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フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

落花生の収穫、08・11

2008年11月16日 | 落花生
  テスト栽培した 落花生を収穫 をしました。 
    (11月13日)。

“落花生の実の生り方”を再確認するため育てていたもの。

目的は達成したので
、放置してあったが邪魔になって数本ほど
引っこ抜いてみた。

↓ これで約数本分。 後これの4・5倍収穫せずに残っている。
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この場所で育てるのはめてなので、このような場合案外勝手に育つ
ものだ。 (子供の頃育てていた経験がある。)

これを3年又は4年と続けると、こうはまくは行かない。
場所が限られると連作障害・虫が増えてくる・小鳥やカラスに見つけ
られる等の、何かと弊害が出てくる。
次からはやらない。

事の起こりは。
親戚が小学生の孫を連れて遊びにきていた時。私はこれが好きで買い置き
が有ったので、お酒のアテに出して自分も食べた。 話題となり。

この子が落花生の出来方を、学校で習ったと教えてくれた。
間違っていた。
間違った覚え方をしたのか、間違った事を教えてもらったのか不明だが。

この時は、気にはしなかった、むしろ小さい子がこんな物に興味を持ち
覚えているのが、ほほえましかった。

ところが、ある日テレビの番組でこの子と同じ内容の事を言っていた。
質問形式で、この子の言っていたのと同じ、これが正解だった。

質問がおかしかった。
落花生は根の先に出来るのか又は、花の先に出来るのか。の設問だった。
答えは、“花の先に出来る”のが「正解」だった。
2者選択なら、間違いではなかった。

司会者から正解理由の補足説明があった。 これが「ウソ」だった。
補足説明さえしなければ、間違いではなかったのだが。

仕方なく、正しい証明画像を残すべく育てる事にした。


落花生がどう云う生り方をしようが一般大衆の生活には全く関係が
ない。
私にも関係ない、だが。  最近の日本何処か“ヘン”だ。

親戚のオヤジは全く知らなかった、孫に“色々教えられる”と関心して
いた。 間違いを教える学校、間違いを見抜けない大人。
間違いを放送する質の落ちた番組、テレビでやっていたから正しいと
信じる風潮が心配だ。


幸い「落花生」は大好物なので、暇にまかせて栽培観察する事にした訳だ。

その真実の発信だった。


落花生 -(T-2)、生育中のサヤの中身

2008年08月13日 | 落花生
  成長中のサヤ(実)の中はどうなっているのか。 

今回はサヤの中身を観察してみた。

カッターで切断した時、早くもサヤは硬くなっており切断中「パリッ」
と鈍い音がして切れた。
丸くて安定悪く切り難い、手を離し力を入れたら1m程飛んでいった。
まともな資料が得られるか心配したがそのうちなんとかモノになった。
切断には、安全に出来るツールが必要であり
無い場合、子供は絶対真似をしてはいけない。


↓ 前回画像最下端の⑤⑥⑦である。
  2日前は真っ白であったが、前回撮影の為日に当てたせいか
  やや茶色が乗っていた。
  たった2日だが少し大きくなっていた。
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↓ サヤの中では既に実が成長している、小さいのは1個大きいのは2個。
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↓ 真上から切断した、それを左右に開いた断面。
  撮影の約5分くらいの間に真っ白だった断面が色付いてきた。
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↓ 偶然にもうまく切断したものだ、理想の断面が出来た。
  実は、真っ白でダイコンの身のような質感物質で保護
  されている。
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落花生 -(T-1)、受粉は?

2008年08月13日 | 落花生
  受粉はどのように?。 

疑問があった。
受粉が何時どのように行われるのか調べてみた。 

花が咲いても花粉が見当たらない。
我がデジカメでは倍率が小さ過ぎて拡大しても花粉が見えない。
30倍~50倍程の実体顕微鏡が必要か。

★、まずは花粉が何処にあるのか調べてみた。
↓ 完全開花の状態と、開花途中の状態。
 
  この時雌しべは内弁の間から外弁に向かって
  顔を出す。
この辺りに花粉がありそうなのだが見当たらない。
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↓ 花粉が見えない。
  仕方なく内弁を削除した。
  次に雌しべも取り除いたが。
花粉の確認は出来なかった。
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虫さん達も見当たらない。
だが、花が咲けばホボ確実に実が出来る。 不思議だ。

今度は。
★、蕾みの時点で花粉の有る花弁を除去し、
       雌しべだけで育ててみた。


通常、開花し花粉が成熟されれば受粉する。  花粉の成熟前の
蕾みの時期に、雌しべのみを残し、花粉らしきモノは全て除去する。
他の花粉が飛んで来て付着しないように袋を掛け防御する。

要は、受粉し受精しなければ子房柄の肥大伸長は無いので、それの
有無で確認できるのでは、と思った。

★、結果は、テストは失敗した。 子房柄がドンドン伸長した。
  では、花粉は何処に、 受粉は何時?等、解らなかった。
  久しぶりにドジッタ、 イヤ・・最近は度々ドジル。
  疑問は残った。 

解った事は。
一般的には、花が咲いてから受粉すると云う花類と少々異なり。
蕾みの時点で受粉能力がある。(削除作業中に受粉させてしまったと
考えたなら)
又は、蕾みの時点ですでに受粉が終わっている。
どちらかだ。

↓ 早朝4時半、まだ薄暗かった。 花はまだ開いてない。 照明が必要
  なのでもっと明るくなるまで待った。 
  やや見えるようになったので作業開始した。
  サンプルをA・Bと2箇所作って観察した。
  
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ちなみに、他の花達の様子。
  他の花達は、30分ほど待つと花弁が大きくなり2倍くらいに
  膨らんだ、その後。
  6時過ぎ頃より一斉に花弁が開き始めた。
  10分ぐらいで開ききる。

↓ 花粉が生成されそうな部分を花弁ごと削除した。
  残ったのは雌しべと萼片のみ。
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↓ A・Bとも子房柄が伸びてきた、受精した証拠だ。
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↓ 次はこの蕾み膨らむの時点でテストをする必要があるが。

  トライしてみたが指が大きくて作業が出来ない。
  ピンセットの先が小刻みに震えて対象物が見えない、掴めない。
  ヤーメタ。
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最近夏バテだ、元気が出ない。 続ける根気がない。
これで落花生観察は当分休止する。

落花生 -(5)、実が出来るまで・後編

2008年08月12日 | 落花生
  実が出来るまでの様子・完了編。  

観察中の「落花生」の開花から実の成長する様子を整理し
てみました。
子房柄が土に刺さる(前回) ~サヤ(実)が出来るまでの後編です。

前回まで観察中であった枝にサヤ(実)が出来るまでには
後2週間~20日程かかる。
あまり待っていると観察を忘れる可能性があるので、対象を別鉢の
枝に切り替えた。

この枝は株が大きく数株ある、成長を確認記録する為の準備観察の
枝達である。
この枝達数本で変化や時期を確認し予測推測してから、対象の枝で
本当かどうかを確認・撮影するのである。
予測通りになってなかったら、準備観察時にたまたまの偶然の現象
を数箇所見てしまったことになる。

準備観察で掘り出したら、丁度うまい具合に目的の状態に成長していた、
その分の画像である。

模式図作成も疲れるので今回は止め、画像のみにした。

 

↓ 子房柄の伸びる様子
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↑画像内この下に向かって伸びる太い針のようなものを子房柄という。
これがドンドン伸びて土の中に潜って行きその先に実が付き成長する。


↓ 実(サヤ)の成長過程の状態。  見事実が成長している真っ白だ。
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↑本当に土の中で実が付き実が成長しているのかどうか
    土を掘って確かめた画像である。



↓ ①~⑦まで、成長過程の状態。
  1本の枝を掘り起こすと全て揃ってしまう。
  ⑦なんかはサヤの大きさだけを見るともうたべられそう?、これから
  1ヶ月程かけて中身がドンドン大きく成長充実していく。
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植え土がゴロゴロしている。
これは使い古した盆栽用土で、捨てる所が無いので2~3年かけて
再生利用している。



落花生 -(4)、実が出来るまで・前編

2008年08月12日 | 落花生
  実が出来るまでの様子・途中。  

観察中の「落花生」の開花から実の生る様子を模式図にて整理し
てみました。
開花~子房柄が植え土に到達するまでの前半編です。
 

↓ ①開花。 早朝明るくなって良く見えるようにな頃開花する。
  薄明かりの状態ではまだ蕾み大きく膨らみ開いてはいない。
  
  蕾みはこの夕方フックラと成長したのが見え、夜の間に花軸(萼筒)
  は7割の長さまで伸びる。
  夜明けとともに萼筒は更に伸長し開花する。

  ②花しぼむ。 早朝開花するが夕方には早くもしぼむ。
  萼筒はシッカリしていてまだ立っている。


↓ ③花(萼筒)垂れ下がる。 昨夕方、シッカリ立っていた萼筒だが
   早朝にはヨレヨレになり垂れ下がっている。
  
  ④苞(苞葉)が下を向く。
  苞の中では受精した子房が肥大成長し子房柄となり下を向いて伸び
  出す。
  この時まだ外観からは子房柄は見えず苞が下を向くのが確認出来る。


↓ ⑤子房柄が下に向かって伸び出す。
   
  ⑥子房柄先端に、萎んだ萼筒及び花を帽子のように付着させたまま
   下に向かって更に伸びていく。


↓ ⑦子房柄は下に向かって更に伸び続ける。

  ⑧子房柄は土に突き刺さる。
   その後土の中でサヤ(落花生)が出来るわけだが
   現状まだサヤは出来ていない。

   萎んでしまっている萼筒と花はある時期に勝手に子房柄先端
   より離れる。 先端に帽子のように付着している意味は無さ
   そうだ。

   この図は木が若い時期の観察である。木が成熟してくると脇枝
   や葉及び苞葉が一杯出来て密集してくる、そうなるとこの萎んで
   しまっている萼筒と花はアチコチに引っ掛かって容易に離れられ
   ない、その時は子房柄の伸びにより引っ張られ先端より切り離さ
   れてしまう。


あたかも「落」ちた「花」の跡に実が「生」るよに思える、から落花生
と言う。
これが正しいようだ。


パソコンでマンガを描くには、専用ソフトを探しても見当たらない
ので仕方なく付属のソフトを使っているが、非常に疲れる。
眼がカスムし腰痛に拍車をかけてアチコチが痛くなる、ヨレヨレである。

従って、後半編作成は未定。