は肺炎で入院したし
不治の病は確実に進行している。退院してから暫くは発作も出ず好調だったが先月から再発し始めた。相変わらず体を強く使うと目眩と息切れを発症して血中酸素濃度が一気に80代まで降下する。
このままだとそう遠くない日に肺気腫が私に自由な行動を許さない日が必ず来る。閻魔大王が「和尚、遊びは終わり」と告げる日を一日も先に延ばしたいのだ。

そこで携帯型酸素ボンベを持ち歩くことを思い付いた。体内から酸欠警報がでたら、濃厚な酸素をすかさず吸入して血中酸素濃度の低下を食い止めよういうのだ。スポーツ選手も使っているらしいし、中々の名案に思えて早速購入した。

酸素の味?
届けられた酸素を毒味してみる。ボンベの吸入口を口に押し当て弁を
開くとプシューと音がして酸素が吹き出した。「見えない、匂わない、手触りがない」ボンベは立派だが中身はなんだか頼りない。
この酸素ボンベの買い物の良し悪しは明日のゴルフ次第である。もし
息切れをしたときボンベは私を支えてくれるだろうか?結果が楽しみである。

明日の天気はどうかな

おしまい