NHKスペシャル 「秘境ブータン 天空を駆ける」
ブータン山岳地帯の最奥地の秘境で開催され、標高5470メートルのヒマラヤの峠を越えて5日間で186キロを走り抜ける山岳マラソン、スノーマンレース。全行程のほとんどが富士山よりも高く、酸素の量は平地の半分ほどの高地で行われ、“世界一過酷”な山岳マラソンと言われる。
ヒマラヤの絶景を駆ける美しくも過酷なこのレース。
実は、単なる山岳マラソンではない。発案したのは地球温暖化対策を世界に訴えるブータン国王だ。
ブータンは二酸化炭素の吸収量が排出量を上回るカーボンネガティブを実現し、長年環境保護に力を入れてきました。
しかし同時に地球温暖化の影響を真っ先に受ける国の1つでもあったのです。
ブータンにはヒマラヤの氷河が解け出してできる氷河湖が、全部で567個観察されています。しかし今、温暖化の影響で氷河が急速に解け出し、いくつかの氷河湖では水量が上がり過ぎることで決壊寸前となっているのです。
もし決壊すれば、氷河湖から流れ出す河川流域の集落を押し流し、多くの人命が奪われ、国民の半数以上が携わる農業や遊牧に必要な土地が水没してしまうおそれがあります。世界のほとんどの二酸化炭素を排出する先進国や大国が行動を起こさない限り、ブータン一国では到底地球温暖化を止めることはできません。 (NHK番組案内より抜粋)
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NHK BS 「滝藤賢一が行く 南米 珍奇植物紀行」
芸能界随一の植物マニア 滝藤賢一 が「珍奇植物」を求めて南米チリ・アルゼンチンを旅する。
前回の南アフリカに続き、待望の第二弾の南米編です。
楽しみにしていた「コピアポア ソラリス」との出会い、群生地に行ってみたが、一帯はソラリスの死骸だらけ。
1年の降水量は2mm程度まで落ち込み、それだけの雨量だとさすがにサボテンも枯れてしまう。
厳しい環境で200年も自生できたのに・・・
地球温暖化、異常気象は、深刻なのだとガイドと教授が語った。
こちらはコピアポア デアルバータの群生地。 (TV画面を撮影)
ここにもソラリスと同様に干ばつの危機が迫っているとのことです。