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老鴉柿・盆栽に挑戦(20)
盆栽用素材を得る為、実生から育てようと考え 種子(実)を入手した。
来春には種を播こうと思っている。(年内にも半分は蒔く予定)
お気に入りの品種を入手して、それを種木(親木)とし 挿し木や根伏せ等にて素材を
増殖し 選別に叶ったものだけを盆栽として育てようと考えていたが、結局お気に入りの
品種は見つからなかった。(正確には、満足はしていないがソコソコであれば面白いのが、
ヤット見つかった)
こうなれば自分で種から育てるしかないと思った訳だ。
この事はローヤ柿を始めた頃から予測出来た、数箇所の盆栽店を廻りローヤ柿の実の写真
を見せてもらったが、お気に入りは全くなかったからだ。
今年播いた時期は6月~7月と遅かったが(業者はまだ充分いける、暖かく成った分
早く発芽するヨと言った、)、更には 種には品種名は有ったが 特徴や、どの
ような柿の実なのか全く解らないまま、種を入手して播いてみた。
時期外れの為か 多くは暑さで腐り芽が出なかった。入手した種も殆どが表面にカビ
(中身は腐り)がきていた。
カビ分は交換はしてくれたが、表面のカビを取り除いただけなのか 2・3個確認した
だけだが、別途防腐殺菌剤水に漬けると殆どが浮いてきた、中身は腐ったままだったのだ。
腐ってない袋もあり、要は袋単位で腐りの有無が発生していた、右側品種の袋はほぼ発芽
したが 左側に播いた品種は2本しか発芽してない。
再三の交換や苦情をいうのはかなりわずらわしい、面倒なのでとりあえず播いてみたが、
結果はやはり悲惨なものだった訳だ。
来春種を蒔く分は、準備万端 好みの果実(品種)が集まった。
この果実を越えるものの出現を期待している。
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マウスオン後の2枚目画像を左クリックで3枚目画像、更にその
3枚目画像をWクリックすることで、4枚目画像が現れます。
私の、メインで栽培している「フウラン」と云うのがあるがこちらは、実生から珍しい品種が
出現する確立は40万本に1本と云われている。
ローヤ柿は珍しいのが出易いといわれているが、既に出てしまった後のような気がする。
今後、出たとしても既存品と似ている物が殆どのように思える。
既存名品と似ていても、実生からの変わりなので厳密には何処か違うはず。
但し、似ていると云っても、単に似ているだけでは 同じか 偽物扱いとなるので全く
面白くない、 よく観察すると これを超えてないといけない。偽物であっても本物を
超えてなくては 我が盆栽用素材には向かない。
要は 世界でたった 1つしかない品種となる。 これを狙っている。
盆栽に挑戦するのは、この世界でたった 1つしかない品種で始めたい。