私は循環器科と呼吸器科という二つの内科で定期的に病気の経過観察を受けている。
今日は2ヵ月ぶりの診断日、受付でレントゲンと採血の指示だあった。
そして診断、主治医は胸部レントゲン写真と血液検査の結果を見比べながら、
「変わりはありませんか」と質問してきた。今回も検査の結果は無事らしいのが
主治医の言葉つきで分かった。
私がここで体調は良いと返事をするとすぐに診察室を出ることになりそうだった。
1時間待合室で待って3分で診察が終わりは勿体ない、
そう思ったから日頃の疑問を主治医に投げ掛けてみた。
「体調は良いのですが、時々の誤嚥に悩んでいます」と訴えた。
すると主治医は「そうですか、まあ自分で異物を吐く体力がある間は大丈夫ですよ」と
明快な答えが返ってきた。
主治医にとって高齢者の誤嚥は病気ではないのである。
齢80になろうというのに肺炎という不治の病の経過観察に唯々諾々と
従う自分は何者か、かといって診断を辞退するわけにもいくまいし。
まこと高齢者と病の向き合いは難しいものと思う。
「あなたはお年の割りに元気です」と主治医はいってくれるが、それは今日までのこと、
次はどうなのか、不治の病の暴発に私は怯えている。
診察が終わって娘と久し振りに院内の食堂で会食した。
本日も平穏なり
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誤嚥のこと横になっているときよく出る。だから旅行中は忘れてました
起きてなにかごそごそしてれば良いのですが無精だからねー
昨日老友にあったら顔が少し丸くなったと言われました。満足に食べてないのに何でーと、今日もぼんやりしてます