フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

「ツクバネ」根の寄生の怪説

2006年10月30日 | ◆マンポウの独り言
 ツクバネ寄生のマンポウ流怪説。

10/30投稿したが、訳有って即引っ込めた。 それの、原文のままの再投稿分である。

今回は寄生のメカニズムを推測検証する。

全くの素人にて、全てが手探り状態であるが、これの鉢栽培挑戦に当たり、ツクバネ栽培の
基本はこう有るべきだと云う、自分なりの予測を立てたいと思っている。

前回は自生地を見てきた、1地域5箇所程である。

自生地はこうだ、と決めるには早すぎる。例外又は、たまたまの現象を除くには 本当は
5地域ぐらいは見ておく必要がある、これが困難な場合でも最低限3地域は必要だと
思っている。
・・5年か又は20年かかるか、マアー急ぐ事は無いゆっくりやろう。

昨日、1・2年生苗を購入した。2鉢目だ。
宿主、ツクバネとも落葉して葉が少ししかない、休眠準備に入っててしまったのだ。
早速研究用教材になってもらった。
根を完全にバラシた。時期が悪いが、死なせるようなヘマはやらない。
成長が2・3年遅れるだけだ。
我が年齢や病院通いの状況から考えると致命的ではあるが、仕方ない。

寄生とはどのようになっているのか知りたかった。寄生箇所を探した。
宿主の根をどのように探り当てるのか知りたかった。

植え替えや移植又は、宿主の交換には、避けて通れない重要なポイントだ。

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根に小さな丸いコブがある、いたる所に発生している。
大きさは直径約1ミリ~4ミリ程だ。  画像内①②
④は何故か長い。
⑤は何故か腐りが進行中。
⑥は死んでいないが、球体が吸盤状になってシワが出来ている。
③はツクバネ(白ポイ色)の根が宿主の根と一体化した状態である。
いくら強く引き離しても外れない。

たった3号ポットの小さな空間だが、宿主の根がこれしか見当たらない、鉢が小さ過ぎて
一旦鉢内一杯に根が広がり詰りその後枯れた状態だ。

この小さな丸いコブ、どこかで見たことがある。

根粒だ、共生菌の袋か?、だが根粒とは何処か違う。・・ウウウーン分からない誰か教えて。

我がマンポウ流独断と偏見で予測解説すると、怪説になる。
以下は希望である・夢である、こうあってほしいとの願いだ。
従って以下は信用しないで戴きたい。

これで相手の根を探すのだ。細い根先で探すよりこのように丸く大きくすると相手の根に
接触出来るチャンスがより大きい。実に良く考えたものだと感心する。

驚いた、なんと 実に合理的だ。

鉢植えでは、仮に宿主を変更する場合は、ツクバネにとって実に過酷だ。

自生地の山では地中、何かの根が網目のように且つ、何重にも重なっている。
この場合は有利だが。

たった数ミリの球体で、何処にあるかも分からない根を探すのだ。
方向が合っていても数ミリ以上離れていれば届かない、後ろかも知れない、上かも又は
下側かも知れない、まるで宇宙空間で短い手網でもってチリを掴む様だ、可哀想。

鉢植えの場合ここで何か一工夫必要だ。
今後成長して親株になっていくと状況はどう変化するのだろう、この丸いコブは消滅する
のだろうか?。

当面、ツクバネ興味には終点が見えない。

興味が湧くと何でも 端の方を少しだけカジってみる、広く浅く何でも知りたい。
カジる時は大口だ。

物事は何でも奥が深いもの。本人は全て分かったつもりでもそれはほんの入り口に過ぎない
と思っている。
この入り口付近で、真剣に頑張ってウロウロしていても軽く10年はかかる。
物事は入り口から奥へと入らないと始まらない。

熱しやすく冷めやすい性格で、ソコソコ分かれば満足して5・6年で終わる。
従って、皆 中途半端で 物になった例はまだ無い。

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最初の画像は、ツクバネの根が宿主の根を探したが射程圏内に宿主の根が見当たらず
退化していく状態。
マウスオーバー画像は、ツクバネの根が寄生結着し宿主の根と一体化しているところ。


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2 コメント

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素晴らしい発見 (ジバゴ)
2006-10-30 10:37:49
実に鮮明な接写写真ですね、この根のコブは初めて見ました。

寄生している様子がハッキリわかる素晴らしい発見です。

③は宿主本来の根が茶色で寄生部が白くなった様に見えるのですが、ひょっとして宿主根を乗っ取ったことの現象とも考えられます。



昨年播いて発芽した根を撮った写真を見直したのですが、カメラ性能が低いので拡大すると画質が荒くなってコブらしいものがハッキリと確認できませんでした。

また、いつかトライしてみる価値はありますね。



マンポウさんの仮説は興味深いです。

寄生のメカニズムを示したものが他に在るのか知りませんが、これは私が初めて聞いた説です。



ところでカメラは何をお使いですか?

私はリコーのR1ですが、ズーム広角28ミリが魅力で選択したのですが接写が弱いと感じてます。
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Unknown (マンポウ)
2006-10-31 08:19:34
我ながら良い画像が残せたと感動しています。



一方、貴重な苗木の根を触り廻ったので、この株はこれでほぼ、

ダメになったと半分は後悔の連続です。



来春5月頃の活力の有る時まで待つべきか迷ったのですが、

宿主が「夏椿」と言う品種で落葉樹なのでどうしても

好きになれないこともあり、思い切って植え替え、宿主の入れ替えをしてしまいました。



うまくいってくれると良いのですが。



カメラはLUMIXーLX1です。機能は28ミリの広角と手振れ対応

このセットが魅力でした。

画像では、ほぼ現物に近い色が出そうと判断したわけです。

他の機種は、画像が実物より綺麗に鮮やかに写るのが多く、

ブログに乗せるには少々抵抗もあり、不可なので。



総合的に60点ながら、これに決めたわけです。

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